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ある意味、岸田首相は有権者注視の中、絶体絶命のピンチに追い込まれたと言えるでしょう。
学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、無理やり改ざん作業をさせられた近畿財務局職員赤木俊夫さんは、良心の呵責に耐え兼ね、自死されました(当時54歳でした。。。。)
遺された妻雅子さん(現在まだ50歳)は真相解明を求めて国相手に裁判も起こされています。
その雅子さんが2021年10月6日、岸田文雄首相に対し再調査を求める直筆の手紙を郵送したことが代理人弁護士の話で明らかになりました。
雅子さんは手紙で、俊夫さんが公文書の改ざんに反発していたのに対し、財務省がどのように対応したかがこれまで明らかになっていないと書いておられ
「正しいことが正しいと言えない社会はおかしい。岸田首相なら分かってくださると思う」
「第三者による再調査で真相を明らかにしてください」
と訴えています。
岸田首相は9月29日に行われた自民党総裁選挙の運動の中で、森友問題について一度は森友事件の再調査に言及したのですが、安倍元首相が激怒してますます高市早苗候補に肩入れしたので、うろたえてしまい、
「しっかり説明をしていかなければならない」
と述べはしたものの、再調査には言及していません。
赤木雅子さんが手紙を出したことについて記者たちから質問されても
「手紙は受け取っていない。受け取った上で対応について考えたい。
必要であれば政治として説明することも考えていく方針は変わらない」
というのみです。
でも、雅子さんの勇気ある行動で、岸田首相はがけっぷちに立たされました。
必ず数日内に彼は手紙を受け取って読み、その結果どうするかが問われます。
もしその時、調査の必要はないとか、説明の必要もないとか言い出したら、岸田氏が安倍氏への忖度しか考えておらず、国民の悲痛な叫びにも耳を貸さないことがはっきりします。
逆に、残念ながらその可能性はほとんどないと思いますが、岸田政権が選挙対策としてでも森友事件の再調査を明言したら、岸田政権の後ろ盾になっている安倍・麻生氏とは決別することになります。
幹事長に甘利氏を送り込んだ麻生氏は当時の財務大臣なんですから、森友事件の再調査なんてされたら、安倍夫妻同様ボロが出まくりですから(笑)。
赤木雅子さんが勇気を奮って権力者たちに向けた鬼滅の刃を、鬼たちがどう受け止めるのか。
見守りたいと思います。
メディアの闇 「安倍官邸 VS.NHK」森友取材全真相 (文春文庫 あ 86-1)
岸田首相は「必要あれば説明する」と口では言うのですが、一回もどの問題でも説明しないので、つまり結局市民の声を聴く必要も、それにこたえる必要もないと思っているということですよ。
それなら最初から期待を持たせない方がましです。
しかも、そのゼロ回答を言う役は松野官房長官らに任せる卑怯ぶり。
本当にダメ人間です、これでは。キシダメ内閣。
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岸田首相「受け取った上で考える」 赤木さん妻が森友再調査求める手紙
学校法人「森友学園」に関する財務省の決裁文書改ざんで自殺した近畿財務局職員の妻が岸田文雄首相に直筆の手紙を送り、改ざん問題の再調査を求めたことについて、岸田首相は7日、静岡市内で記者団に「手紙は受け取っていない。受け取った上で対応について考えたい。必要であれば政治として説明することも考えていく方針は変わらない」と述べた。【藤渕志保】
赤木さん妻、岸田首相に森友再調査を要望「私の話を聞いてください」
毎日新聞 2021/10/6 22:40(最終更新 10/7 16:20) 1194文字
赤木雅子さんが岸田文雄首相に宛てて出した手紙の写し拡大
学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の妻雅子さん(50)は7日に大阪市内で記者会見し、岸田文雄新首相に直筆の手紙を送り、改ざん問題の再調査を求めたことを明らかにした。
雅子さんは岸田首相が「特技は人の話をしっかり聞くこと」と発言したことに触れ、「ぜひ話を聞いていただきたいと思って手紙を出した。私の声も届くはずだし、聞いてくださるという感覚がある」と期待を寄せた。
自民党総裁選の投開票前に毎日新聞のインタビューに答える赤木雅子さん=大阪市北区で2021年9月27日、梅田麻衣子撮影
6日に送った手紙は計2枚で、「私の話を聞いてください」との文言で始まる。6月に開示された「赤木ファイル」で、赤木さんが改ざんに抵抗する内容のメールを残していたことに触れ「夫は改ざんをやるべきではないと本省に訴えている」と説明。しかし、メールへの返信内容が明らかになっていないとして、「夫が正しいことをしたことに対し、財務省がどのような対応をしたのか調査してほしい」と要望した。
雅子さんは「正しいことが正しいと言えない社会はおかしいと思います。岸田総理大臣ならわかってくださると思います」と記述。「第三者による再調査で真相をあきらかにしてください」と締めくくっている。
改ざん問題の再調査を巡っては、自民党総裁選でも立候補者たちから発言が相次いだ。岸田首相は「国民が納得するまで説明を続ける」と述べたが、再調査には否定的な姿勢を示している。
雅子さんは総裁選の投開票前に毎日新聞のインタビュー取材に応じ、「新政権は『安倍・菅政治』の負の部分を清算すべきだと思う。誰が総理・総裁になっても再調査を実施してほしい」と語っていた。【松本紫帆】
岸田首相に送った手紙の主な内容
赤木雅子さんが岸田文雄首相に送った手紙の主な内容は次の通り。(内容は原文通りですが、表記の一部を読みやすいように修正した箇所があります)
内閣総理大臣 岸田文雄様
私の話を聞いてください。
私の夫は3年半前に自宅で亡くなりました。
亡くなる1年前、公文書の改ざんをした時から体調を崩し体も心も壊れ最後は自ら命を絶ってしまいました。
夫の死は公務災害が認められたので、職場に原因があることに間違いありません。財務省の調査は行われましたが、夫が改ざんを苦に亡くなったことは書かれていません。なぜ書いてないのですか?
赤木ファイルの中で夫は改ざんや書き換えをやるべきではないと本省に訴えています。それにどのように返事があったのかまだわかっていません。夫が正しいことをしたこと、それに対して財務省がどのような対応をしたのか調査してください。そして新たな調査報告書には夫が亡くなったいきさつをきちんと書いてください。
正しいことが正しいと言えない社会はおかしいと思います。岸田総理大臣ならわかってくださると思います。
第三者による再調査で真相をあきらかにしてください。
赤木雅子
岸田文雄新総裁、1億5000万円「必要あれば説明」 河井夫妻事件巡り
2019年の参院選広島選挙区での大規模買収事件を巡り、自民党本部が元法相の河井克行被告(58)=公選法違反罪で一審実刑、控訴=らの党支部に提供した1億5千万円について、岸田文雄新総裁は29日、河井被告らの報告を確認した上で、必要があれば説明したいとの考えを示した。
1億5千万円を巡っては「買収に使われたのではないか」などと疑念の声が出ていたが、自民党の柴山昌彦幹事長代理は今月22日、河井被告らからの報告に基づいて「買収資金になっていない」と発表。1億5千万円のうち1億円超を機関紙や政策チラシの作成、配布費に充てたほか、人件費や事務所費などに使ったと説明した。党による調査には後ろ向きな姿勢をにじませた。
岸田新総裁は総裁選後の記者会見で党による調査など今後の対応を問われ「いま一度(河井被告側の報告を)確認をし、必要であるならば説明をするということであると思っている」と述べた。
1億5千万円は19年7月の参院選前の同年4~6月、党本部が克行被告と広島選挙区の党公認候補だった妻の案里元参院議員(48)=有罪確定=の党支部に入金した。同じ選挙区で6選を目指して落選した岸田派重鎮の自民党候補の10倍に上り、うち1億2千万円が税金から出ている政党交付金だった。
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決して安倍麻生を許してはなりません。
また、これらの不正が「忖度」によるものであったとしても、それに守られた安倍麻生が支配する自公政権を、そんなものさと許すような社会であってはなりません。
そのためには、今、世論の後押しが少なすぎます。もっと、反響が必要です。そう思い、コメントさせていただきました。
いつまで森友のするのか、ではありません。安倍麻生がいつまで森友から逃げるのか、です。この卑怯者ども、人でなしどもを追い詰めなければなりません。
それが彼らをその呪われた生まれから解放してやることの一つでさえあると思います。