蛍光色の上着にミニスカート姿でたたずむ女性は、

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今回の衆院選に出馬した候補者の選挙スタッフで、物議を醸しているのは、この極端なミニスカートや短パンなどの女性スタッフのきわどい服装だ。

起用したのは、東京26区に無所属で出馬した医師の田淵正文氏の陣営だった。

選挙区の東京・目黒区内をおそろいの上着で移動する田淵氏と選挙スタッフを見ると、1人は短パン姿で、こちらの女性スタッフは網タイツ姿でも活動していた。
また別のスタッフは、ミニスカート姿で田淵氏を応援する様子をSNSに投稿していた。

相次いだのは、「場所をわきまえてほしい」「真面目に応援して」などという批判で、さらに「誰かの依頼?」「これを良しとする人の品位を疑う」など批判の矛先は田淵氏にも向けられた。

女性スタッフの服装が物議となった たぶち正文氏:
お尻の線が出ていた、そこが過激だと思った。私の指示ではなく、選挙運動の際には黄緑色のジャンパーを着ますよと(決めていたが)、腰から下については特段の規定はなかった。(知らないところで話が進み)管理不十分だと反省。

本人直撃「単純に暑かった。特に意味はない」

では、なぜあのような服装をしたのか。

短パン姿で活動した女性スタッフ本人を取材すると「単純に暑かったというのが大きくて、網タイツもはき慣れていたので、特に意味はないです。服装の自由ってことで、たぶちさんも『いいんじゃない』という感じ」と話す。

法律の専門家は、短パン姿は「問題はない」としたものの、この女性スタッフのミニスカート姿について。

橋下綜合法律事務所・松隈貴史弁護士:
(Q.ミニスカート姿の写真について)一番に考えられるのは軽犯罪法違反。警察から厳重注意される可能性は十分ある。

一方、東京都の選挙管理委員会は「事案の把握はしていない」と回答している。
(「イット!」10月28日放送より)