自民党安倍派の堀井学議員が公職選挙法違反の地元有権者への香典を配った原資は、やはり政治資金パーティの裏金だった。裏金は使途を明らかにできない選挙対策に使うのは当たり前。安倍派裏金議員全員を捜査すべきだ
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自民党安倍派の堀井学衆院議員が選挙区内の有権者に秘書らを通じて香典を配った公職選挙法違反被疑事件で、東京地検特捜部は堀井議員の事務所などを強制捜査しました。
そして堀井議員がこの香典を配れた原資は、安倍派の派閥の政治資金パーティー収入でつくった裏金を香典代の原資にした可能性が高いとみて捜査していると朝日新聞と共同通信が報道しました。
東京地検特捜部の事情聴取に、複数の堀井事務所関係者が
「派閥からキックバック(還流)された裏金も香典の原資として使った」
も説明しているというのです。
朝日は、東京地検特捜部が、公職選挙法違反の疑いで堀井氏を任意聴取する方針も固めたと報じています。
堀井学議員、裏金原資に香典提供か 公選法違反容疑で任意聴取へ:朝日新聞デジタル https://t.co/ruD8vgiwnk
— 朝日新聞社会部 (@Asahi_Shakai) July 19, 2024
【#安倍晋三が諸悪の根源】岸田内閣から松野博一官房長官、西村康稔経産相ら安倍派4閣僚らが大量辞職。政治資金規正法違反と脱税と言う犯罪を犯している彼らは裏金の全貌を明らかにして国会議員を辞職すべきだ
「統一教会の親族」と呼ばれた萩生田光一氏は2700万円以上の裏金を得ていながら、事務所の引き出しに保管していたなどと弁明。
他の安倍派裏金議員のほとんどが金庫に保管していたとか説明していますが、それは何かに支出しているとそれも政治資金収支報告書に記載していないことになり、不記載の額が検察庁の起訴の基準の4000万円を超えちゃうからなんですね。
そもそも、安倍派の派閥パーティでノルマを超えてパーティ券を売り上げた分が還流されたお金は、収支報告書に載せておけば法律上何の問題もないことになっています。
それをあえて載せずに裏金化したのは、選挙買収など表に出せない使い方をするためであって、それを堀井議員が従前述べていた会合費とか交際費とか、ましてや金庫や机の引き出しに保管したままにしておくなんてありえないんですよ。
やはり、#安倍晋三が諸悪の根源。「安倍元首相は無関係」説を覆す重大証言「安倍事務所では昔から裏金を『もどし』『還付金』と呼んでいた」。こんな人間を国葬にしたのは誰だ!→岸田文雄首相
安倍派議員の全員が、堀井議員のように裏金は法律違反の行為をするためにこそ裏金にしているんです。
東京地検特捜部は堀井議員への強制捜査をきっかけに、もう一回安倍派議員80人以上の裏金の使途を洗いなおすべきなんです。
そうでないと、大山鳴動して鼠一匹の自民党裏金事件で傷ついた東京地検特捜部の威信が回復するわけがありません。
自民党と安倍派の利権体質を改めて浮き彫りにしてくれた、証拠が残るLINEで秘書に香典を配れと指示しまくった堀井学議員の大雑把な性格に感謝です(笑)。
香典配布の指示の速さもスピードスケート並みだった。遵法精神も法常識も皆無。
東京地検特捜部が安倍派の池田佳隆元文科副大臣を逮捕。すべての安倍派議員への裏金作りに関与した松野博一・西村康稔・高木毅ら安倍派元事務総長らの所得税法違反(脱税)の共同正犯としての立件を期待する。
自民党が裏金問題で塩谷・世耕両氏に離党勧告するなど39人の処分決定したが茶番。岸田首相による非主流派の安倍派・二階派潰しのための権力争いに過ぎない。これでは自民党の政治と金の問題は全く解決しない。
裏金を受け取り脱税していた国会議員は議員辞職・政界引退が当然で、岸田首相が安倍派の幹部を「党員資格停止」にしようが「選挙での非公認」にしようが、どんな処分でも国民には全く響かない。
上脇先生、さすがです!
5月1日付告発状で東京地検に裏金(政治資金規正法違反)告発しておいて良かった!!! 堀井学衆院議員の国会事務所を捜索、公選法違反容疑 自民は離党了承 https://t.co/d6i9zF56Ku
— 上脇博之 (@kamiwaki) July 18, 2024
二階幹事長が「政治と金の問題で自民党はずいぶんきれいになっている」とまた放言。いつの自民党と比べてるの?カジノ汚職、鶏卵汚職、河井夫妻の買収に菅原香典問題とカネの問題まみれなのに。
今年になって練馬区に引っ越して来たら、そこらじゅうに堀井議員と同じ「香典」議員だった菅原一秀元自民党議員のポスターが凄いんです。
公職選挙法違反でこの菅原氏も罰金刑と公民権はく奪3年間になっていたのですが、年季奉公が明けたんですね。
全く、違法行為をして自民党から離党しても、当選したらしれっと元に戻るつもり満々なんですから、自民党をぶっ潰す勢いで政権交代するしか、この国の政治を良くする方法はありませんぜ。
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■党幹部「痛手どころか悪夢」
■道連 衆院選への影響懸念
自民党に所属していた堀井学衆議院議員が、選挙区内の人に秘書や家族を通じて香典を渡すなど違法な寄付を繰り返していた疑いがあるとして、東京地検特捜部は、公職選挙法違反の疑いで堀井議員の事務所などを捜索しました。違法な寄付は贈った枕花とあわせて数十万円分になる疑いがあるということで、特捜部はこうした支出の原資や事務所内の資金の流れなどの解明を進めるものとみられます。
堀井議員は、東京地検特捜部が自身の事務所などを捜索したことを受けて、自民党を離党しました。
捜索を受けたのは、東京・千代田区の衆議院第二議員会館にある堀井学議員(52)の事務所と港区の議員宿舎、それに北海道登別市にある地元事務所と自宅で、堀井議員は強制捜査が始まったあと自民党を離党しました。
公職選挙法は、政治家本人が参列してその場で渡す場合を除き、選挙区内の人に香典を渡すことを違法な寄付にあたるとして禁じていますが、関係者によりますと、衆議院比例代表北海道ブロック選出の堀井議員は、2年ほど前に、みずからが参列しない通夜や葬儀で、選挙区内の人に複数の秘書や家族を通じてたびたび議員名義の香典を渡していた疑いがあるということです。
また、選挙区内で枕花も贈っていて、違法な寄付はあわせて数十万円分になる疑いがあるということです。
堀井議員は新聞のお悔やみ欄の情報などをもとに選挙区内で行われる葬儀の日程を把握し、国会出席などのため地元を離れている時も、香典を渡す相手や金額について秘書などからLINEで報告を受けたり指示したりしていたということです。
堀井議員は、自民党安倍派からキックバックを受けた2000万円を超えるパーティー収入を政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになって内閣府副大臣を辞任していて、特捜部は政治資金をめぐる捜査の過程で今回の問題を把握したとみられます。
関係者によりますと、派閥からキックバックされた資金は、地元事務所で他の資金と一緒に管理され、事務所の運営費などに使われていたということです。
特捜部は、捜索で押収した資料を分析するなどして、違法な寄付の原資や事務所内の資金の流れなどの解明を進めるものとみられます。
堀井衆院議員 事務所「捜査には全面的に協力」
堀井学衆議院議員の東京事務所の事務所長が記者団の取材に応じ、公職選挙法違反の疑いで事務所や堀井議員の自宅などが捜索を受けたと説明したうえで、事務所として「検察の捜査には全面的に協力して参ります」というコメントを発表しました。
選挙区内の男性「妻参列も香典は議員名義」
堀井議員の選挙区内に住み、去年母親の葬儀で喪主を務めた男性がNHKの取材に応じ、堀井議員ではなく妻が参列したが、受け取った香典は議員本人の名義だったと証言しました。
男性によりますと、去年執り行われた母親の告別式に、堀井議員の妻が参列しました。
しかし、受け取った香典を記録した帳簿には、堀井議員の名義で1万円の香典を受け取ったと記されていたということです。
男性は、通夜も告別式も、喪主として参列者への対応にあたっていましたが、堀井議員の姿は見なかったといいます。
男性は「堀井議員本人が参列していたら覚えているはずだが、家族も堀井議員の妻が来ていたことは覚えていたが、堀井議員は見ていない。地元のために頑張っていた議員にこのような疑いが出てしまい残念だ。有権者の葬儀や会合は地元とつながりを持つうえで大事な活動の1つだと思うが、やってはいけないことをしたのであれば、どうしてなのか知りたい」と話していました。
選挙区内の60代男性「葬儀で本人の姿を見かけなくなった」
堀井議員の選挙区内に住む60代の男性は、NHKの取材に対し「6年前に自分の母が亡くなった際は、国会会期中にもかかわらず堀井議員本人が通夜と告別式に参列してくれ、香典も受け取った。地域内のほかの葬儀にも頻繁に顔を出していたようで『葬儀などに足しげく通う人』という印象があった」と述べました。
そのうえで「前回の総選挙で小選挙区で敗れたあと、活動のしかたが大きく変わった。後援会を頼った組織型の選挙ではなく、若者や無党派層の票を取り込むためイメージを変えようとSNSなどでの発信に力を入れるようになった一方で、葬儀で本人の姿を見かけなくなった。地元の支援者を回ることもなくなり、印象が180度変わった」と話していました。
自民党に離党届 18日付けで受理
堀井議員は、東京地検特捜部が自身の事務所などを捜索したことを受けて、自民党に離党届を提出し、18日付けで受理されました。
堀井議員は衆議院比例代表北海道ブロック選出の当選4回で52歳。スピードスケートの選手として1994年のリレハンメルオリンピックで銅メダルを獲得したあと、道議会議員を経て、2012年の衆議院選挙で初当選し、外務政務官や内閣府副大臣などを務めました。
しかし、自民党安倍派からキックバックを受けたパーティー券収入を政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになり、副大臣を辞任しました。
不記載の金額はおととしまでの5年間で2196万円に上り、1年間の党の役職停止処分を受けました。
そして、6月、記者会見を開き、次の衆議院選挙に立候補しない意向を表明していました。
岸田首相「強い危機感持ち信頼回復に努める」
岸田総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し「強い危機感を持って政治の信頼回復に努めていく」と述べました。
自民 茂木幹事長「極めて遺憾 しっかり説明責任を」
自民党の茂木幹事長は「今回のような事態に至ったことは極めて遺憾だ。現在、捜査が進んでいる状況だが、今後、堀井議員にはしっかり説明責任を果たしてもらいたい」というコメントを出しました。
自民 稲田幹事長代理「信頼回復はまだ途上」
自民党の稲田幹事長代理はNHKの取材に対し「捜査が始まったところなので、行方を注視したい。今回もいわゆる政治とカネの問題での強制捜査ということで、政治家や自民党への信頼回復はまだ途上にある。党としては小手先ではない政治改革・政治刷新の取り組みを進めなければならない」と述べました。
北海道 自民党道連「誠に遺憾 厳粛に受け止めている」
堀井議員の事務所などが特捜部の捜索を受けたことについて、自民党道連は、「わが党の堀井議員が公職選挙法違反の疑いで捜査を受けていることは誠に遺憾であり、厳粛に受け止めている。国民の皆さまにおわび申し上げるとともに、議員1人1人がしっかりと襟を正し、政治の信頼回復に向けて全力で取り組んでいく」というコメントを出しました。
林官房長官「政府として答えることは差し控える」
林官房長官は午前の記者会見で「捜査機関の活動内容に関わる事柄であり、政府として答えることは差し控える。一般論として、選挙や政治活動は公職選挙法など関係諸法令の規定に従い、一人ひとりの政治家が適正に対応すべきものだ」と述べました。
立民 泉代表「カネ配る政治変えなければならない」
立憲民主党の泉代表は、福井市で記者団に対し「立憲民主党と自民党は政治文化がまったく違う。過度にカネを集めて有権者などに配るという政治や、カネを集めないと偉くなれないという政治そのものを変えなければならず、次の衆議院選挙の争点にしたい」と述べました。
公明 北側副代表「いまだにあるのは驚きだ」
公明党の北側副代表は記者会見で「極めて遺憾だ。堀井議員は捜査にしっかり協力してほしい。地元の有権者に葬儀などで香典を持っていくことがいまだにあるのは驚きだ。堀井議員だけでなく、すべての政治家が公職選挙法に明確に規定されているルールをしっかり守らなければならない」と述べました。
共産 田村委員長「辞職求められる事態 閉会中審査で全容解明を」
共産党の田村委員長は記者会見で「離党して済む話ではなく、議員辞職が求められる事態だ。自民党では同じような問題が繰り返されており、裏金事件とともに党の体質を表すものだ。お金の出所を含め、閉会中審査で全容解明を求める」と述べました。
国民民主 玉木代表「『裏金問題第二幕』で言語道断」
国民民主党の玉木代表は記者会見で「自民党の『裏金』の使途は明らかになっていないが、香典などに支出された可能性が高い。今回の問題は『裏金問題第二幕』と言ってもいいもので言語道断だ。本人が説明責任をしっかり果たすことは必要だが、自民党としても、ほかに同様の事案がないかを調査する必要がある」と述べました。
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影慶「堀井よ
香典は自分に出すがいい」
やっぱり、検察組織が完全に「自民党の犬」と化しているからでしょうね。
権力の番犬である検察庁の前に、ドッグフードでも撒きに行きますかね。