
TBS イスラエルが警告「大規模な攻撃行う」 パレスチナ自治区ガザ南部の避難所「1万人がこの避難所に」 国境なき医師団スタッフ語るより
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イスラエル軍が人質奪還を大義名分にガザ全域への攻撃を再開。パレスチナ市民200万人が集まる南部へも地上侵攻を開始。イスラエル政府がパレスチナ人を解放すれば人質も戻る。イスラエル軍は即時撤退せよ。
2024年1月14日で、ハマスのイスラエル市民に対する越境攻撃と大量殺戮、それに対する報復名目で行なわれているイスラエル軍によるガザ地域への無差別攻撃から100日目。
イスラエル軍は1月15日もガザ南部ハンユニスなどガザ各地で地上戦や空爆を続け、今回の戦争開始以降の戦闘のガザ側死者は2万3968人、負傷者は6万人以上になりました。
死者のうち1万人が子ども達、負傷した子どもたちのうち1000人以上が足を失ったのだそうです。。。
しかも手術で切断する場合、イスラエル軍の病院攻撃で施設がやられていて、かなりの子たちが麻酔の手術です(涙)。
この取材報告でも話ましたが、イスラエル軍が各地の両替所を一斉に襲撃したり、人の家に勝手に、文字通り土足で踏み込んできて、金品を強奪していく行為、「強盗」と何が違うのかと思うし、しかもそれを国家ぐるみの巨大な力を用いてやってきたからこそ、凄まじい暴力性だと思う。 https://t.co/0hCuRdeRkV
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) January 12, 2024
「私たちまだ、生きてるよ。南アフリカが今行っていることを嬉しく思う。日本政府もそれをサポートしてくれたら」と、ガザにいる友人の一人からメッセージが届く。止まらないイスラエルの虐殺、民族浄化。こんな極限状態を100日も強いてしまっている国際社会。その「国際社会」の中に、私もいる。
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) January 14, 2024
イスラエル軍によるガザの病院攻撃についてWHOが「病院からの退避を強制することは集中治療や救命手術が必要な人たちにとって死刑宣告」。世界が全力を挙げてイスラエル軍のガザへの地上侵攻を止めるべき時だ。
忘れてはならないのは、この戦争は昨年の10月にハマスの攻撃でいきなり始まったものではないということです。
もちろんハマスが赤ちゃんや子どもまで殺し、市民の首を斬り、女性を犯し、妊婦も殺して1100人以上の市民を無差別殺戮したこと、200人以上の市民を拉致した行為は戦争犯罪というも愚かしい凶行・蛮行であり、絶対に許されない行為です。
しかし、イスラエル建国で先祖代々住んでいた土地を追われたパレスチナ人は、その後も違法入植を続けるイスラエル政府(2004年7月9日、国際司法裁判所は分離壁を国際法違反と認定)により追い立てられてきました。
だから220万人が暮らすガザ自治区は世界最大の人口密集地となったのです。
そして今回のイスラエル軍の攻撃で、220万人の人口のうち200万人近くが土地を追われ、住む場所を失って難民化しています。
そのことを、南アフリカ共和国はイスラエル政府によるジェノサイド(民族虐殺)だと国際司法裁判所に提訴したのです。
ヨルダン川西岸、ジェニンで11月29日、路上で遊んでいた8歳のパレスチナ人少年、アダムさんがイスラエル兵に射殺された。頭を打たれたアダムさんを、命がけで車の陰に引きずっていったのは、14歳の兄だった。これのどこが、「自衛」なのか。配信でお伝えします▶ https://t.co/XsVI4aJh7i #D4P pic.twitter.com/N1e2ILhW81
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) January 10, 2024
イスラエルがガザで大量虐殺行為を繰り広げているとし、南アフリカがICJに対応を要請。今日・明日に、提案されている暫定措置としての停戦が、どう審理されるか。写真はヨルダン川西岸、ラマッラーに作られたネルソン・マンデラ像。配信でもお話しました▶ https://t.co/XsVI4aJh7i #D4P pic.twitter.com/BEZYEwlVwZ
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) January 10, 2024
【本日2024年1月11日午後6時から!】国際司法裁判所(ICJ)でイスラエル軍のジェノサイドを裁く、南アフリカ対イスラエルの口頭弁論が日本語字幕付きで中継されます!
さて、ジャーナリストの安田菜津紀さんがXでガザに関するレポートをシェアし続けています。
『ヨルダン川西岸の南部で、武装した入植者たちの襲撃を受け、「出て行け」と迫られてきた遊牧民のご家族。
「自分たちが先に立ち退いてしまえば、次は隣が襲われる」 「土地を追われるのは、体から魂を奪われるようなもの」』
『特にこの、「土地を追われるのは、体から魂を奪われるようなもの」という言葉を、何度も思い返している。』
人は土地の上に生活を築き上げ、先祖から受け継ぎ、そこで家族を作って共に暮らし、そうして社会を作らなければ生きていけない社会的な動物です。
イスラエル建国、そしてイスラエル政府の違法入植で土地を追われ続けてきたパレスチナの民に、これからガザ北部を攻撃するから南部に行けと命令し、次は南部に侵攻するからどこかに行けと言い出すイスラエル政府のなんと傲慢で残酷な事か。
イスラエル軍の空爆から逃れ、国連が設営したテントで暮らす市民=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで2023年10月19日、ロイター
特にこの、「土地を追われるのは、体から魂を奪われるようなもの」という言葉を、何度も思い返している。 https://t.co/C94hkwT7nL
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) January 12, 2024
イスラエル軍のガザ攻撃開始から3か月。住宅の7割が破壊され2万数千人が死亡。ガザ市民220万人のうち190万人が避難し「ガザにいるすべての人が空腹だ」(国連)。イスラエル軍は即時無条件に完全撤退せよ。
これに対して、ロシア軍に侵略されたウクライナ市民が1000万人以上も難民になっている時に
「たかが領土」
だ、諦めろと言い募った自称国際紛争処理の専門家である伊勢崎賢治東外大名誉教授が、憲法学者や真面目に平和運動をしてきた市民運動家や現場を知っているジャーナリストたちに徹底的に批判されたのは当然です。
そういうたわごとを、能登半島地震で家や土地を失った今の被災者に言えますか?
そんな言い草は、命は失われたら二度と戻らないから、命が助かるならロシア軍兵士に強姦されても我慢せよ、というのと同じです。
イスラエル軍のガザ侵攻が始まってから「たかが領土」などというバカなことを言う人間はもういなくなりましたが、侵略されているウクライナ人に即時停戦を求め、侵略しているロシア軍には即時撤退を求めないという逆さまな理屈を正当化するための、先進国の国民ならではの傲慢な屁理屈。
寄り添う気持ちや想像力の欠如も極まれりという、本当に罪深い話でした。
国連が運営する学校に避難する市民=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで2023年10月14日、ロイター
ガザ地区南部にある学校に避難するパレスチナの人々(2023年10月27日)=ロイター
領土のために死んではなりません。たかが領土です。
— 伊勢崎賢治 (@isezakikenji) June 12, 2023
https://t.co/KrJib8NBTo
いのちは何よりも大切。しかし、それを前提にしても、たかが領土とはならない。そこで生活を育み、その営みを通していのちが〈生きる〉ものとなってきた。ひとの生活に密接にかかわるものを主体以外がたかが領土と言ってしまうのは、驕りであると同時に愚弄。本当にこんな表現はやめた方がいい。
— Aisa Kiyosue (@gorbeirani) April 7, 2023
この大切なことを分かっていない知識人、活動家が多過ぎます。「たかが領土」「とにかく停戦を」など、ウクライナの人々をないがしろにして、その尊厳を無視して、自らの願望を押し付けようとするのは傲慢そのものだと思います。 https://t.co/BnjUZm2R6M
— 杉原こうじ(NAJAT・緑の党) (@kojiskojis) April 28, 2023
日本の一部の「平和主義者」含む即時停戦派の言う、「さっさと降伏しろ」「たかが領土なんか捨ててしまえ」的な意見は論外だが、ただ兵器を与えウクライナ側だけに戦闘での犠牲を強いる、しかも、戦果を急いで求めるような欧米のやり方も、正直、いかがなものかと思う(続く
— ジャーナリスト志葉玲 (@reishiva) August 20, 2023
イスラエルのネタニヤフ首相がガザへの無差別攻撃について「我々が対峙しているのは怪物」「イスラエルだけでなく文明世界と野蛮人との戦い」と強弁してクリスマス休戦さえ拒否。「怪物」はイスラエル政府と軍だ。
写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って
副題からして傲岸不遜。
伊勢崎氏なら、麻酔もなしに足を切断手術せざるを得なかった1000人の子どもたちに、「たかが脚部」と言えるのでしょう。
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イスラエルとハマス 戦闘開始から100日 2万3000人以上死亡
2024/01/15 00:36日テレNEWS NNN
イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘開始から100日を迎えた14日、パレスチナ自治区ガザ地区の保健当局は、これまでに2万3000人以上が死亡したと発表しました。
イスラエル軍は戦闘開始100日目にあたる14日もガザ地区への砲撃を続けていて、少なくとも9人のハマスの戦闘員を殺害したと発表しました。
こうした中、パレスチナの保健当局は14日、SNSに声明を投稿し、イスラエルとの戦闘により、ガザ地区でこれまでに2万3968人が死亡し、6万人以上がケガをしたと発表しました。死者の7割を女性や子供が占めているとしています。
さらに、イスラエル軍がガザ地区の150の医療機関を攻撃し、その半数以上が機能停止に陥っていると主張しています。
保健当局は「国際社会はこの100日の間、医療的な援助や負傷者に安全な退避ルートを提供することに失敗した」と指摘し、医療や人道面での支援を強く求めました。
ガザ地区の子どもたち、一日10人以上足を切断…麻酔なしで手術も
イスラエルとパレスチナの武装組織ハマスとの戦争が勃発して以来、ガザ地区で一日平均10人以上の子どもが爆発などで足を失ったことが分かった。
国際児童権利非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン」は7日(現地時間)、声明を発表し、「昨年10月7日にイスラエルとハマスの戦争が始まって以来、パレスチナのガザ地区でこれまでの3カ月の間、計1000人、一日平均10人を超える子どもが片足または両足を切断する手術を受けた」と、国連児童基金(UNICEFE)の資料を引用して明らかにした。
世界保健機関(WHO)は3日、ガザ地区の医療システムが崩壊し、麻酔剤をはじめとする医療用品と医療スタッフが大きく不足していると発表した。セーブ・ザ・チルドレンはWHOの発表を引用し、足を失った子どもの相当数が麻酔さえなく切断手術を受けなければならないと伝えた。
同団体パレスチナ事務所のジェイソン・リー事務所長は「爆発による負傷を負って(病院に)来た子どもたちを見て打ちのめされる医師や看護師を多数目撃した」とし、「これほど苦しんでいる子どもたちを見ながら、治療したり痛みを軽減する装備と医薬品がない状況に置かれているというショックは、経験豊富な専門家たちでさえ耐えられないことだ」と語った。さらに「確実な休戦だけが民間人を殺したり重症を負わせることを止め、負傷した子どもたちに必要な医薬品をはじめとする人道主義支援を可能にする」と付け加えた。
米CNNは7日付で、ガザ地区保健省の資料を引用し、戦争が起きた後、ガザ地区で少なくとも2万2835人の死者と5万8416人の負傷者が発生したと報じた。死亡者の3分の2は女性や子どもと推定される。
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前者をディアスポラ性が高い、後者を低い、と見做していいのかわかりませんが、今みたいな不毛なことをイスラエルが延々と続けるならいっそのこと世界のユダヤ人1400万は全てアメリカに住めばいいじゃないの、と思うこともあります
宗教的信念からエルサレム近傍に住まなきゃならんのだ、なんてユダヤ人が多数いるとは思えません
そんなこと言ってると真言宗ってだけで高野山の麓に住まなきゃ、とか右翼はみな高千穂峰に集まれ、みたいな話になります
しかし欧米、ソ連、国連のご都合主義から「ユダヤの悲願」がでっちあげられ、ツケを払う4億のアラブ人のほうはシリア、イエメンなど内戦三昧
あまり好きじゃないけど、現状だと俺はエジプトに期待してます
イスラエルがアラブ総叩きから手を退きだしたのもエジプトとの国交が契機で、近年もイスラエルの資源開発のパートナーです
でもガザの再占領には強気で反対してます