上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
本題に入る前にある意味もっと気色悪い話を書きますと、日本維新の会の衆議院議員だった椎木保容疑者(58)が、東京・歌舞伎町のカラオケ店で中学1年生の女子生徒に性的暴行を加えた疑いで、2024年9月9日に逮捕されました。
警視庁によりますと、椎木容疑者は歌舞伎町の路上にいた女子生徒に声をかけて2人で店内に入り、その後、そのカラオケ店の店員が110番通報をして事件が発覚したとのことです。
取り調べに対して維新の元議員である椎木容疑者は
「2人で店に入りましたが乱暴はしていません」
と容疑を否認しているということですから、曲がりなりにも?弁護士ブログであるうちは推定無罪を強調しておきたいとは思いますが、58歳のおっさんが中1の女の子をナンパしてカラオケボックスに入るだけで、きしょすぎるでしょう。
維新は政界のごみ溜め、不祥事のデパート、もう何回言ったかわかりません。
維新はこういう人材には事欠かない。
【#維新は不祥事のデパート】維新の会の大阪府議団長だった笹川理議員から被害を受けた女性議員が強制性交罪で警察に被害届を提出。公職選挙法違反で有罪の衆議院議員は辞職。町会費を使い込んだ町議も辞職。
そして、気色悪いということではこの人の右に出る人はいないという斎藤元彦兵庫県知事。
パワハラとおねだりのどんな事実が浮上しても鉄面皮なのでネット上ではもっぱらサイコパスとまで言われている斎藤知事が、9月11日に行なわれた会見で、2021年の知事選で支援を受けた自民・維新からも辞職を求められることについて
「・・・議会終わるたびに『頑張れよ』と言っていただいていましたが…」(涙を流す)
という具合に泣いたというのですね。
【#維新に騙されるな】斎藤元彦兵庫県知事を推薦した産みの親で、百条委員会の設置に反対し、元県民局長を脅して死に追いやった日本維新の会が、形勢不利とみて急に辞職勧告や不信任決議賛成と言い出した(呆)。
これに驚いた記者から
「片山副知事も辞任の際に涙されました。対応への後悔や元県民局長への涙ではないのですか?」
と聞かれて、斎藤知事は
「今の思いは自民党の先生方とのこれまでの経緯との維新に対しての説明でした。」
と答えたというんです。
百条委員会などでも嘘つきまくってきたのに、そこだけ正直になるなよ!
そんなこと本人から言われんでもわかっとるわ!
【#維新クオリティー】初めて公認首長の市長選挙で敗北した維新の会が慌ててパワハラ・おねだり疑惑の斎藤元彦兵庫県知事について辞職勧告に言及。百条委員会の設置にも反対していたくせに【#維新に騙されるな】
さっき記者の質問に出てきた斎藤知事の片腕だった片山副知事。悪い奴ほどよく泣くよな~。
兵庫県はそれでなくても号泣県議もいたんだから人前で泣く芸、やめてくれよ~
【#維新に殺される】パワハラ斎藤知事と吉村府知事の最大のスキャンダル、疑惑の阪神・オリックス優勝パレード担当総務課長の自死を斎藤知事自身が3か月の隠蔽後やっと認める。吉村・斎藤両知事は辞職せよ。
ここぞという時には涙ぐむ技を持っている維新創設者の橋下徹氏からもっと感情を出した方がいいとか、焼鳥屋に一緒に行って話を聞くとかこれも気持ち悪いことを言われたので、斎藤知事も自由自在に涙を流したのかもしれません。
しかし、とにかく、嘘でもええから亡くなった職員の方のことを考えると涙が出ましたとか何とか、言うたらええやないか。
元県民局長のことを考えて泣いたんじゃないとはっきり言われたらどんな気持ちになるか、ご遺族の気持ちとか考えないのか、ほんま維新の人材は悪い意味で多士済々過ぎます。
橋下徹氏と維新の会を創設した松井一郎氏が兵庫県の斎藤元彦知事に辞職して、また出直し選挙に出るように勧める(呆)。しかも維新の会はその選挙でぶれずに斎藤知事を支えろと言う橋下氏と松井氏は日本政界のガンだ
さらに、その斎藤知事のことをずっとかばってきた日本維新の会の掘井健智衆院議員が、藤田文武幹事長から厳重注意処分を受けました。
堀井議員は兵庫・加古川市での街頭活動中(亡くなった県民局長が担当していた地域)、疑惑の告発文書を作成した元県民局長のプライバシー情報を明かすわ、さらに告発文書について
「自民党と作った怪文書」
などと語ったというんですよ。
【#維新に殺される】日本維新の会推薦で当選した兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラを見聞きした職員はアンケートに回答した4500人中4割!斎藤知事のもとで2人が自死している。この事件は第2の森友事件だ。
藤田幹事長は堀井議員に対する処分について
「確証のない話をペラペラとしゃべって、それを録音されて公開された。本人も反省している」
と説明したというのですが、堀井氏の言った内容が言語道断というよりも、まるで録音されて公開されたことが処分理由のようにさえ聞こえます。
なにしろ当の藤田幹事長が斎藤知事への辞職勧告を(維新のアリバイつくりのため)他党に先駆けてすると9月9日に発表したときでさえ、斎藤知事への疑惑について
「確たる証拠、録音テープのようなものは出てきておらず、むしろ当初、言われていたことの多くが、誤情報または誇張だった」
と文句たらたらでしたからね。
この人は反社会的勢力の若頭よろしく、とにかく録音テープを取られてるか取られてないかばっかり言ってます。
しかも藤田幹事長は斎藤知事らを追及した自民党や立憲民主党系の会派を名指しして、
「強い口調、話を遮る、椅子に踏んぞりかえる、答弁者を指さすなど、相当高圧的・威圧的な態度で尋問するのは、適切でなかった。百条委員会の問題点として指摘しておきたい」
と述べたり、斎藤知事への贈答品について
「適切な対処をしているのがほとんどだ」
と述べ、さらには元県民局長が斎藤知事の疑惑を告発した文書が、作成者の保護が必要な「公益通報」にあたるかについても、
「弁護士でも見解が分かれる」
とまだ斎藤知事をかばってました。
公益通報には当たらないって言った弁護士って、兵庫県の顧問弁護士の藤原さんだけ!!(わたくし、元兵庫県弁護士会なので顔見知り(-_-;)。
維新は日本隋一の悪党と言ってきましたが、これからは維新は日本唯一のサイコパス政党と呼ぼうかな、ほんとにもう。
【サイコパス】大阪のコロナ対策のために何も行動していないと辻元清美氏を攻撃して落選させた維新の吉村府知事が「地元で本当に丁寧な仕事をされてきた辻元さんを実はリスペクトしています」
編集後記
橋下氏が大阪府知事時代のこと。
新潮社の月刊誌「新潮+45」誌の2011年11月号の記事
「大阪府知事は『病気』である」
で、精神分析医の野田正彰氏が橋下氏の高校時代の恩師に取材するなどした結果、橋下氏について
「人格障害と言ってもいい」
などと書きました。
これに対して、橋下氏が1100万円の慰謝料請求などを求めた名誉毀損訴訟で、大阪高裁でも負けているのに最高裁に上告までしてしまって、完敗しています。
斎藤知事に「斎藤さん、一回焼き鳥でも食べに行こう!じっくり話を聞こう」と呼びかけた橋下氏、類友じゃないんですか。
橋下徹前大阪市長が新潮に最高裁でまた敗訴、確定。「自己顕示欲型精神病質者」 「演技性人格障害」記事をめぐって。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
【動画】斎藤知事が会見で「涙」 「申し訳ないなと。自分自身に悔しい」
-Q.3年前は自民党内でいろんな意見があって11名が支援、12日の「辞職申し入れ」はその方もメンバーにいるが?
兵庫県 斎藤元彦知事:3年前に(自民)会派を割って重い決断で、若手も含めて重い決断をして頂いた。先生方の重い決断の中で出馬要請をして頂いた。知事選挙に勝って知事に就任してこれまでやってきた。私としては自分の政策とか、先生方のアドバイスとか十分受け止められなかったところもあるかもしれないが、一緒にやっていこうと。議会終わるたびに『頑張れよ』と言っていただいていましたが…(涙を流す)
申し訳ないなと自分自身に悔しい。心から感謝していて申し訳ない思いでいます。感情が出てしまって申し訳ないです。色んな間違えがあったと思いますが、これからも県民のためにやっていきたい思いなので県民から色んな指摘はある。私自身がまだまだ力不足な部分があるので、未来の兵庫のために頑張っていきたい思いは今でも強く持っているのでぜひご理解いただけるようにこれからも自分として頑張っていきたい思いです。議会が出されるとすれば重い決断。それに基づいて。私は法律に基づいて判断するということです。
-Q.維新と自民からの辞職を申し入れられたときに涙されましたが、支援に応えられなかった悔し涙ですか?
兵庫県 斎藤元彦知事:申し訳ないという思いですね。期待に応えられなかったことよりも、結果的にその方々からも申し入れを受けることになることについて、自分の力不足を強く思った。県政をしっかりやりたい思いは強く持っています。
-Q.片山副知事も辞任の際に涙されました。対応への後悔や元県民局長への涙ではないのですか?
兵庫県 斎藤元彦知事:今の思いは自民党の先生方とのこれまでの経緯との維新に対しての説明でした。
関係者によると最大会派の自民党は「辞職を求める知事に今更、質問する必要はあるのか」として議会初日の19日に不信任決議案を提出する方向でほかの会派と調整を進めていて、19日に補正予算を可決させた後、その日のうちに不信任決議案を提出・採決する想定だということだ。
これまでに全議員が辞職の申し入れを表明しているため、不信任決議案は可決する可能性が高いと考えられる。
斎藤知事は、不信任決議案が可決された場合、「法律に基づき判断する」と述べ、「辞職」もしくは「解散」を選択するかについて明言を避けている。
過去に都道府県の知事で不信任決議が可決されたのは「脱ダム宣言」などで議会と対立した長野県の田中康夫元知事など4人。 不信任決議案が可決された場合、知事は辞職か議会の解散を選ぶことになりますが、総務省によると、議会の解散を選んだ人は誰もいないということだ。
(関西テレビ 2024年9月11日)
冒頭、『斎藤知事に言いたいことは?』と聞かれた橋下氏は「斎藤さん、一回焼き鳥でも食べに行こう!じっくり話を聞こう」と述べ、自らの経験を振り返りながら、斎藤氏の姿勢が変わらない現状などを解説しました。
“おねだり疑惑”とされる贈答品について、橋下氏は知事市長時代を振り返り、「生産者などが、知事室に来て(一緒に)写真を撮ってほしい、とひっきりなしに来ます」と話しました。
また“公益通報の扱い”について橋下氏は「斎藤知事と維新の会は、『職員クーデター』という認識なんです。クーデター、革命、逃げ切りといった言葉をみて、告発した職員やグループが斎藤さんを倒しに来ているという認識」と話し、「僕の時も、怪文書や何やありました」と振り返りました。
橋下氏は「職員クーデターだと、斎藤さんは殻に閉じこもっちゃっている。自分は悪くないと思っている、被害者意識がある」としました。
斎藤氏に「焼き鳥でも食べに行こう」と述べる理由は、「僕は、斎藤知事の言い分を聞いたうえで、そこはダメだったと言ってあげたいから」と話しました。
そして“パワハラ疑惑”について、橋下氏自身が深夜休日に幹部宛に一斉メールをしていた経験を話しました。
しかし退任後、当時の職員らと話すと、「橋下さんは返信不要と書いていましたけれど、何十通というメールを、みんな休日夜間に見ていたんですよ」と指摘を受けたということです。
橋下氏は「イギリスでは今後、繋がらない権利を法案化するようで、時代が違うんです」と、自身の苦い例も引き合いにして、考え方をアップデートする必要があるとしました。
<追及・兵庫県政>「言いかた気をつけたらよかったな...」自死した元局長の個人情報を、維新国会議員が一般人に漏えいしていた!? 記者の直撃に議員は...百条委は「事実であれば極めて深刻な話」
集英社オンライン
更新日:2024/09/09
〈〈兵庫県知事・不信任決議秒読みか〉「(県庁に届く贈答品は)私が全部いただく」おねだり知事のあきれた“マイルール”に百条委員会では「支離滅裂やん」と大ブーイング〉から続く
兵庫県の元西播磨県民局長・Aさん(60)が斎藤元彦知事や側近らの違法行為疑惑を指摘する告発文を送った後、県から人事報復を受けた末に自死に追い込まれた問題で、維新の会所属の現職衆院議員が、県が押収したAさんの公用パソコンに入っていた個人情報とみられる内容を一般の有権者に話していたことが発覚した。議員本人は集英社オンラインの取材に、情報を話したことを「それは事実」と認めた。
〈直撃写真〉「可能性もあるという意味で言いました」記者の直撃取材に応じた維新の会・掘井健智衆院議員…ただし2度目の接触には「コメントできない」と取材を拒んだ
維新の会所属議員がAさんの個人情報を一般人へ漏えい
この個人情報を巡っては、知事側近の井ノ本知明前総務部長(7月末に総務部付に更迭)が県会議員に見せて回っていたとの証言が相次ぎ、県が調査している。
他にも、同じく知事側近の片山安孝元副知事(7月末に辞職)と原田剛治産業労働部長が、いずれも見聞きして知っていると、疑惑を調査する県議会調査委員会(百条委)の場で認めている。こうした行為は個人情報保護法に違反している疑いがある。
さらに百条委では、維新の会の増山誠県議がこの情報をすべて委員会で公開せよと要求し、認められなかった経緯がある。
Aさんの知人は「井ノ本前部長はAさんがメディアや警察に送った告発文書の信用性を貶めるため、個人情報を関係者に見せて回ったのです。この行為と百条委での公開要求の声がAさんを死に追い込む決定的な契機になったとしか考えられない」と指摘。Aさんの個人情報が適正に管理されていなかったことは重大な問題に発展しつつある。
さらに県職員でもない国会議員が街頭で一般の人に伝えていた疑いがわかったことで、事態の深刻さはいっそう増した。
問題の国会議員は兵庫県加古川市を地盤にする比例近畿ブロック選出の掘井健智衆院議員。発言は9月2日午前7時半ごろ、JR加古川駅の南口で辻立ちをしていた掘井議員と、知事の問題での維新の立場を尋ねた40代の男性、Fさんとの間の会話で出た。
Fさんが当時のやり取りを話す。
「維新は知事問題をどう考えてるんですか、と尋ねたんです。斎藤知事は3年前の知事選で維新の推薦を受け、そこに自民党が相乗りして知事になったんですよね、と聞くと掘井さんは『いや、どっちかというと自民党さんが主導した』と言いながら、でも維新も推薦した責任はあると認めました。
その後掘井さんは、百条委では疑惑解明には限界があると言いながら、Aさんの告発文書は『自民党が一緒につくった』と主張したんです。さらに3月25日に片山副知事がAさんから公用パソコンを“押収した”と言い、県当局がそのパソコンから抜き出したものだとする個人的な情報の中身を話したんです。まさに『死人に口なし』。
維新が問題をどうとらえているのか、を聞いているのにそれに答えはなく、真偽不明の個人の情報を持ち出す。『一般の有権者にはこんな話でもしておけば誤魔化せる』と思っているのかと感じました」(Fさん)
駅前のやり取りで、出勤する人がそばを通るほか、掘井氏のスタッフも2、3人、声が届く近さにいる状況だったとFさんは話す。
掘井議員を直撃
これに絡んでは、9月6日の百条委で、斎藤知事の証人尋問の際に委員会メンバーの丸尾牧県議が次のように質問した。
「9月2日11時ごろに友人から連絡が入った。自民党からの話もあった。私の別の友人がJRの駅前で話した国会議員から元県民局長(Aさん)のプライバシー情報の一部が語られた。私のところにも音声データが届いています。国会議員本人の声です。
事実であれば極めて深刻な話で、兵庫県が情報流出源になる。早急に事実を確認し、事実とすればどういう経緯で情報が流出したのか確認する必要がある。事実は確認したか」
斎藤知事は直接答えず、井ノ本氏らに絡む調査を検討しているとだけ答え、丸尾県議は入手した音声データを提供するので県が調査をせよと求めた。
掘井氏が実際に指摘されたような言及をしているとしたら、県庁外に漏えいした情報をさらに一般の人に伝えたという点で、井ノ本前部長の行為より深刻な言動だといえる。
Fさんの証言は事実なのか。もしそうなら、掘井氏はどこから情報を聞いたのか。9月8日午後、現場のJR加古川駅に近い加古川市総合福祉会館で国政報告会を開いた掘井氏に直接尋ねた。
――加古川駅前で9月2日、パソコンから得た情報を話しましたか?
「ひとつ言えるのは、僕は意図的というか拡散したとかではないです。僕の情報っていうのは県の中で記者さんが僕に言ってきたことだから。その話を聞きましたよ。僕は信じたところはあるよね。『可能性のひとつとしてあるんかな』と、僕は考察するわけですよ」
――その可能性のひとつと思われることを話されたと?
「それはね、話の流れで僕は思うところもあると。それを考察したらこういう可能性もあるという意味で言いました」
――維新の県議から話を聞いたということはでなく?
「いや、記者。記者さんがやっぱり言うんや。百条委で何人かに言っている感じしません?百条委の質問の中で、(百条委に証人として出席した県の)職員さんが議員さんに言ったみたいなことが、答弁であったような気いするねん」
――県政記者クラブなどに所属し、情報を知っている可能性がある記者ですか?
「わからへん。僕は政治家ですから、付き合いがいっぱいあります。どこの記者さんかはわからへん」
――パソコンの中から出てきた情報の内容を話した人(相手)が少なくとも一人はおられたんですか?
「いますいます。それは事実ですよ。だからそれは事実ですよ。そういうことなんですよ。だから、もっと言いかた、気つけたらよかったな、いうのはありますけど」
個人情報保護法の制約で、疑惑とは無関係のAさんの個人的な情報は、百条委でも厳密に扱いが統制されており、「百条委で内容が語られたのではないか」との掘井氏の発言は誤りだといえる。また、情報入手先は記者だと言いながら、所属は「わからない」と答えたところが目を引く。
国政報告会後、掘井議員の態度は一変
掘井氏の今回の行為に絡んでは、前述の通り9月6日の百条委で丸尾県議が発言した直後、記者団が同委メンバーでもある維新の県議団団長の岸口実氏に対し、丸尾県議が挙げた国会議員は維新所属だと指摘しながら「党内調査はしないのか」と質問している。
岸口県議はその際、「ちょっと確認はしたいと思います。ただ、私が県連で調査する立場ではないので、しっかり役員会でそういう質疑の中でそういう話が出たということで、あとは追っかけたいと思います」と答えている。
だが、維新内部ではその後も掘井氏の行為の深刻さは本人も含め認識されていなかった気配がある。
掘井氏は9月8日午後1時半すぎに、取材に対して前述の回答をした後、予定していた国政報告会に入ったが、これが終わった直後の午後3時半すぎには、こわばった表情で「党の方針があるから、コメントできない」として一切の事実確認を拒むようになったからだ。
この2回の記者との接触の間に、掘井氏が党関係者と連絡を取り合い、状況をようやく認識した可能性も考えられる。
こうした中、知事選で斎藤知事を推薦し、問題発覚後も最後まで支援してきた維新は、掘井氏が取材を受けた8日午後、これまでの方針を大転換して斎藤知事に辞職を求めることを決定。
9日午後には藤田文武幹事長が記者会見で「県政に停滞を招いた。辞職して出直し選挙で民意を問うことが政治家に許されたひとつの手段だ」と表明した。
兵庫県幹部に対しても馬場伸幸代表らの名で、斎藤知事宛の「申入れ」を伝えた。
「県議会ではすでに、最大会派の自民党など維新以外のすべての会派が辞任要求で足並みを揃え、12日に要求を行なう方針で維新に同調を求めていました、維新は他会派と足並みをそろえていては知事をかばったせいで悪化したイメージを払しょくできないと踏んで、“抜け駆け”のように9日に辞職要求を出した形です」(兵庫県議関係者)
しかし斎藤知事は、維新の動きが顕在化した9日午前にも記者団に「百条委員会の調査にしっかり対応することと、県民のみなさんの暮らしや生活にとって大切な事業をこれからも進めていくということです」と述べ、辞職する気配をまったく感じさせなかった。
いずれにせよ全会派が知事辞職を求めることになった。9月19日開会の県議会では10月3日の補正予算通過を待って不信任決議案が可決される公算が高まっている。同決議案が採択されれば斎藤知事は失職か議会解散のどちらかを迫られる。
「県政の混乱を避けるため、不信任された知事は身を引くのが普通でしょうけど、斎藤知事は今や敬愛する維新の吉村洋文大阪府知事の言うことにも耳を貸さなくなっているとの情報もあり、県議会を解散してしまうかもしれません。
そうなれば、衆議院解散を受けた総選挙とのダブル選挙の可能性もあります。維新には両方の選挙で相当な逆風が吹く可能性があります」(県関係者)
そんな状況で勃発した掘井議員の問題。さらなる打撃が必至となった維新には、党として早急に説明する責務があるのではないか。
藤田幹事長が記者会見で明らかにしたもので、堀井氏本人から直接、聴取した上で、厳重注意の処分を下したとしている。
掘井氏は、兵庫・加古川市での街頭活動中、疑惑の告発文書を作成した元県民局長のプライバシー情報を明かし、「自民党と作った怪文書」などと語ったと一部で報じられていたが、藤田氏は、「確証のない話をペラペラとしゃべって、それを録音されて公開された。本人も反省している」と説明した。
また藤田氏は、「掘井さんが、どこから情報・うわさ話を聞いたかは、複数だと認識している」と述べた。
掘井氏は元兵庫県議だが、藤田氏は、県幹部からの情報漏えいは「考えにくい」としている。
維新は「真相究明が先」としてきた方針を転換し、9日、斎藤知事に対して辞職と出直し選挙を求める申し入れを行った。
これに先立つ記者会見で藤田氏は、斎藤知事のパワハラ疑惑について、「確たる証拠、録音テープのようなものは出てきておらず、むしろ当初、言われていたことの多くが、誤情報または誇張だった」との見方を示した。
その上で藤田氏は、斎藤知事らを追及した自民党や立憲民主党系の会派を名指しして、「強い口調、話を遮る、椅子に踏んぞりかえる、答弁者を指さすなど、相当高圧的・威圧的な態度で尋問するのは、適切でなかった。百条委員会の問題点として指摘しておきたい」と述べた。
さらに藤田氏は、知事への贈答品について「適切な対処をしているのがほとんどだ」と述べたほか、疑惑を告発した文書が、作成者の保護が必要な「公益通報」にあたるかについても、「弁護士でも見解が分かれる」と懐疑的な見方を示すなど、強気の発言を繰り返した。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
そして普段からウソつく人は、ウソついたところを指摘されれると、鳩が豆鉄砲食らったときのような顔をしながら、頭の中で何かいわなきゃと焦りながら、さらに突っ込みどころなある言い訳や発言をします。私もこういうような行動をする人間を何人も見てきました。
謝ったら負けと考えていて、反省せず、正さない人が増えている気がします。増えているのか、目立つようになったのかわかりませんが…。
〇ゆすり、たかり、おどし、だまし、ごまかし
泣くことで突破するというのは、橋下徹氏とヤクザつながりだった島田紳助の手口でした。女性マネージャーを暴力的に痛めつけたことがばれて、ごまかしきれずに記者会見で泣いて見せて事件を終わらせました。
「泣いて見せたらええねん。世間なんてちょろこいもんよ。」と言ったかどうかはわかりませんが、「涙」作戦は橋下徹氏にしっかりと伝授されていたと思います。
今回の兵庫県知事の涙は、維新系の御家芸といったところでしょうか。
予想されている県議会解散や知事の辞職があれば、7つの疑惑、とくに刑事罰につながる疑惑の調査が終了する可能性があります。これこそ、維新県議団の目指すところでしょう。
7つの疑惑
〈1〉片山安孝副知事(当時)が「ひょうご震災記念21世紀研究機構」の五百旗頭真理事長(故人)に、副理事長2人の解任を通告し、理事長の命を縮めた。
〈2〉前回知事選で、県幹部4人が知人らに斎藤知事への投票依頼などの事前運動を行った。
〈3〉知事が24年2月、商工会議所などに次の知事選での投票を依頼。
〈4〉視察先企業から高級コーヒーメーカーなどを受け取った。
〈5〉片山副知事(当時)らが商工会議所などに補助金カットをほのめかし、知事の政治資金パーティー券を大量購入させた。
〈6〉23年11月の阪神・オリックス優勝パレードの資金集めで、片山副知事(当時)らが信用金庫への補助金を増額し、企業協賛金としてキックバックさせた。
〈7〉複数のパワハラ。
(新聞報道より)
〈2〉〈3〉〈5〉〈6〉は、刑事罰につながる疑惑です。
〈1〉については、解任理由を明らかにしなければいけません。副理事長は2人だけなのに、その2人を同時に解任したわけですから。
疑惑を闇に葬るための、解散や出直し選挙は決して許されるものではありません。
>そして普段からウソつく人は、ウソついたところを指摘されれると、鳩が豆鉄砲食らったときのような顔をしながら、頭の中で何かいわなきゃと焦りながら、さらに突っ込みどころなある言い訳や発言をします。私もこういうような行動をする人間を何人も見てきました。
ハシモト、トランプこそ、まさに「それ」ですね