パラリンピックへの学徒動員13万人!に警鐘を鳴らす尾身会長に、小池都知事「五輪の際も同様のご指摘を頂いたが、安全安心な大会としてやり切った」。観客入れようとか、PVやろうとしてたのを止められたくせに!
これからもぜひ毎日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
小中高生などが学校単位で参加する「学校連携観戦プログラム」。
小池百合子東京都知事は13~14万人もの子どもたちを観戦させるというのですが、今、未成年者の感染が急増しているのに、もう正気の沙汰とは思えません。
小池都知事は2021年8月19日、都議会の第2回臨時会後に記者団の取材に応じ、
「希望されるお子さんが、実際にパラリンピアンの努力や姿をみることは、やはり教育的な価値は高いと思う」
と述べたのですが、私だってもちろんパラリンピックを子どもたちが見る教育的な意味は感じます。
しかし、命と引き換えなら親がうちの子に見せたいと言って求めるのが政治の役割です。
安全にできてないだろ、パラリンピック前から!
東京都では連日5000人以上の感染者が出ており、先週比で120%程度増え続けている状態です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスに感染した子どもの数は、8月17日までの1週間で、10歳未満が4万7000人余り、10代が10万2000人余りといずれも前の週から9倍余りと急激に増加しています。
遅ればせながら自民党でも、夏休みの延長も検討され始めました。
そこで、この学校連携観戦プログラムについては、全国的に新型コロナウイルス感染が拡大している現状などから、8月18日に行われた都教育委員会で出席委員全員が実施に反対したのですが、これが子供たちの教育に関わる人間の普通の感覚です。
なのに、教育委員会には報告するだけでいい事項だと強弁。
さらに、政府の新型コロナ分科会の尾身茂会長は19日、学校連携観戦プログラムの実施について
「(五輪開催時と比べ)今の感染状況はかなり悪い。そういう中で考えていただければ、当然の結論になると思う」
と現状を説明して、開催するなと言っています。
ところが、小池都知事は、尾身氏の指摘に関して
「尾身会長には、五輪の際も同様のご指摘を頂いていたと思うが、安全安心な大会としてやり切ったという経験を生かしてパラリンピックに臨んでいきたい」
と、完全に否定です。
しかし、尾身氏らの専門家有志がオリンピックを開催するにしても、無観客開催を強く提言するまで菅総理も小池都知事も観客を入れることに固執していました。
さらに、小池都知事は代々木公園の木を伐採まで始めて、同公園や井之頭公園などでそれぞれ数万人の観客を集めてPVをする気も満々だったんです。
オリンピック自体の感染拡大もどの程度だったか確かめられていませんから、とても安心安全に行なえたとは思いませんが、少なくとも危険性を減らせたのは小池都知事らが尾身氏らの捨て身の提言に渋々従わざるを得なかったからなのです。
それなのに、尾身氏らの意見を強行突破しても、小池都知事の原案通りにやって東京オリンピックは安心安全に行なえた、みたいな言い草は真っ赤な嘘です。
よくまあ、数週間前のことを全く忘れたようにしれっと自分の手柄にできるのか、呆れてものも言えません。
東京消防庁によると、東京都内で8月8日までの2週間に救急搬送された新型コロナウイルス感染者のうち、2割弱の227件(速報値)で病院への搬送に3時間以上、65件では5時間以上かかっていたそうです。
それから10日以上たち、状況はさらに悪化し、東京でも千葉でも自宅療養している家族でお母さんが亡くなったとか、おなかの赤ちゃんが亡くなったなど悲劇が次々と報告されています。
もう、すでにとっくに東京などの医療は崩壊しているのに、都民をさらに崖から突き落とすようなリスクは絶対冒してはならないのです。
パラリンピックを観戦に行った子たちがコロナに観戦したり、家にウィルスを持ち帰ったりしても、もう1割未満の人しか入院できず、3万人近い人が自宅療養しているのですよ。
小池さん、責任とれるんですか?
オリンピックを強行開催するのも無茶でしたが、あのときより感染者がさらに爆増していて、すでに医療崩壊しているのに、この上パラリンピックをするなんて自殺行為じゃないですか。
そしてさらに、子どもたちを10万人以上観戦に行かせるとか、何か利権でもあるとしか思えません。
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
さらに「東京の聖火リレーについても、明日から始まる。これからも、皆さんにパラリンピックでいろいろ感じていただければ。安全、安心に開く大会にご協力をいただきたいと思います」と話した。
東京パラリンピックで児童生徒が競技を観戦する「学校連携観戦プログラム」について、東京都の小池百合子知事は19日、報道陣に対し、「より安心安全な形にできるように準備を進める」と、実施する方針を改めて示した。
一方、18日夜に開かれた都教育委員会の臨時会では、5人の教育委員のうちオンラインで出席した4委員の全員が「テレビ観戦でも教育効果はある」「今からでも方向転換すべきだ」などと、反対意見を表明した。観戦の実施に委員の議決は必要ないが、教育庁担当者は「各委員からの懸念を受け止めて準備を進めたい」と話した。
新型コロナウイルスに感染する子どもが急増する中、政府は多くの地域で夏休み明けとなる来月以降にはさらに感染が広がるおそれがあるとして、発熱などの症状のある児童・生徒の登校を見合わせるなど、感染対策を徹底するよう改めて呼びかける方針です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスに感染した子どもの数は、今週17日までの1週間で、
10歳未満が7441人、
10代が1万4734人と、
増加していて対策が急務となっています。
政府は多くの地域で夏休み明けとなる来月以降になれば、学校現場や部活動などを通じて、さらに感染が広がるおそれがあるとして、改めて感染への警戒を呼びかけることにしています。
具体的には、発熱などの症状がある場合には児童・生徒の登校や教職員の出勤を見合わせるとともに、健康観察も徹底するよう求める方針です。
また、緊急事態宣言の対象地域にある高校では集団感染の事例も相次いでいることから、時差登校や分散登校、オンラインによる授業などを積極的に活用するほか、抗原検査キットの活用も促すことにしています。
一方、地域一斉の休校については、子どもたちの学習機会を確保する観点から、要請しない方針です。
都内の子どもの感染広がりは
東京都が公開しているデータによりますと、都が公表した感染者のうち、10代以下はことし1月にはおよそ3300人でしたが、3月には800人ほどまでいったん減少しています。
ところが、先月には前の月の3倍以上となるおよそ5300人となり、今月は18日までのデータですでに1万人に上っています。
すべての世代の感染者に占める割合も増加傾向が続いていて、ことし1月にはおよそ8%でしたが今月は18日まででおよそ14%となっています。
横浜の小児科医「“子どもは感染しにくい” 認識改めて」
これまで症状を訴えるケースはほとんどありませんでしたが、最近は、高熱や息苦しさの症状、それに頭痛やけん怠感などを訴える子どもが増えているといいます。
また、子どもの感染をきっかけに、大人に感染が広がる家庭内感染も目立つようになりました。
先月、39度の高熱の症状を訴えて診察を受けた1歳の女の子は、PCR検査の結果、デルタ株だったことがわかりました。
その後、父親にも症状が現れると悪化して、医療機関で人工呼吸器を装着する治療を受けたということです。
クリニックの時枝啓介院長は「これまでは外で感染した大人が家庭に持ち込む家庭内感染のパターンが多く見られたが、これからは、学校や保育園などで子どもどうしが感染し、子どもが家庭に持ち込んで感染を広げる、家庭内感染のパターンにも注意が必要になると思います。特に小さなお子さんがいる家庭で、子どもを隔離することはほとんど不可能で、家庭内感染は避けられないのが実情で、ワクチンを接種していない大人は重症化するリスクも考えて対策を徹底してほしい」と話しました。
そのうえで、夏休みが終わり、新学期が始まる時期になっていることについて「何の対策も取らないまま学校が始まったら、個人の努力ではどうにもならない部分で、大丈夫なんだろうかと心配しています。子どもは感染しにくいと思っている人も多いですが、デルタ株の感染力は強く、これまでの認識を改めて感染対策を徹底してほしい」と話しています。
東京のコロナ患者、救急搬送されないケース急増 119番通報7倍に
新型コロナウイルスに感染した自宅療養者らが容体の悪化により救急搬送を要請した119番通報が2~8日、東京都内で1668件に上り、7月12~18日(233件)の約7倍に急増したことが東京消防庁への取材で判明した。このうち約6割の959件は搬送されなかった。症状などから保健所の判断で自宅療養継続となったほか、病床の逼迫(ひっぱく)により、医療機関が受け入れられなかったケースもあったとみられる。
同庁によると、新型コロナ陽性患者の搬送は2~8日に709件あった。通報から医療機関の到着までにかかった時間別の内訳は、「1時間未満」80件(7月12~18日比42件増)▽「1時間以上3時間未満」478件(同355件増)▽「3時間以上5時間未満」99件(同88件増)。7月12~18日にゼロだった「5時間以上」は52件となった。搬送されなかったケースも同期間比898件増と大幅に増えた。【鈴木拓也】
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
パラを開催し、学童や生徒たちの観戦なんてどうゆうこと?
ましてやコロナ感染がますます広がり、また各地では豪雨被害もでてぃます。
こんな状況でお祭騒ぎとは正気の沙汰ではありません。一切聞く耳持たず
スガや小池はデビルです。
メディアがこんなだからウチの近所の婆さんなんか未だに森友学園問題に安倍前首相夫人が関与していたことがよく飲み込めないようです。
オリンピックは家でテレビ観戦して下さいと言っていたのに。
パラリンピックは是非観戦に来て下さいですか。
訳が分からないですね。
もしかしたら、オリンピックファミリーが帰ってしまって観戦者がいなくなり、寂しくなったからかな。ただの数合わせのつもりですかな?
いやあもう、前にも書きましたが行政、つまり与党と役人の本音は、「もっとコロナウィルスが蔓延してほしい」なんじゃないですかね。だから、子供たちにウィルスを持ち帰ってほしいのでしょう。
そう思えるのは、財政再建、イコール社会保障費の削減を最重要課題として、国民の生命や健康の維持を二の次とするような価値観で考えると、彼ら行政の行動は割と合理的だからです。
国家予算の最大部分を占める社会保障費は、年金と医療費で8割です。ここを削るために最も有効なのは
年金の支給総額を減らすこと
医療費の支給総額を減らすこと
になります。
そのためには
「高齢者にできるだけ早く年金を受け取れない状態になってもらう」
「基礎疾患を持っていて定期的に病院で医療費を費消する人に、病院に来られないようになってもらう(入院なんて論外)」
ことが有効です。
この点で、少なくとも蔓延し始めた頃の新型コロナウィルスは有効だったのだと思います。上記の目標を、狙い撃ちで推進してくれてましたからね。
そういう考え方は、先日炎上したYouTuberの言動からみてもそんなに特殊ではないのではないかと思われます。彼は生活保護受給者をあげつらいましたが、恐らく行政にいる人間から見れば、生活保護受給者も年金受給者も基礎疾患の治療を健康保険使って受けている人も同じです。YouTuberとの違いは、生活保護よりも年金や医療費の方が遥かに影響が大きいと知っていることでしょうか。まあでも、上記の、「社会保障費削減優先、人命軽視」を是とする価値観なら、かのYouTuberは「正しい」のです。
そんな考え方は、自民党や維新のように「国が国民を支えるのではなく、国民が国を支えるべき」という基本的な立場を取る人々にとっては不自然なものではないでしょう。麻生太郎や石原慎太郎の暴言には、その発想に基づくものがわんさかあります。
自民党がそうであるということは、長年「自民党への奉仕者」であることによって出世を勝ち取って来た公務員にもその考え方が蔓延しているということかと思います。だから、国家公務員出身の官房副長官杉田などは微熱程度でも平気で入院できるのでしょう。また、日本人も先の大戦が終わるまでは「お国のために自分を投げ出せ」と叩き込まれてきた訳ですので、そんなに変わってないかもしれません。だから平気で自民党や維新に投票してきたのでしょう。
コロナ禍の中で、行政(自民党と役人)が信じられないような判断をする場面が数々ありました。GoToと五輪がその象徴と思いますが、彼らが基本的にそういう考え方、そもそも国民の命なんて大事だと思っていないという考え方をしているという前提に立てば、説明がつきます。
自分の命を守りたければ、自民党や維新をまず立法府から追い出し、結果として行政にまともになってもらう必要が本気であるのでしょうね。