一昨日の記事の追伸部分で
今回の事件では、年金機構から電話がかかってくることは絶対にありません!
「あなたの情報が盗まれました」という電話がかかってきたら完全に詐欺なので、すぐに警察に通報してください!
と大きく注意喚起をしていたのですが、やはりもう詐欺事件が昨日から始まっているようです!
年金機構に不正アクセスで年金情報が125万件流出!だからマイナンバーはやめなさい!!
今回の年金情報漏えい事件では、日本年金機構は相談窓口の電話を設置するだけで、
年金機構の方から情報漏れした方へ連絡することは郵便でしかしない
旨明言しています(その郵便も本物かどうか注意ですが)。
にもかかわらず、
「申し訳ありません。年金機構のものですが、あなたの年金情報が流出してしまいました。つきましては。。。。」
という電話がかかってきたら、それは確実に詐欺です!
消費者センターから、とか、福祉事務所から、とか、警察ですが、などというものもすべて詐欺だと思ってください!
以下のような報道がされています。
流出悪用「年金情報漏れています」…特殊詐欺か
福岡県警は2日、年金情報の漏えいをかたり、現金をだまし取ろうとした疑いのある不審な電話が、同県春日市の男性(65)宅にあったと発表した。被害はなかったが、県警は日本年金機構の個人情報流出問題を悪用したものとみて、注意を呼びかけている。
県警によると、2日午後3時頃、男性宅に消費生活センター職員を名乗る男から電話があり、「あなたの年金情報が漏れている。情報を消すためには、ボランティア団体の者に書類を作ってもらう必要がある」などと説明。直後にボランティア団体のメンバーという男から「(センター職員から)連絡を受けた。どうするか」と電話があった。
特殊詐欺を疑った男性が「そのままにしておいて」と断ると、電話は切れたという。
一度流出したらいくら謝ってもどうしようもない!マイナンバー制度には絶対反対を!!
マイナンバー法と制度のデメリットと対策1 運用開始2016年1月 管理社会と個人情報漏えいの恐怖
マイナンバー法と制度のデメリットと対策2 施行もしていないのに医療や教育にまで拡大を検討中
さらに
東京都港区の高齢女性宅2軒に、機構職員を名乗る男から電話があった。男は「家族構成の確認をします」「年代別の調査をしています」などと話した。
という事件も発覚しています。
この詐欺の場合、めくら滅法に電話して、あなたの年金情報が。。。。と言えば、年金受給者でなくても年金番号は皆に振られているのですから、百発百中絶対に当たるわけで、これほど美味い詐欺のネタはないわけです。
今回の年金情報流出に関しては、流出した情報を使って名簿が作られ、なりすましなど詐欺の温床になることが懸念されていますが(というか必ず起こる)、その前に、この事件を使って例えば
「年金情報が流出したご本人かまず確認したいのですが、あなたの年金番号をおっしゃってください」
「流出していないか、年金情報の調査です。お名前・ご住所・ご家族構成をおっしゃってください」
「年金のお振込指定口座を教えてください」
といって年金などの情報を探り出したり、
「年金情報を止めたり、変更したり、抹消したりするのに手続きが必要です」
といって情報を得たり、呼び出したり、
「流出した年金情報を止めるために、費用が必要です」
と言ってお金を振り込ませたり、ありとあらゆる詐欺が考えられます。
とにかく!良いですか!!
今回の事件で、
今の段階で、
厚生労働省や日本年金機構や消費者センターや国民生活センターや県庁や市役所や福祉事務所や警察・検察や弁護士会やボランティア団体や新聞・テレビなどなどの、公的・私的団体から、
電話がかかってくることは絶対にありません!
「年金情報流出についてですが。。。」
とかかってきたら絶対に詐欺です!
以下の年金機構の相談電話に電話するか、警察に通報してください!
この電話番号に電話して本人確認がきっちりできれば、年金情報が流出したかどうかにも答えてくれるそうです。
しかし、詐欺の疑いがある電話がかかってきたらまず110番!
電話番号はフリーダイヤル(無料)0120ー81ー8211で、当面6月14日まで、午前8時半~午後9時に受け付けるということです。電話が殺到して大変つながりにくくなっているそうですが、粘り強く頑張ってください。
あと!
日本年金機構を装った偽のホームページが作られる、というのも考えられる詐欺です(上とは違う偽電話番号を載せたり、ネットでの問い合わせをするといろいろ情報を盗まれる)。
日本年金機構の本当のHPアドレスはこちらです。今回の事件についての説明はこちらです。偽物には絶対に引っかからないように!
こんな状態でもまだ拡大してやる気です。アホか、バカかと。
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毎日新聞 2015年06月02日 20時22分(最終更新 06月03日 01時20分)
日本年金機構の年金加入者情報流出問題で、警視庁は2日、年金機構の職員を名乗る不審な電話が2件あったと明らかにした。機構が1日夕に情報流出を発表した直後から懸念されていた「なりすまし」が疑われるケースが早くも表面化した。警視庁犯罪抑止対策本部が短文投稿サイト「ツイッター」で注意を呼びかけている。【斎川瞳、古関俊樹】
警視庁麻布署によると、2日午後2時ごろ、東京都港区の高齢女性宅2軒に、機構職員を名乗る男から電話があった。男は「家族構成の確認をします」「年代別の調査をしています」などと話した。いずれも女性が「本当に年金機構の職員か」などと尋ねると電話を切ったという。
犯罪抑止対策本部は2日夕、不審な電話があったとツイッターに投稿。日本年金機構の専用電話窓口を紹介したうえで、不審な電話があった場合は「110番通報もお願いします」とした。流出した個人情報で住所や年齢が分かるため機構による情報流出後、機構職員などになりすました人物が高齢者らを狙って振り込め詐欺などに悪用する懸念が指摘されていた。
また、機構によると、第三者が加入者になりすまして加入者の住所変更を機構に申請できる。仮に住所変更された場合、機構が送付した郵便物が第三者の手に渡り、郵便物記載の情報が盗まれる恐れがある。
日本年金機構は「なりすまし」による被害を防ぐため、情報が流出した加入者の住所変更などの連絡があった場合は、パソコン画面上に警告表示されるようにした。情報が流出した加入者には文書を郵送して通知する方針で、機構側から加入者に電話して知らせることはないという。
機構は不審な電話があった場合には専用電話窓口に電話するよう呼びかけている。本人確認できれば流出したかどうかを回答する。
流出悪用「年金情報漏れています」…特殊詐欺か
福岡県警は2日、年金情報の漏えいをかたり、現金をだまし取ろうとした疑いのある不審な電話が、同県春日市の男性(65)宅にあったと発表した。被害はなかったが、県警は日本年金機構の個人情報流出問題を悪用したものとみて、注意を呼び
県警によると、2日午後3時頃、男性宅に消費生活センター職員を名乗る男から電話があり、「あなたの年金情報が漏れている。情報を消すためには、ボランティア団体の者に書類を作ってもらう必要がある」などと説明。直後にボランティア団体のメンバーという男から「(センター職員から)連絡を受けた。どうするか」と電話があった。
特殊詐欺を疑った男性が「そのままにしておいて」と断ると、電話は切れたという。
年金個人情報流出「2次被害」懸念も
坂本委員長によりますと、基礎年金番号と氏名、生年月日の3つの情報がそろえば住所を変更することが可能なため、自宅に送付されるはずの年金に関する通知が盗まれ、過去に受給した年金の額や、年金の加入期間、将来受け取る見込みの年金額など、ほかの情報が流出する可能性があるということです。
さらに、今回流出した情報が名簿化されて犯罪グループなどに渡り、高齢者が振り込め詐欺などの被害に遭う懸念があると指摘しています。
坂本委員長は「流出した個人情報を基に2次被害の危険性が高まり、深刻な状況だ。来年始まる『マイナンバー』制度では、今回とは比べものにならない程多くの情報を扱うため、国は今回の問題をきっかけに個人情報の流出を防ぐための対策を考える必要がある」と話しています。
日本年金機構では情報が流出したとみられる加入者から住所変更などの手続きが行われた場合は、基礎年金番号、氏名、生年月日、住所の4つの情報のほかに身分証明書などで本人を確認するとともに基礎年金番号を変更するなどしてなりすましを防ぎたいとしています。
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これから先、「公表はまだ先なんですが」と言って、あたかも情報が流出したかのように驚かせ、騙す手口も出てくるでしょう。
全ては、安倍クンの対応のまずさが原因です。
消えた年金騒ぎのときには、まったく暴かれなかったが、あの時も外注だったのではないか。私は、官僚の天下り先への委託だとみていた。いい加減な入力でもOKを出していたのはそのせいだろうと思っていた。御用マスコミは、まったく追求しないから、表に出ていなかっただけじゃないのか。今からでも、消えた年金の原因となったでたらめ入力の原因を追究すべきだ。
官僚の天下り先づくりのための新事業なんていらない。そのための犠牲になってたまるか。