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中国がユネスコに南京虐殺の資料を世界記憶資産として申請して、これが認められた一件。
安倍政権が激しく拒否反応を示し続けています。
シベリア抑留記録を世界記憶遺産に登録させた日本が、南京事件については抗議するのが恥ずかしい。
南京虐殺を否定する安倍首相が、中国の「南京事件の政治利用」を招いた。
菅官房長官が中国からユネスコに出された文書を見てもいないのに、分担金を払わないぞと脅している件。
まず、フランスを訪れている例の馳浩文部科学大臣は、ユネスコ=国連教育科学文化機関の総会で2015年11月5日に演説し、日本と中国の見解が異なるなか、「南京事件」を巡る資料が「記憶遺産」に登録されたのは問題だという立場から、
「特に記憶遺産については、我々加盟国はユネスコの責任あるメンバー国として、その健全な発展のため、ガバナンスや透明性の向上を含む改善を早急に実現するよう我々加盟国の間で議論を進めていく必要があります」
などと、記憶遺産の事業を改善することなどを訴えました。
日本の大臣がユネスコの総会に出席するのは10年ぶりだそうですが、明らかに南京事件を糊塗したい意図がありありで、各国代表も
「記憶遺産について?ノーコメントだよ」(ミャンマー代表)
「関わりたくないよ」(インドネシア代表)
「ユネスコは政治問題を避けるようにしないと。ここは教育・科学・文化の場なんだから」(タイ代表)
と困惑しており、日本は恥の上塗りです。
さらに、菅官房長官は11月6日の閣議後の記者会見で
「ユネスコに対し、登録事業の政治利用は絶対に未然に防がなければならず、公平性や透明性が確保されるよう強く求めた。
ユネスコのそもそもの目的は分断でなく、統合という理念であり、公平で透明性のある制度への改善に取り組んでいく必要がある」
「わが国としても、事業の制度改善のために全力を尽くし、制度改革にとって、何がいちばん効果があるのか、ありとあらゆる可能性を検討したい」
と述べ、分担金などの支払い停止も含めて、あらゆる方策を検討していく考えを重ねて示しました。
まあ、ありていに言えば、国連機関であるユネスコを、カネの問題で言うことを聞けと脅してるのも同然です。
さらに驚いたのが、毎日新聞の
世界記憶遺産:意見書 日本、「南京」否定派を引用 ユネスコ受け入れず
というスクープ記事です。
なんと、日本がユネスコに出した民間意見書を書いたのが、一般財団法人親学推進協会理事長の高橋史朗氏。
トンデモ「親学」のドン 下村博文文科相辞任? 「無届け後援会」で政治資金規正法違反の疑い 文春スクープ
安倍政権を牛耳る「日本会議」の恐怖1 菅官房長官が集団的自衛権合憲派として挙げた学者3人は全部日本会議
そして、その意見書に、あの亜細亜大学の東中野修道教授の著書が引用されているというのです。
東中野教授と言えば、南京事件の生き残りの少女を被害者とは別人だと書いて名誉毀損で訴えられ、東京地裁、東京高裁、最高裁と3連敗した人です。
御年68歳なんですが、まだ亜細亜大学法学部法律学科の教授。亜細亜大学は定年がないんですか?
この訴訟の原告は、中国・南京市に住む夏淑琴さん。8歳だった1937年12月に、南京の自宅に押し入った日本兵に両親ら7人を殺され、自身も銃剣で刺されましたが死を免れた、南京虐殺の生き残りとして有名な方です。
判決によると、事件翌年に米国人牧師が現地で撮影した16ミリフィルムがあり、その解説文の中に「8歳の少女」が登場するのですが、東中野教授はこの解説文を読み、1998年に出版された「『南京虐殺』の徹底検証」という著書で
「『8歳の少女』と夏淑琴は別人で、夏さんは事実を語っていない」
という趣旨の指摘をしました。
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「南京虐殺」の徹底検証 |
東中野修道 著 | |
展転社 |
まだ売ってたよ!
なぜそうなったかというと、東中野教授がこのビデオの解説文中の「銃剣で突かれた」という意味の英語を、「銃剣で突き殺された」と訳したため、被害者は突き殺されているのだから、生きている夏さんが死んだ被害者本人のわけがないと「徹底検証」しちゃったというわけです(笑)。
ことほど左様にほかの推論もひどく、東京地裁も呆れて判決文で
「これは明らかに矛盾であり,論理に破綻を来しているというほかはない。
通常の研究者であれぱこの矛盾を認識し,そこに至る推論の過程のいずれに誤りがあるかを検証し,結局はイで述べたと同様の可能性に思い至るはずであるが,被告東中野は,上記の矛盾点には一切言及していない。
以上述べた2点だけからしても,被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く,学問研究の成果というに値しないと言って過言ではない。」
「原告が虚偽の証言をしていると強く印象づけ、名誉を傷つけた」
「真実であるとする理由がない」
と指摘して、東中野教授と出版社に400万円の慰謝料支払を命じました(判決文、判決文の解説)。
当然、同教授は東京高裁に控訴。しかしさらに敗訴し続け、最高裁で判決は確定しています。
判決後の記者会見で、「南京虐殺から70年を前にして記念すべき日で、亡くなった同胞にも一つの弔いになった。真実を述べる機会はそんなに多くない。これからも史実を語り続けたい」と語る夏さん。
説得力皆無ですな(笑)。
毎日新聞は、日本の出した意見書にこの東中野教授の著書(たぶん、上の写真の「南京事件「証拠写真」を検証する」)が引用されていることについて、他の研究者のコメントを載せ、
『欧州と日中韓の歴史認識の比較を研究する静岡県立大の剣持久木教授は
「意見書は、南京大虐殺を否定する学派にくみしている印象を与える。ナチスによるユダヤ人虐殺を否定するのと同様の印象を世界に与えかねない」。』
『東京外国語大の渡邊啓貴教授(国際関係論)も
「日本に対する印象を悪化させて逆効果になった可能性がある」
と懸念する。』
としています。
私に言わせれば、自国の裁判所に、
「これは明らかに矛盾であり,論理に破綻を来している。通常の研究者であれば矛盾を認識するはずで、被告の原資料の解釈はおよそ妥当ではなく学問研究の成果に値しない」
と断じられたような人の著書を引用している時点で、日本政府、終わってると思います。
馳文科相も、義家文科省副大臣も、この意見書を書いた高橋史朗氏の親学を推進する親学推進議員連盟に所属しています。
ちなみに会長は安倍首相。いやはや。
元プロレスラー馳浩文科相と元ヤンキー先生義家弘介副大臣の対談「生徒を4時間監禁。竹刀が折れた。」
裁判所の判決文でここまで書かれるなんて、よっぽどトンデモってことですからね。
しかし、安倍政権もこの大舞台で、よりによって親学で日本会議の高橋史朗氏を出してきますかね。
せめて秦郁彦氏くらいで止めといたらよかったのに。まあ、普通の学者さんには断られますよね。
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南京事件 (岩波新書) |
笠原十九司 著 | |
岩波書店 |
日中戦争において、日本は当時の中国の首都、南京を激戦のすえ攻略した。このときに発生した、いわゆる「南京大虐殺」は重大な戦争犯罪として、いまも論議の的になっている。著者は、攻略戦の発端から説きおこし、外国人記録を含めた史料群を博捜し分析して、その全体像を描き出していく。現代史の焦点を衝く待望の歴史叙述。
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「百人斬り競争」と南京事件―史実の解明から歴史対話へ |
笠原十九司 著 | |
大月書店 |
「百人斬り競争」を“賞賛”した時代があった。軍人はなぜ日本刀を携行したのか。「百人斬り」は可能か。「百人斬り競争」は創作記事か。文献史料を徹底的に検証し、歴史学の立場から「論争」に終止符を打つ。
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南京の日本軍―南京大虐殺とその背景 |
藤原彰 著 | |
大月書店 |
南京大虐殺から60年、日本国内では未だにこの事件の規模や内容、存在までをも疑う人が少なくない。本書は事実そのものを検証し、なぜその事実が起こったのかを解明する。事実を知りたい人に最適の一冊。
毎日新聞 2015年11月06日 東京朝刊
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された「南京大虐殺」に関する資料に対して日本政府が提出した民間研究者の意見書を疑問視する声が出ている。日本は、登録申請した中国に反論するため、外務省と専門家の意見書をユネスコ側に提出した。しかし、専門家意見書に南京事件否定派とみられている学者の著書が引用されるなどしたため、かえって日本の印象を悪くして逆効果になった恐れがあるという。
意見書は明星大の高橋史朗教授が作成した。ユネスコ日本代表部の佐藤地(くに)大使の意見書などとともに、ユネスコ世界記憶遺産国際諮問委員会に9月末、提出された。
高橋教授は意見書で、中国が一部公開した申請資料を分析。申請資料だけでは「内容の真正性について判断することができない」と指摘した。
意見書は、「約100名の日本兵が『大虐殺』の存在を否定する本を出版している」と記し、南京市にいた中国人女性の日記についても「伝聞情報に依拠した記述ばかり」と記述。さらに、事件自体を否定する主張で知られる亜細亜大の東中野修道教授の著書を引用して、中国が提出した写真の撮影時期に疑問を呈し、「関連性が疑われる」とした。
南京軍事法廷で中国人30万人虐殺の首謀者として死刑になった日本軍中将については、部隊が「南京城内に500メートル入ったところで移動を命じられ、虐殺は物理的に不可能であった」と結論づけた。
欧州と日中韓の歴史認識の比較を研究する静岡県立大の剣持久木教授は「意見書は、南京大虐殺を否定する学派にくみしている印象を与える。ナチスによるユダヤ人虐殺を否定するのと同様の印象を世界に与えかねない」。東京外国語大の渡邊啓貴教授(国際関係論)も「日本に対する印象を悪化させて逆効果になった可能性がある」と懸念する。
一方、高橋教授は「東中野教授に批判があるとしても、引用した研究内容は検証されたものだと評価している」と反論。外務省関係者は「(高橋教授は)保守派の中ではバランスの取れた研究者だ」と話している。
日本政府は「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」と認めている。2010年の日中歴史共同研究では、日本側は被害者数を20万人を上限に4万人、2万人などと推計。中国側は「30万人以上」と主張した。
馳浩文部科学相は5日、パリで開かれているユネスコ定例総会で演説し、世界記憶遺産審査について「透明性の向上を含む改善を早急に実現する」ために加盟国が議論を進めていく必要があると指摘した。【宮川裕章、パリ賀有勇】
馳文科相がユネスコ総会演説、記憶遺産「透明性向上を」
馳浩文部科学大臣が、日本の大臣として実に10年ぶりにユネスコの総会に出席しました。背景にあるのが、南京大虐殺の資料が世界記憶遺産に登録されたことですが、馳大臣は、何を訴えたのでしょうか?
(Q.きょうはどんなことを伝えたい?)
「・・・・・・」(馳浩 文部科学相)
記者の質問に固い表情で会場入りする馳文科大臣。日本の大臣がユネスコの総会に出席するのは10年ぶりです。
日本政府が今回の総会を重要視する背景には、ユネスコで先月、中国が申請した南京大虐殺の文書が世界記憶遺産として登録されたことがあります。
これについて、日本政府は、「中立・公平であるべき国際機関として問題だ」と批判。“ユネスコへの分担金を見直すべき”との声もあがっているのです。
「特に記憶遺産については、我々加盟国はユネスコの責任あるメンバー国として、その健全な発展のため、ガバナンスや透明性の向上を含む改善を早急に実現するよう我々加盟国の間で議論を進めていく必要があります」(馳浩 文部科学相)
“人類が後世に残す価値がある”としてユネスコが選ぶ「世界記憶遺産」は、14人の諮問委員が非公開で審査しています。日本政府は審査の仕組みを透明性のあるものに改善し、関係国が意見を言えるよう求めています。
一方、中国の代表団は・・・
「すいません、急いでますから」(中国代表)
南京大虐殺をめぐっては、犠牲者の数で日本側と中国側の主張が食い違っています。しかし、ユネスコが世界記憶遺産の登録を決めたことで、中国側は、自分たちの資料の中にある“犠牲者30万人”が“歴史的事実”として国際的なお墨付きを得たとアピールしています。
馳大臣は各国の大臣と精力的に会い、日本の立場を説明しました。
「日本政府主催のパーティーが開かれています。各国の人が招かれていますが、この中、撮影は禁止。何が話されているのかは内緒だということです」(記者)
この問題をめぐる対立に、各国は困惑を隠せません。
「記憶遺産について?ノーコメントだよ」(ミャンマー代表)
「関わりたくないよ」(インドネシア代表)
「ユネスコは政治問題を避けるようにしないと。ここは教育・科学・文化の場なんだから」(タイ代表)
中国は、従軍慰安婦の資料についても、2年後に韓国と共同で登録申請をする動きを見せています。
日本側としては、来年春のユネスコ執行委員会までに審査制度を改革できるかが焦点となります。(TBS 2015年11月06日16:15)
官房長官 ユネスコ分担金支払い停止も含め検討
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これに関連して、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「ユネスコに対し、登録事業の政治利用は絶対に未然に防がなければならず、公平性や透明性が確保されるよう強く求めた。ユネスコのそもそもの目的は分断でなく、統合という理念であり、公平で透明性のある制度への改善に取り組んでいく必要がある」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「わが国としても、事業の制度改善のために全力を尽くし、制度改革にとって、何がいちばん効果があるのか、ありとあらゆる可能性を検討したい」と述べ、分担金などの支払い停止も含めて、あらゆる方策を検討していく考えを重ねて示しました。
「南京大虐殺」を巡る本で名誉を傷つけられたとして中国人女性の夏淑琴さん(78)が、著者の東中野修道・亜細亜大教授と発行元の「展転社」に計1500万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が2日、東京地裁であった。三代川三千代裁判長は名誉棄損を認め計400万円の賠償を命じた。
問題となったのは、1998年に出版された「『南京虐殺』の徹底検証」。判決などによると、夏さんは、南京大虐殺について記した当時の英文資料などに登場する「家族を殺され、生き残った8歳の少女」として、中国や日本で体験を語ってきたが、同書は「8歳の少女と夏淑琴とは別人」などと記していた。
判決は「著者による資料の解釈は妥当とは言い難く、学問研究の成果というに値しない」と批判。夏さんを「8歳の少女」と認定し、「原告が虚偽の証言をしていると強く印象づけ、名誉を傷つけた」と述べた。
東中野教授の話「非常に心外で、控訴する」
(読売新聞 2007年11月2日)
南京大虐殺生存者が勝訴
東京地裁 “ニセ被害者”は名誉棄損
日中戦争中の一九三七年に日本軍が起こした南京大虐殺で生き延びた中国人女性が、ニセ被害者と決めつけられ、名誉を傷つけられたと訴えている問題で、東京地裁(三代川三千代裁判長)は二日、「原告の名誉を棄損し、名誉感情を著しく侵害」したとして、被告に四百万円の支払いを命じました。
訴えていたのは当時、家族七人を殺され、自身も銃剣で刺された夏淑琴さん(78)。夏さんを「南京大虐殺のニセ証言者」とした東中野修道・亜細亜大学教授と出版社の展転社(東京都)に千五百万円の損害賠償などを求めていました。
東中野教授は著書『「南京虐殺」の徹底検証』のなかで、「銃剣で刺した」と訳すべき英語を「銃剣で突き殺した」と誤訳。“夏淑琴さんにあたる八歳の少女は殺されて存在しないはず”と主張していました。
判決は、普通の読者であれば、夏さんが虚偽の証言をしていると理解するであろうとの見方を示し、「原告はいわゆる南京事件の生存被害者として広く知られた人物であるから、(著書の記述は)原告の名誉を棄損するものであり、原告の名誉感情を著しく侵害する」と判断しました。
英語の誤訳について、「解釈はおよそ妥当なものとはいえず、学問研究の成果に値しない」と批判しました。
記者会見で原告側弁護団は「(南京大虐殺の)否定派の代表的な論客である東中野氏に対し、裁判所が断を下したといえる」と評価しました。
“歴史の事実語る” 原告
「やったー」「学者の研究態度のあり方に踏み込む画期的な判決だ」―。二日、南京大虐殺・夏さん名誉棄損裁判判決で、原告団「勝訴」の旗が掲げられた東京地裁門前は、約六十人の支援者の歓声に包まれました。
その場で急きょ行われた報告会では、「南京への道・史実を守る会」の会員は「ほぼ全面勝利の内容です。うれしい。感無量です。少しでも(歴史の事実を)埋め合わせることができました。支援する人の苦労が報われた感じです」と、判決への確信を語りました。
判決後の記者会見で、原告の夏淑琴さんは「来月は事件が起きてから七十年。本当に私にとって記念すべき年になりました。なくなった身内や家族に、このうれしい知らせを伝えたい」と喜びを語りました。一方で「これからも歴史の事実を語り続けなければならない」と、法廷で被告の東中野修道亜細亜大学教授と、一回も対決できなかったことに無念さをにじませました。
毎日新聞 2008年5月22日 東京朝刊
南京虐殺(1937年)の生存者、夏淑琴さん(79)が書籍で「偽の被害者」と指摘されたとして、著者らに1500万円の賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が21日、東京高裁であった。柳田幸三裁判長は著者の東中野修道・亜細亜大教授と出版元の展転社(東京都)に400万円の支払いを命じた1審・東京地裁判決(07年11月)を支持し、双方の控訴を棄却した。
夏さんは、米国人牧師が南京の状況を記録した資料に「8歳の少女」として登場し、戦後は証言活動を続けている。東中野教授は98年出版の「『南京虐殺』の徹底検証」に「『8歳の少女』は夏さんとは別人。夏さんは事実を語るべきだ」と記していた。柳田裁判長は「指摘が真実との証明はなく、夏さんの名誉感情を著しく侵害した」と判断した。
展転社は「不当判決だ。上告の方向で検討している」とコメントした。夏さんは「今日の勝訴は大変感動しました。被告が上告した場合、最後まで闘う」と話している。【銭場裕司】
二審も著者に賠償命令=南京大虐殺本で被害者を「偽者」 東京高裁
南京大虐殺被害者の象徴とされる夏淑琴さん(79)が書籍で「偽者」と指摘されたとして、著者の東中野修道・亜細亜大教授(60)と出版社に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は21日、名誉棄損を認め、400万円の支払いを命じた一審判決を支持し、双方の控訴を棄却した。
柳田幸三裁判長は、被害の根拠とされた英文資料に登場する女性について、「一審では夏さんとは別人と争うなど存在を認めていたのに、架空の人物と主張を変えた。明らかに矛盾がある」と指摘。資料を「創作話」とする東中野教授側の主張を退けた。
(時事通信 2008/05/21-20:58)
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正直、公式的にはある意味決着している内容(これも管理人さんの言う通り!)なので、枝葉の部分とは言え、これ以上、南京事件で論戦をしても不毛としか思えません。
特に宇治金時さんは必死に反論していますが、焦点はもはや正確な人数のみ一点だけ話なので、もう「抵抗」は止めた方が身のためです。
これは30万人虐殺を肯定していますか?私には否認しているように読み取れます。
>先の大戦における行いに対する、痛切な反省と共に、心からのお詫びの気持ちは、戦後の歴代内閣が、一貫して持ち続けてきたものです。
戦争というものに対する反省はあるでしょう。理由はどうあれ、戦争はいけません。けれど今世界に巻き起こるさまざまな悲劇を見渡してみれば残虐非道でしたたかな国がどこであるかわかります。パールハーバーは日本がいきなり何の意味もなく攻め込んでいったのでしょうか。そうではないことは聡明なray先生であればよく解っておられると思います。
みなさん、こちらでの議論は打ち切って、コメントは最高裁判決の記事に移って続けてくださいね。
「南京大虐殺」の存在は、最高裁が家永教科書裁判の判決ですでに認定している。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/5f67375d5de3b6bae0691e4db77964f4
外務省のホームページ
歴史問題Q&Aより
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/qa/
「南京大虐殺」に対して、日本政府はどのように考えていますか。
日本政府としては、日本軍の南京入城(1937年)後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています。しかしながら、被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難であると考えています。
先の大戦における行いに対する、痛切な反省と共に、心からのお詫びの気持ちは、戦後の歴代内閣が、一貫して持ち続けてきたものです。そうした気持ちが、戦後50年に当たり、村山談話で表明され、さらに、戦後60年を機に出された小泉談話においても、そのお詫びの気持ちは、引き継がれてきました。
こうした歴代内閣が表明した気持ちを、揺るぎないものとして、引き継いでいきます。そのことを、2015年8月14日の内閣総理大臣談話の中で明確にしました。
菅氏は1937(昭和12)年のいわゆる南京大虐殺について、「政府の基本的な立場は旧日本軍によって南京入場後、
非戦闘員の殺害、または略奪行為があったことは否定できないというものだ。安倍政権も全く同じ見解だ」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140304/plc14030421250031-n1.htm
日本政府は今現在虐殺説を否認しています。虐殺と判明していないから国家間でも論議になっているのでは?私が指摘したものは機械に入力された膨大な一次資料の情報、データにより分析された結果を基にしています。これはどちらに偏ることなくあらゆる方向から検証されており、大勢の証言、目撃の一致などから判断されています。私は30万人もの罪もない人々を虐殺するのは国際法違反だと思いますので、事実確認出来れば反省すべきだと思います。しかし未だ事実は解明されていないのが現状です。略奪、強姦事件などは日本人によるものかどうかも判明していません。日本人だけが絶対悪であったと断定することはできないのです。処刑された松井石根氏は親しい方に”やってもいない事で罰せられるのは非常に無念である”と話していられたようです。実際に虐殺報道が始まったのは、アメリカ人記者が南京から自国へ戻った後に実際に見たものではなくまた聞きで書かれたものがほとんどです。これもデータにより明らかになっています。
>その方は事件の全容を見ていないだけなので、証言者への名誉棄損裁判でも敗訴なさっておられますね。
そういう事実はありません。尚「信じる」という言葉に疑問をお持ちのようですが、私は根拠もなく妄信することはありません。ですから虐殺説を信じる方には疑問を持ちます。
自分で話を振っても返答の義務などないと。相手方に対して礼を失するとは毛ほども思わないわけだ。
それを是とするなら、都合が悪いと思った論点は一切無視してよいことになる。
それでは噛み合う議論など不可能だ。
ただ互いの主張を投げつけあうだけだ。馬鹿らしい。
ただ「相手を不愉快にする表現を使った」ことのみを否とするわけだ。
そこまでの流れはどうでもよいと。簡単でよろしいですな。
嫌がらせを受けた結果手を出したら、手を出した生徒が悪いとして一方的に断罪し、原因を作った方は不問にするような、出来の悪い担任教師を連想した。
世にはこんな考えの人間がいるというのは興味深い。今後の課題とする。
「南京大虐殺」における大規模な集団虐殺は城内ではなく、城外近郊の長江沿いや紫金山山麓、水西門外の郊外などで発生していますから、城内の中心街で死者累々などという光景は無いのです。3カ月に亘って広範囲で起きた事件を個人で全容を把握出来た人は居なくて当然でしょう」。
証言や資料を繋ぎ合わせた結果、「大虐殺」だと判明したのです。
あなたが「信じる」人が勝手にハードルを上げて虐殺時間を区切り、日本軍のアリバイ説を述べておられるようですが、その方は事件の全容を見ていないだけなので、証言者への名誉棄損裁判でも敗訴なさっておられますね。
これだから、誰も火中の栗を拾わなくなるのでしょうね。
イジメ然り、差別然り・・・
> 今回の流れはそもそも宇治金時さんがバードさんに対し「一般のブログをソースにしていては偏るばかりだ」と言ったことが発端なんですよ。だったら自分のソースを示すのが筋でしょう。
発端が宇治金時さんにあるからといって(筋を通さないからといって)、相手を不愉快にする表現を用いることはダメですよ。
> 自分で話を振ったのだ。なら、返答しなきゃ駄目だろう。気分次第で返答しなくていいのか。それが生身の人間を相手にする態度なのか。
まあまあ、落ち着いて。
自分で話を振ったからといって、相手方が納得するまでお付き合いしなければならない理由はありません。
>歴史検証に宗教的思考を持ち込まれては議論が出来ません
>そのことを嘆いているのであり、当然の主張じゃないでしょうか?
まったく、keiさんの仰る通りだと思います。
何かを信じる何かを心の拠り所としたいというのは人間の本性ですが、それはそれぞれ個人の内面の問題であって、歴史検証や政治などの公共の問題を討論するに当たっては「私は○○を信じる→故に××である」なんて思考回路をしていては討論にならないことは言うまでもないことではないでしょうか。
「ドイツは世界一優秀な民族である→故に他の劣等民族を隷従させるべきである」
「日本は神国である→故に戦争しても必勝不敗である」
こういった論証され難い根拠無き前提にもとずいた宗教的ともいえる思考回路による戦略行動をとった国が自らを破滅に追い込んだという20世紀の歴史があります。
あなたのおっしゃる事を一通り認めてもいいでしょう。確かにバードさんの表現もどうかなと思うこともあります。
ですが、今回の流れはそもそも宇治金時さんがバードさんに対し「一般のブログをソースにしていては偏るばかりだ」と言ったことが発端なんですよ。だったら自分のソースを示すのが筋でしょう。そこで返答していれば、問題にしているバードさんの書き込みは無かったかもしれない。
それなのに
「返答するかしないかは本人次第です」
って、何だよそれ。
自分で話を振ったのだ。なら、返答しなきゃ駄目だろう。気分次第で返答しなくていいのか。それが生身の人間を相手にする態度なのか。
固定ハンドルだし、きちんと話のできる人かと思っていましたが。残念です。非常に残念です。
「信じる」=「宗教」という認識が宗教を信じている人を不愉快にさせることでしょうか?
歴史事実の検証を「宗教を信じる心」と同じ思考回路で行うことは不適切だと、私も思いますが、これって別に宗教を信じている人を揶揄することでは有りませんよ。
歴史検証に宗教的思考を持ち込まれては議論が出来ません。そのことを嘆いているのであり、当然の主張じゃないでしょうか?
宇治金時さんは
「現在日本では南京事件を信じる人は少なく、日本では安倍自民党が支持されているのが現実です」
とおっしゃいますが、そのような国民的なアンケートの前例は有りませんし、安倍政権支持=南京事件は無かった派であるという証明もされておりません。
宇安倍政権に重用されている秦郁彦氏も北岡伸一氏も南京虐殺は認めております。
治金時さんがそう「信じている」だけでしょうし、国民の多くが宇治金時さんと同じく理論を持たずにそう「信じた」なら、多数であろうとやはり「宗教」です。
その「宗教」のせいで日本は先の戦争で負けました。
全てにおいて「素晴らしい人」や「素晴らしい国民」なんて存在しません。「信じる」のは「神」だけにしておいてください。
「冤罪」を晴らすにはとにかく粘り強い検証と説得が必用なのに、こと歴史認識問題では公的に証明もされていないことを内輪だけで「冤罪に決まった」と勘違いし、公的な結果を支持する「普通の」方々を「極端な日本バッシング」などと攻撃する。
これって常識的にかなりおかしな感覚ですよ。
「冤罪」を晴らそうとする側がすることでは有りません。
大体、「冤罪」とは権力側が圧倒的に力の差がある個人に対して初めて行使が可能なのであり、一国の大規模な虐殺行為を捏造することなど出来るものでは無いと考えるのが普通です。
>冷静に考えれば、90日間で30万人を殺すなどあまりにも突拍子もない数字であると考えるのはごく普通の感覚ではないでしょうか。
総勢20万人の兵士が丸腰の民間人も含む30万人を90日掛けて殺すことが突拍子もないことでしょうか?
むしろ少ないと感じても不思議では有りません。
ルワンダ内戦では兵士でも無い民間人が同じく3カ月で100万人を殺しています。しかも武器はナタで。
陥落後に中国民との交流が有ったというのは「ヤラセ」だと南京安全区国際委員のマッカラム氏が日記に書いています。
「1938年1月9日ー難民キャンプの入り口に新聞記者が数名やって来て、ケーキ、りんごを配り、わずかな硬貨を難民に手渡して、この場面を映画撮影していた。こうしている間にも、かなりの数の兵士が裏の堀をよじ登り、構内に進入して10名ほどの婦人を強姦したが、こちらの写真は一枚も撮らなかった「南京事件資料集(1)」(階行社)」
日本の従軍カメラマンたちが撮影しなかったのは、陸軍の厳しい検閲制度である「新聞掲載事項許否判定要項」が存在し、日本軍に不利となる虐待感を与える写真が不許可だったから。
また、生き残った被害者が加害者から物を貰ってるから犯罪行為が無かったなどという理屈が通用するなら、「日本人の子供が戦後に米兵からガムやチョコレートを貰ってるから、大空襲も原爆投下も無かった」し「沖縄の民衆が米軍の占領を受け入れたということは沖縄戦は無かった」ということになってしまいます。
飢えた民衆が食べ物を貰ったからといっても、虐殺をしていないという理由にはなりません。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/b6f9ca99c620da288073fa0da170678f
私は、rayさんに政治的中立を求めているわけではありません。
また、もしそのように聞こえてしまっていたのであれば謝ります。すみません。
ニュートラルの意味を調べたら「いずれにもかたよらない様子、中立的であること、中間的なこと」だったので、日本語で「公正中立」と表現させていただきました。
また、文中にある「どんな意見を持っていても、性格をしていても、行動をしていても、人は皆最高の価値を持っているのだから、お互い尊重し合えるはず。」との言葉に感銘を受けたものですから、異なる意見を言っている宇治金時さんに対しても「尊重」されるべきだと考えコメントさせて頂いた次第でございます。
ニュートラルは政治的中立性とは全く違うと何度も書いています。
良くお読みください。
> 人の信仰は止められませんねえ。
何らかの宗教を信じている人は、さぞ不愉快な表現だと思います。
まぁ、我々日本人は無宗教な人が多いから、ついつい使ってしまいがちではあるんですけどね。
ただ、最後のこの2行で台無しな感じがして、何となく残念な思いでした。
> バードストライクさんのその発言は、そもそもソースを求める発言(2015-11-08 11:56:01)への返答が無いところからつながっていますよね。
返答するかしないかは本人次第です。
返答が無いからと言って、不愉快に当たる表現を用いることは肯定できないと思います。
> そんなに目くじらを立てるレベルではないと思いますが。
rayさんの承認基準(及び中立公正宣言)の話であって、個人的に目くじらを立ててる訳ではないですよ。
> 言われた方も、その前のコメントで嫌いじゃないって言ってますし。
「嫌いじゃない」って言ったのは、そのコメントの前であって、後ではありません。
仮に、ご本人が良いと思っていても、やはり自制は必要なんじゃないかと思います。
あと、繰り返しになりますが、私が指摘しているのは「承認基準」をするrayさんに対してです。
公正中立宣言とは、単に「ネトウヨ」というワードを使わないだけだったのかな…
煽られて、自身のスタンスを見誤らないことを、一読者として願ってます。
頑張ってください。
>人の悪口は毎回、裏金は作るし、お金を持ってる男性相手に身体で商談しますし、命令はしますが自分では何も出来ません。でも、日本人て、人間てそんなものだと思うのですよ。
あなたのお知合いにそういう方がいたとしても、日本人が皆そうかといえばそれは違うと思います。私の周りにはあまり見かけません。むしろ人間的に尊敬できる方、心豊かで暖かい心を持った方はたくさんいます。中国民との交流については偕行社の南京史実に詳しく書かれています。こちらは1級の資料ですのでお薦めします。
mimosaさん、戦争か虐殺か、そこを見極めるのはとても難しい問題です。戦後育ちの私たちにはなかなか理解しがたいのは仕方がありません。しかし国際法上認められない虐殺であれば罰せられるのは当然です。検証の余地はあるでしょう。尚皆さんが30万人説ではなかったという事は今初めて知りました。思い違いをしてすみません。被害者数についてはもっと細かく検証していく必要があるでしょう。テレビ、動画は作る側の思惑でどのようにでも作ることができますので、資料としては破綻していると考えます。
ray先生、現在日本では南京事件を信じる人は少なく、日本では安倍自民党が支持されているのが現実です。宗教ではないと思います。
ですから、被告は、自分の表現内容が
「真実であること」
までの証明は求められません。
「真実であると信じたことが相当であること」
を証明すればいいんです。
つまり、自分の表現内容が真実でなくても、真実であると信じたことが無理もないというくらい根拠と証拠があったのだ、ということさえ証明すればいいのです。
本件では、判決文を読んでいただければおわかりになるように、被告の東中野教授が、原告の夏さんが南京虐殺の生き残りではないと信じた証拠があると証明しさえすればよかったんです。
東中野教授は地裁でも高裁でも最高裁でも、それさえできなかったんです。
それどころか、東京地裁には、通常の研究者なら当然するであろう検証も推論もやっていない、もはや学問的研究と言えないといわれちゃったんですよね。。。。
右派の人はそれでも信じるというのですから、もはや宗教だと思います。
人の信仰は止められませんねえ。
手直しをして,先の投稿文で書いてない内容に限って,以下に示します。
連投おゆるしください。
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私には,宇治金時さんこそ「自分の気にいった2次資料(というか,見解)だけ」を読んでいるように思えます笑。
そういう読書wと,独自の考え方により,あなたのそもそもの虐殺の定義がおかしいと思うので,それについて書かせていただきます。
<虐殺について>
宇治金時さんは,
▷「残虐な方法による殺害」=「虐殺」,と考えていて(これは文字通りの意味で間違いではない),
▷ その「残虐な方法」まで,自分で(斬首・切り裂きなどに)特定しているから,
「大量殺害=虐殺」を否定することになるのでは?
あと,実際には殺害数が30万「より少なかった」からといって虐殺を否定できるわけではない点は,わかっておいでですか?
先ほども書きましたが,
バードさんオススメの「南京事件 兵士たちの遺言」を見れば,わかりますよ。
揚子江沿いに後手に縛られた無抵抗の大量の中国人捕虜を並ばせ,将校の一斉射撃の合図により機関銃で全員を射殺した話の続きですが,
射殺後,念のため個々の遺体の上に乗り,一人残らず突き刺し絶命を確認していったとの上等兵の日記の記述も読まれました。これは,役職付軍人(大尉など)の証言や日記の記述とも一致するもののようです。
この番組で見た内容の一部を,こうして書くのも恐ろしい。
それが,虐殺ではないとでも?
斬首したり,切り刻んだりしてなくても,虐殺でしょ。
射殺でなく爆撃で殺されたって虐殺なので,
あなた独自の認識(斬首や切り裂くなどだけが虐殺で,日本人は教育で武士道精神を持っているため,そういうことは絶対しない民族。それは周囲の日本人を見ればわかる。だから虐殺はなかった)を,まず改めるべきです。
そのためにも,読むのが苦手なら,せめてテレビや映像だけでも見てください。
>皆さんの主張される通り30万人を3か月で殺すとなると
→
”30 万 人 と 主 張 さ れ る 「皆 さ ん 」”て,どなたの事ですか?
Bennyさん以外の,こちらの記事への投稿者の皆さんも「30万人殺害」を肯定/支持している人はおられないし,
「30万人殺害」を前提に意見を書かれている方も,いないと思いますけど??
そもそも,日本人の学者で「30万」と数字を出して推量・推定しておられる先生方,
中国の出すその数字を(裏取りなどをして)肯定しておられる研究者の方は,日本にはおられないのでは?
おられるなら,お名前とソースを教えてください。
その路線の研究者が日本に現実にはいないのに,自分と反対意見の,「皆 さ ん」が,「30 万 と 主 張 し て い る」 と考えるのは,金時さんの単なる妄想ではないですか?。
翡翠さんの紹介してくださった資料には,過去に書物で主張された「殺害人数」のまとめ(整理)がありました。
金時さんは読まれないでしょうが笑,私は拝読しました。まだ初めのだけですが。
何より,その資料は「主張する”被害者数"別に,著作者をグルーピングしたもの」なので,バイアスは入りようがないと思いました。
が,そこでも,多いかたで「20万」という主張で,30万の数字はなかったし,
Wikiの南京事件論争の項にある研究者リストにも,「30万の支持者」の欄には外国人(研究者ら)の名だけしか載っていませんでした。
ということは,30万と推量/推定しておられる日本人研究者の先生は,これまでのところ,もしかしてゼロということでは?
なら,あなたが言う「皆さんが主張されている通り,30万」の「皆さん」はちゅうに浮いてしまいますよね。誰のことですか?
ということで,話をもとに戻してまとめますが,
○「南京事件はあった」を支持して,こちらのコメント欄に投稿する一般人全員(と,もしかしたらブログ主も?)の主張が,「30万人殺害肯定」である,
かのような誤解を生む書き方をするのは,やめてください。
あなたが実際に,かたーくそう思い込んでいる(=曲解)のが原因で,そういう記述になるのでしょうけど,
そもそも金時さんは,概して記事を,文章を,正しく読めていません。(というか,それ以前に文章自体を読んでない,読もうとしてないように思えることもよくあります)
少なくとも,事件の肯定派の学者の中でも,「30万虐殺」は日本における主流の主張ではないのは確実だと思われることを,どうかお忘れなく。
>また東中野先生は1次資料に基づいて検証されているのでよく読みます。
→
あのー...,だからですね...
×その検証が検証になってない,
×通常の学者ではない,と裁判で裁判官に断じられた,
というのが,ここの記事に書かれている問題点なんですけども?
(ray先生,先生が言われていることと重なってごめんなさい)
やっぱり,宇治金時さんは,記事を読まずに書いておられますよね。
読むのが苦手(文章を読めない)なら,せめてテレビや動画を見てください。
早くからバードストライクさんもオススメの,「南京事件 兵士たちの遺言」。
「見たんだろうね」とバードさんが言われたのに,返答なしなので,まだと予想して,私からもお勧めします。
戦中の加害者側兵士が当時書いた日記を,検証していました。
徴兵された,田舎の農業青年(日本人。職業軍人ではない)が派兵先の南京で民間人を殺害した記述が読まれ,
無抵抗の中国人捕虜が後手に縛られ,数列に並ばせられて,合図により機関銃で一斉射殺された際の記述も映されていました。
殺害方法詳細と殺害場所数カ所が,当時の上官の書いた絵をもとに特定されていました。
あなたが求める,充分な「超一級の一次資料」ではないですか?
ざっくりした理由ですね~。どんな交流が有ったと、いつ、誰が証言しているのですか?
地元の宗教団体である紅卍字会の埋葬記録によると、12月22日から始まり、翌年2月が一番多く、21,583体、これが10月まで続いて計43、125体です。
東中野氏はこれを「偽造」だと言い張るのですが、
これには日本山妙法寺の僧侶も従事しており、当時の新聞や特務機関の報告、傀儡機構の公文書でも紅卍字会の埋葬実施が記録されていますので、常識的に偽造で有る可能性は殆ど無いでしょう。
なのにこれらの証拠を無視して「偽造」と言い張る東中野氏。
嘘や曲がったことがお嫌いなら、「信じる」=「見たくないものは見ない」というやり方は止めるべきですし、指摘されている証拠を全て「検証」するべきと東中野氏に教えてあげて頂けませんか?
これは仰る通りだと思います。
「事実」よりも「名誉」が大事。
だから汚点や悪事や失敗を認めないし隠すのです。
大本営発表を始め、ミドリ十字、原発事故、粉飾決算、耐震偽造、学歴社会、パンツ大臣など、日本は表面的に「名誉」と「立場」を重んじる「中身は駄目駄目な普通の」国民だと思います。
そういえば私の身近に最近国から勲章を頂いた方が居ますが、周囲から「人間的に素晴らしい」という評判は聴いたことがありません。むしろ、人の悪口は毎回、裏金は作るし、お金を持ってる男性相手に身体で商談しますし、命令はしますが自分では何も出来ません。でも、日本人て、人間てそんなものだと思うのですよ。
普通の人間が「立場上」表面を立派に取り繕えば反動が起こるのは当然なのだと思います。
そんなに目くじらを立てるレベルではないと思いますが。言われた方も、その前のコメントで嫌いじゃないって言ってますし。
私には、名無しや捨てハンで書き込み(根拠なし論なし、罵倒のみ)を繰り返す人たちの方がよほど目障りですけれど。
丁寧な言葉遣いで無礼な振る舞いをする人もいますしね。
あなたには「論」が無いので、何の反論にもなっていませんよ。
「僕はそう信じている。」というレベル、「木を見て森を見ず」の視点で70年前に認めた歴史を翻せると思っているのでしょうか?
勝算ゼロどころかマイナスになるのが目に見えているじゃありませんか。
自分でも気づいていらっしゃるのでしょう?
でも負けず嫌いで引っ込みがつかないだけ。
そういう人達が先の戦争を引き起こして国を崩壊に導いたということがどうして解らないのでしょうね。
むしろ壊したいのかな。と、穿って見てしまいます。
まあ、それって日本に限らず、世界中何処の国でも多かれ少なかれそうなのでしょうが。
途中にある、「宇治金ちゃまへ」のコメントは明らかに基準から逸脱したものです。
それに、公正中立宣言から、まだ1か月も経っていない訳ですし…
どうか、落ち着いてくださいネ。
ついでに、コメントもします。
最近、最高裁で有罪判決を受けたものが、再審無罪になるケースが頻発しています。
ということは、「最高裁の判決で認定している=絶対に正しい」とは言い切れないのではないでしょうか?
※この家永教科書裁判の判決が間違っているという意味ではありません。一般論としてです。
なぜですか?
さらに、最高裁判決が現在の歴史学界の支配的見解について判断した
「南京大虐殺」の存在は、最高裁が家永教科書裁判の判決ですでに認定している。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/5f67375d5de3b6bae0691e4db77964f4
については、コメントさえされないのはなぜ?
いくら我々の周りの人々を見渡したところで、それは日本軍も同様だった証明になどなりませんよ。結局当時の「武士道精神」だかの存在を示す実例はないということですね。
相手の示したソースについて、間違いを指摘した上で偏向していると判断するのならわかります。読みもせず、内容を正すわけでもなく、いきなり頭から「バイアスがかかっている」と決めつけるのが、「事実を知りたい」者の取る態度なんですか。偏向しているというなら、そう判断できる論拠を出して欲しいものです。新聞記事をたくさんお読みだということですから、具体例くらい一つ二つ挙げられるでしょう。(当然新聞名、発行日付入りで)
まあ私も知識が十分とは言えませんので、南京事件については一旦ここまでにさせていただきます(他所様のブログのコメント欄をだらだら伸ばすのは嫌なので)。もう少し勉強してから改めて見解をまとめようと思っています。
小林の「戦争論」をお読みでなかったとは、驚きました。ほぼ全てと言えるほど瓜二つの主張でしたので。未読ならお読みになってはいかがですか。いい気分にはなれると思います。(事実を描いているかどうかは別ですが)
東京はトウキョウと読みますので、念のため。
それとも、1万人説をばらまいておいて、あれはデマだ、1万人も殺されたはずはない、だから、虐殺はなかったーとか言うつもりでしょうか?
震災後とは言え、戦時ではない時の話です。
翡翠さんの示してくれたソースを読みもしなければ間違いがあると指摘することもせず、「バイアス」がかかっていると決めつける。
それが「事実を知りたい」人の取る態度なんですか。私は無礼極まりないと思います。
前から感じていましたが、宇治金時さんの発言は小林よしのりの「戦争論」の内容とほとんど同じですよね。
写真に信憑性がないという話も、戦争論の中に出てきていましたよね。
ですがその捏造説の方がむしろ疑わしいという検証がされているのをご存知ですか。
確か戦争論2だったと思いますが、「上海南駅の赤ん坊」はヤラセだった、という内容が描かれていたと思います。
ところがそのヤラセとする論拠が非常に意図的で、欠陥だらけだとの検証がなされています。
http://www.nextftp.com/tarari/nanshi/nanshibakugeki1.htm
写真がヤラセだと主張していたのは、このエントリの話題となっている東中野氏です。
氏の研究者としての実力にはやはり疑問符を付けざるを得ないと思います。
あまり実のある議論にはなりませんでしたね。すみません。
翡翠さんの教えてくださった資料を読んで、研究してから出直すことにします。
あと余計なお世話ですが、宇治金時さんは、バードストライクさんにソースの提示を求められているのに回答していませんよね。二度も求められているのですからお早く回答してはいかがですか。
いえ、”日本人は虐殺などしない”で変わりません。デマは「30万人虐殺」です。100人斬りは冤罪の可能性が大きいと論議されている問題です。
>南京事件は3か月間に亘っています。
時期についてはいろいろ説があります。南京城陥落が12月13日、慰霊祭が同18日、その後は日本兵と中国民とのなごやかな交流があったと聞いておりますので、虐殺の可能性があるとしたら13日~17日の間です。
Bennyさん、1)日本人でも残虐な人間はいるでしょう。現代でも時々いますから。でも日本人の気質が残虐であるかというと、それは違うと思います。2)国や状況によって変わるとは思いますが、30万人被害者がいるなら相当数の特定は可能と思われます。3)当時は教育勅語が浸透していたので軍人も一般人も思想はそうは変わらなかったと思います。もちろん一概には言えませんが。4)願望というよりは信頼と言ったほうが近いでしょうか。我々が今こうして暢気に暮らしていられるのも、この国を必死で守ってくれたご先祖のおかげだと思うからです。(根拠は虐殺の証拠写真といわれるものに信憑性がない事です)
どうもまた話が噛み合っておりませんね。
1)ここでは「日本人が残虐なことをするのかどうか」というのを論点としました。可能性について否定しないとのお言葉ですが、では一番最初に書かれた
>なぜなら近代日本には虐殺という概念は存在しないからです。
>人を切り裂く、首をはねるといったような残酷な”虐殺”という発想はお隣の国々特有のものです。
との主張は根拠がなかったということでよろしいですか。
日本人も残虐になり得るんですから。
またこの項目では私は人数の話をしておりません。話が逸れるのは混乱の元ですのでおやめくださると助かります。(人数の件は後述します)
2)「名簿」の件については何の言及もございませんね。結局、被害者名簿がなかったとしたら、いかなる虐殺も「なかった」という主張をしてよろしいのですか。
3)軍人養成校で武士道精神を基本とした教育がなされていたとして、武士道精神というのは教育したら身につくような簡単なものなんでしょうか。仮に身についたとして、それはごく一部の話ではないですか。だとすれば
>日本には武士道というものが存在するのです。
>罪もない民間人を滅茶苦茶に殺しまくるのは武士道精神に反するものです。
といったところで、大多数に浸透していなければ意味がないでしょう。
4)日本軍はこうだったはずだという願望がないって、ではなぜ「罪もない民間人を滅茶苦茶に殺しまくるのは武士道精神に反するものです」とおっしゃったのですか。
日本軍には武士道精神があるんだから虐殺などするわけがない、という主張と読めますが。
これには事実としての裏付けや実例があるということですか。あるなら明確に提示願います。ないのでしたら、やはりそれは願望と呼ぶしかないと考えますが。
最後に、私はこれまでのコメントでただの一度も「30万人が正しい数字だ」とは主張しておりません。そう読み取れる箇所があるとおっしゃるのでしたらご提示ください。また「どんな国の軍隊だろうと残虐性を発揮する可能性が大いにあり、日本も例外ではない」と私は考えております。日本軍だけが特別に残酷だったと言いたいのではありません。誤解のないようお願いします。
>翡翠さん
リンク紹介ありがとうございます。確かに膨大な量ですので、じっくり読ませていただきたく思います。
野田少尉は「英雄」としての100人斬りはしていないようですが、無抵抗の捕虜を多数殺しまくったのは本人が自慢気に認めているのですから、死刑に値する行為であると判断されたのは仕方が無いでしょう。
私は死刑反対なので、生かして贖罪させて欲しかったところですが。
>南京陥落から僅か5日間で30万人を殺すなど物理的に無理です。
総勢20万人の日本軍をもってすれば5日間でも可能でしょう。
実際には南京事件は3か月間に亘っています。
物理的なハードルを勝手に上げて誤魔化さないでください。
被害者数や、日本の軍人が残酷か否かという話をされていて気になったのですが、
こちらの資料集は目を通された事はあるでしょうか。
>南京事件-日中戦争 小さな資料集(http://www.geocities.jp/yu77799/)
>南京事件 初歩の初歩(http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/shoho.html)
もし未読であれば、情報として「相当な量がある」事を認識した上で、腰をすえて「最後まで」目を通してみてください。
「事実を知りたいだけです。」という事であれば、ここの資料集と、トップページの下部にあるリンク集が役立つと思います。
その可能性は否定しませんが、30万人虐殺があったかと言えば、なかったとしか言いようがありません。南京陥落から僅か5日間で30万人を殺すなど物理的に無理です。人類史上最大の殺戮兵器原子爆弾でも30万人は殺せませんでした。また日本人は皆武士だと言っているわけではありません。但し軍人養成校(前述の野中少尉の出身の陸軍士官学校等)では武士道精神を基本とした教育が為されていたようです。これは軍人勅諭、教育勅語といったものです。
>日本軍はこうだったはずだ、そうに決まっているという願望とは一度切り離して考えていただきたく思います。
私はそのような願望はありませんよ。事実を知りたいだけです。そちらも日本軍人は残酷だった、30万人虐殺したんだという思い込みを一度切り離してみて下さい。これは願望です。
こちらの書き方がよろしくなかったのか話があまり噛み合っていませんね。
1)「概念」を「習慣」と置き換えたとして、それは日本人が残虐なことをしないことの証明にはならないです。
習慣があろうがなかろうが、戦場という暴力が肯定される異常な場なのですから、たとえどこの国の人間だろうと、何かのきっかけがあれば残虐行為に走る可能性は極めて高いと思います。ベトナム戦争でも、米兵がベトナム人の耳をそぎ落として「戦利品」にするような異常事態が…とここまで書いて調べたら、なんと豊臣秀吉軍が朝鮮出兵時に、朝鮮人の耳鼻をそぎ落として塩漬けにした上、戦利品にして持ち帰っていたというではないですか!ベトナム戦より300年以上前とは、日本人も昔から十分残虐だったのではありませんか?
2)よく読んで欲しいのですが、私が問題にしているのは「名簿」の重要性です。
宇治金時さんは被害者名簿が存在しない→虐殺はなかった、という主張のようですから、
ではポルポト政権や文化大革命時の虐殺には被害者名簿はあったのか、もしなかったとしたら虐殺はなかったと主張してもいいのか、ということです。
別にポルポトと日本を同列に語りたいわけではありませんし、共産主義国家の生んだ悲劇も理解しています。誤解なさいませんよう。
3)日本には武士道が存在するとおっしゃいますが、日本軍って、「武士」ですか?国民皆兵で徴兵されていたのですから、武人も平民も商人も農民も関係なく集められていたのではないのですか。徴兵検査にしても調べるのは身体的なことだけです。武士道精神のあるなしを調べるような手段も理由もないですし。そういう人々に「武士道」なんぞを期待するのは無理でしょう。むしろ身体の頑丈さしか見られていないのですから、たやすく暴力に流される可能性の方がはるかに高いと思います。
申し訳ないですが、日本軍はこうだったはずだ、そうに決まっているという願望とは一度切り離して考えていただきたく思います。
keiさん、野田少尉については冤罪の疑いが晴れていません。疑わしきは罰せずです。ところがこれがあっという間に処刑されてしまったのですね。死刑廃止を訴える皆さんにぜひ抗議していただきたいところです。
鵜野晋太郎氏が書いている通り、少なくとも南京事件の時点では既に武士道精神などというものは失われてしまったのです。
「百人斬り」が捏造だったとしても、当時の新聞にも「英雄」という視点で描かれていたのですから、国民の感覚としては違和感が無いどころか、素晴らしいと感じることだったのでしょう。
ちなみに、「百人斬り」の真相は野田少尉自ら故郷の小学校で講演していますが、
「実際に突撃していって白兵戦の中で斬ったのは4~5人しかいない」
「占領した敵の塹壕に向かって呼びかけるとシナ兵はバカだからぞろぞろと出てこちらへやってくる。それを並ばせておいて片っぱしから斬る」
「百人斬りと評判になったけれども、本当はこうして斬ったものが殆どだ」
「二人で競争したものだが、あとで何ともないかとよく聞かれるが、私は何ともない」
と発言している通り、「英雄」としての描き方が「捏造」だったというだけで、むしろ無抵抗の捕虜を虐殺したという国際法違反を武勇伝として悪びれずに語っています。
先の鵜野氏は「百人斬り」について、「・・・日中50年戦争-とりわけ「支那事変」の時点での”無敵皇軍”の極めてありふれた現象に過ぎなかったのである。」と「菊と日本刀」の中で記述しています。
つまり、宇治金時さんの言う「日本人は虐殺なんかしない」という説は全くのデマです。
先日も書きましたが、ラーベはヒトラーへの報告書で「南京の人口は1937年7月時点で135万人」と記述しています。
11月25日の日記では「80万人の富裕層が逃げ、20万人を超す非戦闘員が中立区に残っている」と書いてあります。
12月7日~9日に掛けての中国軍による城壁周囲を焼き払う作戦により、残りの35万人のうち、戦闘員・後方兵・雑兵・軍夫など15万人以外の難民20万人が中立区に殺到します。
つまり、12月13日の時点では中立区には40万~50万人が存在したのは他の資料からも明らかになっています。
ラーベの日記を基に20万人残留説を述べているのだとすれば、都合の良い部分だけを利用した、幼稚で悪質なデマと言えます。
Q : ソース、何? ( オリバーソースとかは駄目だよ )
> また国家神道が戦争の原因になるとは思いません。日本という小さな非力な国にもし皇室制度が存在しなくなったら、中心を失った家庭の様に脆くなると思います。
困ったお方でちゅねー。また爆弾投下しちゃいまちたねー。あなたちゃまのスポンサーは、日本会議ちゃまでちゅか?
ray先生、私は織田信長は特別な性格だと思っています。信長が虐殺をしたのは事実ですが、だからこそそれを恐れた家臣達は逐電したり謀反を起こしたりしたのです。信長は古い慣習を嫌い、過激な方法でしたが新しい時代への第一歩を踏み出すきっかけを作った大革命家ではあると思いますが、人格的には問題があり過ぎたのでしょう。この信長の性格が日本人の平均的な性格で、虐殺はしょっちゅうやっていたお家芸と決めつけるのは飛躍し過ぎではないでしょうか。また国家神道が戦争の原因になるとは思いません。日本という小さな非力な国にもし皇室制度が存在しなくなったら、中心を失った家庭の様に脆くなると思います。
大戦でボロ負けし、310万人もの国民を犬死にさせたにも拘わらず、当時の責任者が切腹もせずに生き残ってこの国を支配し続けたのがそれを象徴しています。
まあ、米国が操り易いようにそう仕向けたのでしょうがね。
さて、日本人が虐殺をしないとのことですが、旧陸軍三九師団二三二連帯第二大隊情報将校・鵜野晋太郎氏が「使い方を変えれば極めて効果的なものであることは、私自身の残虐行為だけから見ても断言できる。要するに日本刀とは、全く無抵抗の人に対してならばこれほど軽便な殺人用具はないと言い切れる虐殺用具なのである」と著書「菊と日本刀」に書いていますよ。
>近代日本には虐殺という概念は存在しないからです。人を切り裂く、首をはねるといったような残酷な”虐殺”という発想はお隣の国々特有のものです<
首をはねる残酷でなくても”虐殺”と言いますが
>日本軍が侵攻した際の南京は、市民の大半は逃げ出し、精々5万人程度の中華民国軍がいただけだぞ。日本軍が南京を陥落した後に、多くの市民が戻ってきたが、30万人もいない。どうやって30万人も虐殺できるのか方法を教えて欲しいもんだ<
100万人ぐらいいた南京から50万人逃げて、50万人の市民がいたというのが大方の推測だが。
>30万人も虐殺すれば、遺骨が多数発見されるはずだが<
埋めたっていう話が東京裁判のころから出てるのに、ムチな人にかかるともう
ところで、東中野さんの講義を受けたい人って、本当にいるのかな?実に不思議なお話ですね。
「隠居で充分じゃないか」と述べたそうだけどねえ
なんとも陰惨な話だ。
比叡山焼き討ち、というとまるで寺の建物を燃やしたかのようにイメージしますが、現実には軍隊が、比叡山延暦寺というお山に住むものをことごとく、老若男女、赤ん坊も妊婦も殺しまくったのです。
大虐殺です。
信長は、石山本願寺でも民衆を殺しまくりました。
戦国時代には多かれ少なかれ同じようなことがありましたね。
徳川幕府時代のキリシタン弾圧を知っていますか。
何度も何度も何度も弾圧は繰り返され、火あぶりはもちろん、首を竹ののこぎりで切って殺したりしています。
雲仙地獄攻めと言って、高熱の硫黄を飲ませたり、かけたりもします。
明治になって天皇を神格化するため神社神道、皇室神道が国家神道とされ、国教になります。
その反動として廃仏毀釈が行われますが、仏教だけでなく他の宗教が神道も含めて弾圧されます。
同じく神道であった大本教は天照大神ではなく、大国主命を最高神としたため徹底的に弾圧され、信者は拷問の上、虐殺され、本尊はダイナマイトで破壊されます。
このように人工的に作られた国家神道、でっちあげられた天皇神格化を道具として、富国強兵や八紘一宇や「大東亜戦争」が可能になったのです。
その延長線上に、南京虐殺はあります。
こうしてみると、虐殺は、当時の日本にとっては概念がないどころか、しょっちゅうやっていたお家芸と言えるでしょう。
バードさん、おもしろい人ですね。あなたの書き込み嫌いじゃないですよ(笑)
あんなもの、今なら、テロリストじゃないですか!!!!
真夜中に、武装して、他人の家に侵入し何の理由も無く、他人を殺傷して、それが何故、忠義か!!!
忠義に生きた武士がかたきを討った末に、どうして死刑になるのか! 表彰されて当然でしょうが! 理由を説明して下さい!
いくら当時でも、違法なことをしたから死刑になったんだよ!
何が忠義か。 講談を真に受けてはならない!
一体、吉良が何をしたのか?
史実では、赤穂の馬鹿殿は、二度目のお役めだったのだ。 実績があるのだよ。 それが何の理由も無く吉良を襲ったのだよ。 だから、切腹になったのを逆恨みした浪人どもが、吉良を襲ったのが史実だ。
後の物語は、皆、嘘だ。 講談だ。
吉良は、領民に慕われた善良な主君だった。 赤穂の逆恨みした浪人どもに襲われた日には、叶わぬまでも刀をとって応戦し、侍らしく切り死にしたのが史実だ。
また、吉良の身辺護衛のために上杉家から派遣された侍は、吉良の護衛をその死まで勤めて死んだ。 上杉の義を重んじる伝統を守ったのだ。
世が世なら、上杉に赤穂の侍どもは、全て殺されるところだ。 赤穂が上杉と戦って勝てるか?
講談を真実と信じて物云う者が未だに居るのが信じられない。 一体、この国はどうなったのか。
知りませんと書いていますが、韓国の仏像盗難と菅直人の名前を書いた時点で知らないとは言わせませんよ!墓穴を掘りましたね。
「対馬仏像盗難事件」でwikiで検索すれば簡単に出てくるので、「いや~、知らなかったなあ~」なんて、誰も貴方の言い分など信じませんよ!
この記事における貴方の投稿内容は、あまりに不合理で無理筋な内容になっていて、そこまでして否定して何の得があるのかと、アホらしく思えて来ますよ。
まあ、宇治金時先生の言い分は、人の借金を踏み倒して逃げて、見つかったら「返すつもりでいましたよ」などと色々言い立てて罪を認めない詐欺師と全く同じやり口だ。
Q : じゃあ、あなたのソースは、何?
( オタフクソースだよ、とかって、無しだよ )
このブログを舐めた発言は、お控えいただきたい。
ここのあるじは、なんといっても「 ニュートラル」の大家なのだ! ( 註・おおや、ではなく、たいか、とお読み下さい )
日々このブログを読んで、勉強にいそしんでいる我々が、偏っているはずがなかろうが!!
下がれ、下がりおろう!!!
吉良って殺されるような悪いことしてましたっけ?
打ち首は今でいう死刑です。切腹はどうぞご自身で、という事です。忠臣蔵は忠義に生きた武士がかたきを討った末に全員死刑、切腹。日本には武士道というものが存在するのです。罪もない民間人を滅茶苦茶に殺しまくるのは武士道精神に反するものです。
Bennyさん、概念がわかりにくかったら習慣とでもいいましょうか。中国で人を切り刻んだ経験のある日本人がどこにいるのか知りたいだけです。ポルポトと日本を同列に語るのは無理があるでしょう。共産主義に纏わる歴史を勉強されてみてはいかがでしょう。その残酷な体質が理解できると思います。
一国民さん、知りません。韓国が日本の仏像を盗み、それを菅直人氏が後押ししているという話は聞いた事がありますが。
リベラル派?なんだろうか
日本人らしい過去を省みるようにも思えますが
国の過去を責めておられ、対局にある事実について
見ていただくことをお勧めしたい。
南京の人口を上回る虐殺がよくできるなぁ〜と
数字だけ見ても違うわけだし、動画も残っているよ。
慰安婦問題もしかり。
書籍で強制はなかったと発言した女性は
アメリカの議会では感情に訴えて虚偽発言で通したわけ。
アピールすればまかり通る?
それが今の世界スタンダードというおかしな状態に
早く気がついたほうが良いと思いますね。
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一方ねとちっくな人が得意げに言っていることも「人口は20万だった」「当時はその言葉(概念)がなかった」とかどこか聞いたことがあるようなものが多いのですよね。
案外、サクラと同じように出所がみな一つのクローンみたいなものなのかもしれませんね。
それにしても時代劇では打ち首、切腹と残虐行為のオンパレードなんですけどね。忠臣蔵とか
日本人は未知の概念の芝居や映画を日常的に接しているのでしょうか?
1体、未だに韓国側から返却されていないのですが、これを決定した韓国の裁判所と全く同じ理屈を貴方は言っているのですが、気が付いていますか?
概念がなければ虐殺しないなんて、その理屈で言ったら子供は一切残酷なことをしないことになりますよ。何も知らないんですから。
実際、子供は実に無邪気にひどいことをしますよね。概念の有る無しは関係ないと思います。
名簿がどうのって、そんな整然と殺戮の調査なんてできるものではないでしょう。ポルポトの大虐殺には「名簿」はあったんでしょうか。ない場合、ポルポトは虐殺をしていないと主張してよいことになりますが。文化大革命も同様です。
ここは誤解があると思います。
私立大学は定年が70歳のところが多く、68歳の教授は何も珍しくも異常でもありません。
定年は大学ごとに決めるので、私立大学で65歳や75歳のところもあります。国公立大学だと、63~65歳が多いです。
地上戦があって占領があって、さらに内戦があったんじゃ
きちんとした記録が残っている可能性がないと、
ネトちっくな人のばら撒いているコピペに気がつく想像力がないのでyそうかね?
流石に、英語のものを都合良く「編集」は出来ないので、客観的に著述されていますが、日本語のものは、英語版とは別ものになっています。
此処でも、内向きですな~。 そんなに否定したければ、海外へ出て、英語でやれば、と言いたくなりますね。
虐殺されたのは、中国だけではないので、反応は、日本に好意的ではありませんよ。 米英も含めて、仏蘭も豪も、アジアの諸国も、日本には酷い目にあっているのですからね。
どうも否定派は、内向きですね。 自国内で、彼是、言わずに、海外に出て英語で否定して来れば良いのです。
ただし、米国のように銃器の所持が一般的な国では、何が起るか分かりませんよ。
(表題からして、一方は、「虐殺」、一方は、「事件」)
Nanking Massacre (Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Nanking_Massacre
南京事件 (1937年) (ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E4%BA%AC%E4%BA%8B%E4%BB%B6_(1937%E5%B9%B4)
NNNドキュメントの、南京大虐殺に係わった兵士の回の、動画を見たんだろうね。 ご感想は?
村野瀬玲奈氏に、また来て貰おうか ? ( 爆 )
そんなこと聞いたこともありませんが?近代日本って、戦後日本の間違いですね。もう少し国語をお勉強しましょう。
>では一体どこの誰のお祖父様または曾祖父様がその虐殺を実行されたのですか?その子孫はどこに存在しますか?お名前を挙げて下さい。
名前を出すことが出来なければ、虐殺が無かっとという証明にはなり得ませんが?そもそも、そんなことを積極的に話すような内容でも無いと思うのだが?
>虐殺された30万人の方々の名前、名簿は存在しますか?これは存在しないのです。なぜなら名前を出せばきちんと検証され全て捏造であることがばれるから提示できないのです。
そんなことは当時の中華民国側の戸籍事情にもよるので、きちっと存在すること自体がむしろ不自然だと思うのだが?現代でさえ戸籍制度がしっかりしている国なんてそうそう無いのが主流なのにねぇ。単なるイチャモンじゃないですか。
>因みに長崎、広島の被害者の方々のお名前はほぼ確定され記録されております。
そりゃ、日本だからね。逆に被害者名簿が整理されていることが、世界的には珍しい。
南京虐殺自体が複数の事象を総称してるわけですから困難ですが(夏さんの件は、地名を取って「新路口事件」といいます)。
恥ずかしい...。
根拠に出してきたのは、国内でも否定されている、特殊な、少数派教授の意見。
中国を嫌いつつも、中国の顔色をうかがわざるを得ない東南アジア各国から、総スカン。
日本人は忘れているけど、彼らは、昔、日本の軍靴に蹂躙された過去を、忘れてはいない。
でも懲りずに、ユネスコ拠出金を出さないとゴネる、スガスガしくない菅。
レベル、低っ。
恥ずかしすぎる! 日本の心ある知性派軍団、安倍政権の暴走を止めてくれ!!
それにしても、この手のは学問というよりもお座敷の幇間芸ですからね
世襲の旦那相手に気に入られそうな芸を披露したら
何を勘違いしたか旦那方、得意満面で芸術祭でそれを披露しちゃったよ あ~あ ってな感じ
一般に、裁判官は、判決文では其処まで決めつけることはしませんからね。 余程、眼に余るものがあったのでしょう。
それを知っていて(でしょうね?)、使う、とは、安倍政権の面々は、これまた、余程、お間抜けなのでしょう。
昨今の学者は、色々とその業績に段階があるようで、各種の領域で、収入さえ増えれば良い、と割り切った研究成果(?)を出される方々が居られます。
話題と外れますが、特に、環境問題では、それが激しくて、温暖化で稼いでいる方々が、多数おられるところです。
極地の氷が溶け、海水面が上がっているので、スバル等の島嶼国が水没する、なんて騒いでいたのに、最近のNASAの観測では、反対で、南極の氷は増大している、なんて報道されました。
では、北極の氷が溶けて居る、と言われるのかも知れませんが、それでは、アルキメデスの原理に反します。
これで騒いでいた人たちは、沈黙ですが、また、他の騒ぎを起こすのでしょう。
こんなものを研究、と言えるのでしょうか。 それで稼げば良い、と割り切っているのでしょうが、学者とは何かを考える素材になりますね。
そう言えば、憲法学でもありました。 従来の自説を、簡単に投げ捨てられた学者もおられました。 その学者の著書を読み、講義を受けられた方が、釈明を求めておられましたが、当然のことでしょう。 でも、反応は無かったようですが。。。