道理で公衆の面前で「集団自決」なんて発言をするような社会科学系の大学教授が出てくるわけだ。
これを見たら日本の社会科学のレベルの低さが良く分かる。「自治」という概念を全く理解していない連中が教壇で「自治」について語るのだから上っ面だけの内容にしかならない。面倒くさいから潰すとか今や京都大学には「哲学」というものも存在しないのだろう。ネット上では吉田寮には左翼が居座っているとか勝共連合の方と思しき人々のコメントが溢れているが、社会は良くも悪くも色んな怪しい人達が何処にでもいて勢力争いをしている。そのバランスが崩れると早稲田みたいにスーパーフリーが問題を起こしたりするわけで、あの時は早稲田から革マル派を追い出したら代わりに入ってきたのがスーパーフリーと暴力団でした、みたいな話があって今はさすがに無いだろうが当時の早稲田大学では薬物の販売とかが結構問題になっていたはずで、当時早稲田大学内のミニコミ誌でそっち系の売人が校舎で薬物のやり取りがある、みたいな記事があったはず。他の大学なんかも大学内のパワーバランスが崩れるとおかしなのが突然勢力を増してトラブルが起きたりするわけで、そういうのを見て考えるのが社会勉強なのだが、そういう社会勉強を一番嫌がるのがカルト宗教で知恵がつくと洗脳しにくくなる。だから特に左翼を嫌がる。左翼は良くも悪くも自分達が偏った思考の持ち主である事に気が付いているし周りも知っている。カルトは自分達が偏った思考の持ち主であると思われる事を心の底から嫌がっている。この差は大きい。だからカルトの方が一度蔓延ると困るのだ。勿論極左も酷いのだが。まあ社会勉強をしなくなった京都大学は東大以上に人材が出なくなるのではないか。現にノーベル賞は徐々に東大の方が増えているし、良くも悪くも官僚学校の東大の方が社会勉強できるだろうし、京都大学の凋落は酷くなると思う。しかし前の京都大学の総長って研究費の不正かなんかで問題になった人だったとはねえ。しかしこんな事をやってる日本の大学は「大学」と名の付いた専門学校になりつつあるなあ。