ハーバード大学は、ご存知の通り、大統領や著名な経営者を多数輩出した名門中の名門大学です。
このエリート集団に、東ニューヨークのバート刑務所の受刑者ディベートチームが2015年9月18日に挑戦し、見事勝利を収めました。
受刑者チームにとって、準備は簡単なことではありません。
受刑者たちは調査にインターネットを使うことが認められておらず、本や記事を閲覧するには申請して、刑務所の管理部門の許可を受けなければならず、手続きに数週間かかることもあるのだそうです。
しかし、このディベート部は、2014年春に活動を開始したばかりなのに、これまでにウェストポイント士官学校やバーモント大学といった強豪を次々と打ち破ってきました。
さらに皮肉なことに、このディベート大会で受刑者たちは
「アメリカの公立学校は不法移民などで書類のそろわない児童の就学を拒否する権利をもつべきかどうか」
という、自らにも関わりのあるテーマで
「公立学校は拒否できる」
という立場で討論しなければなりませんでした。
しかし、彼らは
「就学を拒否できなければ、クラスあたりの人数が過剰になったり資金不足で満足な教育が行えなくなる可能性が高くなる。
受け入れを義務でなくすればNPOやその他の組織が介入する余地が生まれる」
と主張を展開し、ハーバードの反論をはねのけ勝利しました。
ハーバードチームは受刑者チームについて、よく準備をしていたことや予想外の論法を採用したことが強く印象に残ったと語り、シカゴ出身の3年生アナイス・カレルさん(20)は、
「不意を突かれた」
と言っています(笑)。
バート刑務所は、2001年から希望する受刑者に大学教育を与えており、これまでに300人が受刑中に学位を取得しました。
これら卒業者の再犯率は2%と、州平均の40%と比べて劇的に低い水準となっているそうです。
彼らのコーチのレジスター氏によると、ハーバード大学との対決後初めてのチームの会合で、受刑者たちは2時間をかけて自分たちの主張の出来栄えを批判し、提示すべきだった根拠を分析したそうです。
レジスター氏は言っています。
「彼らは本気でよくなろうとしている」
教育刑とか「罪と罰」、人の可塑性・可能性と言ったことを考えさせてくれる話ではありませんか。
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【ナパノーチ(米ニューヨーク州)】最大級の警備が敷かれた刑務所。ステージの一方には凶悪犯罪で服役中の男3人が、もう一方にはハーバード・カレッジの学生3人が座った。
18日に行われたディベート対決で、両チームは1時間にわたって意見を戦わせ、最後に審判団が判定を下した。
受刑者チームの勝利だ。
観客から歓声が上がった。観客席にはステージ上の受刑者と共に「バード・プリズン・イニシアチブ」というプログラムで学ぶ学生75人の姿があった。バード・カレッジ(ニューヨーク州アナンデールオンハドソン)が実施する同プログラムは、イースタンニューヨーク矯正施設の受刑者に大学教育を受けるチャンスをもたらした。
皮肉にも、受刑者チームは自分たちの考えとは大きく異なる主張を展開しなければならなかった。与えられた議論のテーマは「米国の公立学校は不法滞在の学生の入学を拒否する権利を与えられるべきである」だった。
ディベート終了後、ニューヨーク市クイーンズ区の出身で、故殺罪で服役中のカルロス・ポランコ受刑者(31)は子どもが就学を禁じられるべきとは全く思わないと話し、バード・カレッジの学位取得のチャンスを与えられたことに感謝していると語った。「私たちは機会に恵まれた」とポランコ受刑者は言う。「おかげで私たちは自分自身を信じることができるようになった」
ベテラン審判団のトップ、メアリー・ニュージェント氏は、受刑者チームの主張には説得力があったと評価した。受刑者チームは、多数の不法滞在の子どもが通う公立学校は機能不全に陥り、生徒たちは単に学校に預けられているだけという状態になっていると主張した。その上で、過密と資金不足という問題を抱え、「中退者製造工場」と化した学校が不法滞在の子どもたちの入学を拒否することができれば、非営利団体や財政的に余裕のある学校が参入し、よりよい形で生徒を指導するようになると提案した。
ニュージェント氏は両チームとも素晴らしい議論をしたが、バーバードチームは相手チームの主張の一部に反応しなかったと指摘した。
ハーバードチームは受刑者チームについて、よく準備をしていたことや予想外の論法を採用したことが強く印象に残ったと語った。シカゴ出身の3年生アナイス・カレルさん(20)いわく、「不意を突かれた」。
受刑者チームがデビューしたのは2014年春。米陸軍士官学校(ニューヨーク州ウエストポイント)のディベートチームに勝利した。その後、全米ランキングに名を連ねるバーモント大学のチームにも勝利したものの、今年4月の陸軍士官学校との再対決では敗北した。
受刑者チームにとって、準備は簡単なことではない。受刑者は調査にインターネットを使うことが認められておらず、本や記事を閲覧するには申請して、刑務所の管理部門の許可を受けなければならない。手続きに数週間かかることもある。
マンハッタン出身で、故殺罪で服役中のアレックス・ホール受刑者(31)は「自分たちが勝てば、多くの人がここで何が起きているのかと思うだろう」と語った。「私たちは生まれつき弁舌の才能があるわけではないかもしれないが、本当に一生懸命やっている」
ニュージェント氏は、3人の審判が具体的なルールや基準に基づき、自分の投票内容について互いに説明しなければならず、判定にえこひいきはないと話した。
「私たちはみんな人間で、どんなときも背景や状況抜きで判断できるとは思わない。しかし、受刑者チームが同情を買って勝利したと考えるのは受刑者について非常に間違った考えを助長することになる。彼らの学力は素晴らしい」
2001年に始まったバード・プリズン・イニシアチブは能力とやる気のある受刑者に教養教育を行うことを目的としている。プログラムの担当者によると、プログラムに参加するには作文と面接の審査を受ける必要があり、競争率は約10倍だという。
プログラムに参加するのに授業料は必要ない。プログラムの実施にかかる年間約250万ドル(約3億円)の費用は民間からの寄付でまかなっている。費用の中には他の9つの州で同様のプログラムが実施できるように支援するための資金も含まれている。
昨年、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事(民主党)は、受刑者向けの大学の授業に補助金を交付することを提案した。知事は、受刑者を生産性の高い納税者にすることができれば長期的に費用を節約できると訴えた。しかし、共和党の政治家から批判され、知事は計画を断念した。法を守って生活している多くの家庭が大学の学費の捻出に苦労しているのに、有罪判決を受けた犯罪者が学位を取るのに金を出すとは何事か、というわけだ。
バード・プリズン・イニシアチブの幹部によると、服役中に学位を取得した300人を超える卒業生のうち、3年以内に再び収監された人の割合は2%未満だった。
一方、ニューヨーク州矯正・社会監督局によると、ニューヨーク州全体では元受刑者の再収監率は約40%で、そのほとんどが保護観察違反によるものだという。
- 2015年10月13日 09:49
討論でハーバード大生に勝った受刑者、反響に驚く
討論でハーバード大生に勝った受刑者は反響に驚いている
Photo: Peter Foley for The Wall Street Journal
最大級の警備が敷かれたニューヨーク州の刑務所で先月18日、3人の受刑者がハーバード・カレッジ(大学過程)の学生とディベートで対決し、勝利を挙げた。このとき、受刑者たちはただ、ディベートで勝負して、刑務所内の教育の力を示したかっただけだったと語った。
受刑者とハーバード大生、ディベートで対決 第2のチャンスで更生支援
そのあとのことは全く考えていなかった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が受刑者チームの勝利を紹介した記事はソーシャルメディアで人気を呼び、世界中で報道された。映画化の権利についての映画プロデューサーからの問い合わせも相次いだ。
受刑者はインターネットを利用できず、ツイッターが登場する前に刑務所に収監された受刑者も多い。受刑者たちにディベートを指導したコーチのデービッド・レジスター氏は「彼らは世界が自分たちの記事にこれほど関心を持っていることに非常に驚いている」と話した。
レジスター氏によると、それ以上に意味があったのは、「彼らの家族が彼らのことをどれほど誇りに思っているかに気付いたことだ」。
ディベートに参加したある受刑者はおいが学校で自分のことを自慢していると聞いて感動したという。
ディベートの勝者が所属しているのはイースタンニューヨーク刑務所のディベートチーム。約20人のメンバーはバード・カレッジ(ニューヨーク州アナンデール・オン・ハドソン)が実施する受刑者向け大学教育プログラム「バード・プリズン・イニシアチブ」を通じて学位取得に向けて勉強に励んでいる。このプログラムにはニューヨーク州全体で約300人が参加、厳しい大学教育を受けている。
デュジュアン・タトロ受刑者(29)は暴行罪の刑期が明けたら大学院で分子生物学を学びたいと考えている。タトロ受刑者は雄弁なハーバード大チームに勝利して感動したと話した。学生たちを見て「こてんぱんにやられる」と思ったそうだ。
故殺罪で有罪判決を受けたカルロス・ポランコ受刑者(31)はディベートが終わって「ほっとした」と話す。宿題の遅れを取り戻すことができるからだという。
ハリウッドは受刑者たちの勝利を見逃さなかった。近く退任するダンカン教育長官は先週、短文投稿サイトのツイッターに「誰かがこの実話を映画化すべきだ」と投稿した。
受刑者とハーバード大の学生のディベート対決はある映画撮影チームによって撮影されていた。映像はドキュメンタリー映画として2018年に公開される予定で、仮のタイトルは「College Behind Bars(鉄格子の中の大学)」。監督はリン・ノビック氏が、製作責任者はケン・バーンズ氏が務めている。
インターネットに書き込まれた読者の反応はさまざまだ。生産的な市民になろうと決意した受刑者に同情する声もあれば、米国で収監されている受刑者数の多さに対する反感や、凶悪犯に無料の大学教育を提供することへの批判もあった。
ハーバード・カレッジ・ディベーティング・ユニオンのドルーバ・バート氏は7日に電子メールに寄せ、メディアの注目に驚いたと述べる一方、ディベート対決が「受刑者に関する固定概念が変わるきっかけとなり、いかにして更生や再犯率低下に取り組むかについての議論に貢献すればいいと思う」と記した。
受刑者が注目されるのは殺人などの犯罪の被害者家族にとっては耐えられないという批判の声もある。コーチのレジスター氏は、受刑者たちは若いときに大変な過ちを犯したが、もう以前の彼らではないと語る。
バード・プリズン・イニシアチブのエグセクティブ・ディレクター、マックス・ケンナー氏は私的な資金で運営されている同プログラムへの寄付が急増したと語る。プログラムの卒業生は医療サービスやカウンセリング、電子機器のリサイクルの仕事に就き、1人はイェール大学神学校で学んでいる。
受刑者たちは監房や運動場、食堂で時間があればいつでもディベートの練習をしたと話す。ハーバード・カレッジの学生と対決する日の朝、何人かが子どもの頃に一生懸命勉強しなかった理由について語った。1人は授業中にやる気がでなかったと言い、別の1人は規模の大きな中学校に転校したら心細くなり、仲間からの圧力で問題を起こしたと語った。
ある受刑者はこう言った。「バード・カレッジでの勉強を始めるまで、もっと意味のある人生を送る能力が自分にあることに気付かなかった」。
審判団が受刑者に肩入れしたのではないかと疑問を投げかける人もいる。受刑者チームは2対1で勝利した。
審判団のメンバーだったコーネル大学のディベートコーチ、リンゼー・ビング氏は受刑者チームがより説得力のある主張をしたと語った。単に受刑者チームを勝たせるのは「彼らにとっても、彼ら努力に対してもずいぶん失礼だ」。
ディベートで受刑者チームは「公立学校は不法滞在の学生の入学を拒否する権利を持つべき」との立場を取らなければならなかった。コーチのレジスター氏によると、ハーバード大学との対決後初めてのチームの会合で、受刑者たちは2時間をかけて自分たちの主張の出来栄えを批判し、提示すべきだった根拠を分析した。
レジスター氏は言う。「彼らは本気でよくなろうとしている」
By LESLIE BRODY
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最後にあった
この言葉が一番良かったと私は思います。
いい話だぁ!
幾点かの矛盾を含んだ設問を聴講する学生に出して、回答を募り、段階を踏んで難問に至り、その矛盾に対する回答を学生自身に考えさせる、と言った回路で学生には自学自習を進めさせる動機を与えるものでした。
古今東西の政治思想の博引傍証も素晴らしい講義でした。
Justice with Michael Sandel
http://www.justiceharvard.org/
同大学での講義は、広範な読書を前提にしたゼミ方式が通常で、例えば、法学の米国憲法の講義では、何千頁もの判例集の読書が前提ですので、読まずに講義を受けることは不可能です。
学期ごとの試験に受からなければ、当然のように落第ですので、入学しても全学生の卒業は困難です。
因みに、金融方面では、同大学の教職員年金組合の年金資金運用がダントツで有名で、錚々たる金融・経済の学者が顧問をしているので、運用成績は、GPIFとは格が違います。
そこの学生とディベートをして勝った、となれば相当なものです。 余程、説得力があったのでしょう。
知識のみでは勝てません。
弁論の技術、論理の組み立て、説得力、等の総合力ですから。
論述の骨組を如何に巧緻に立てても、聴く者の琴線に触れない弁論の技術では、勝てませんし。 反対に、技術のみが如何に巧緻でも、論理が一貫していなくては、勝てません。
日本の政治家のこの方面の能力は、どの程度でしょうか。 単なる記者会見でも、予想質問・回答の準備が無いと出来ない人が首相ではね。。。 押して知るべしか。。。
森達也さんらがレポートしたノルウェーの行刑制度を思い起こさせるお話ですね。
70年代までは死刑も含めて犯罪者に厳罰を下していたのですが、社会効果を判定すると単なる報復・嗜虐主義であってCPが悪いことに気づきます。
そこで、犯罪者の社会復帰を推進するのがCP的にも倫理的にも正しいことを見出し、行刑制度を組み立てなおしました.
そのためには収監によって家族や社会とのつながりがたたれないようにする、繋がりを強化する、繋ぎ直すことが必要だということを見つけました。
彼らが犯罪を犯すのに至った社会的要因は、教育と”愛情”が足りなかったためで、彼らを罰しても見当違いで効果がないことを発見しました。”彼らは愛情と教育の不足によって社会に適合できず犯罪を犯すまでに十分に苦しめられて来た。社会が、彼らをこれ以上罰で苦しめてなんになるというのですか?(微笑)”
そこで、開放的な刑務所で社会との繋がりを作りつつ、心理的、学校的な教育をやり直し望むなら高等教育まで受けられるようにしました。もちろん、アメリカと違い選抜試験なんてありません。
社会が誰も見捨てない国で暮らすノルウェーの人々には、日本や刑務所産業があり世界で最も受刑率の高いアメリカの有様など、線虫の世界よりも理解できないでしょうね。
実践知や「よくしたい」という気持ちの強さ、動機の勝利でも
あるのかなと思います。ヒトっていくつになっても
新たな挑戦ができるよっていうメッセージにもなったと思います。
本当に同感です。私もこういう記事を探したいです。
ところで、死刑という「罰」がありますが、死刑に代表される厳罰が社会の中でクローズアップされることの弊害は、すべての人間は良い方向に変わることができるという前向きの考えを一般の人々の頭から消し去って、殺伐とした思想を拡大してしまうことであると考えています。
永山則夫。十九歳で、四人を殺害。青森生まれ。親からは見捨てられ、兄弟は多いが、それぞれバラバラな状態。歳の近い数人で肩を寄せ合い、まさに極貧を生き延びたが、兄からは激しい暴力を受け続けた。唯一愛情を示してくれた長姉は自身の恋愛に絡んで発狂し、精神病院に収容された。
小林薫。奈良幼女誘拐殺人事件。貧しい片親家庭で育った。父親に日常的に暴力を振るわれた。かばってくれた祖母も亡くなる。自身には軽度の障害があったと記憶している。「 生まれてきて、楽しいことなど一度もなかった。」と述懐。
山路悠紀夫。少年時、実母殺害。両親は不仲だった。父親はアルコール依存症かつ病に伏していたが、その容態急変時に母の対応が冷たかったと恨む。自分の女性関係を邪魔され、預金を使い込まれたのをきっかけに、犯行に及ぶ。少年院出所後、更生に努めたが、共に収容されていた少年の妨害で仕事を辞め、故郷を離れる。大阪でパチンコの " ゴト師 " になり、ホステス二姉妹殺人を犯して逮捕された。
F。ご存じ光市母子殺人事件。事件は多くの人々の記憶にあるだろう。犯行時未成年。自分も母も父親に暴力を振るわれ、母親は自殺、それを発見したのはFだという。犯行後、少年院収容時、すでに出所した友人あてに出した手紙が公開された。そこには被害者を冒瀆する内容のと共に、母の遺体発見時の衝撃、心情が書かれていた。母死後、父親はフィリピン女性と再婚、子供も生まれた。なお、Fの犯行後、祖母は自殺、弟は出奔したと伝えられる。
被害者、遺族の苦しみはいかばかりか、言葉もない。
しかし、犯人の生い立ちを知ると、生きることがどんなに苦しかっただろうかと、考え込まざるを得ない。小林薫の言葉がよみがえってくる。「生きてきて、楽しいことなど一つもなかった。」と。
私たちは、彼らに対し、何かをしただろうか?
何が、出来ただろう?
何を、すべきだったのだろうか?
被害者とご遺族は本当にお気の毒である。死刑を望むのは、当然だ。
だが、犯人たちの生い立ちーー暴力、恐怖、貧困、周囲の無関心あるいは力不足、長じてなお、社会で恵まれない位置に置かれること、それらに対する彼らの怒り...。
解決のつかない問題だ。
こんな事件の裁判をやれ、って言ってこられたら、どうする?
私にできることは、心の中で葛藤するだけ。裁判員になって裁く側に回るのは、絶対いや。断固として、出頭拒否。
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1565.html
裁判員制度の存続は無理であろうという、猪野亨弁護士の見解です。
裁判員ではなくて、陪審員制度にして、有罪か無罪かの評定のみ出来る、とすべきです。
量刑を裁定出来る、とするのは行き過ぎで、一般人にそこまで求めるのは酷に過ぎるでしょう。
陪審制ならば、知性的、理性的、に考えることが出来る人ならば、特に専門領域の事柄を知らなくても、参画が可能と思われます。
米英の推理小説や舞台劇では、陪審制ならではのものが多くあります。 一般人でも、それらを楽しめるのは、専門知識が不要だからです。
でも、量刑は、専門過ぎるでしょう。 裁判員裁判の結果が重刑化しつつあるのも問題です。
とら猫イーチさん
お二人が言われていることは良く分かります。
バードストライクさん
福田和子なども生い立ちや刑務所(レイプ)での出来事などを知ると、一般人では計り知れない傷を心に残したことでしょう。
とら猫イーチさんの言われた
>裁判員ではなくて、陪審員制度にして、有罪か無罪かの評定のみ出来る、とすべきです。
これには賛成です。
量刑を決めるのは専門家がすべきだと思います。