怪しい話を相変わらず書いてます。AutoPageで2004年10月から、2022年8月gooブログに移行。
怪文書ブログ



 実は北朝鮮の軍事計画って破綻していないか?

北朝鮮発表「巡航ミサイル4発」はウソ? 韓米は探知せず…発射が事実なら対北監視に深刻な盲点

 ウクライナの戦争を見ていて北朝鮮が今やっているミサイル実験が実は失敗しているんじゃないか?と思ったのでこの記事を採り上げたのだが、この記事とは直接は関係の無い話になる。北朝鮮の軍事計画の何処が破綻しているのか?という話なのだが、ここしばらくの北朝鮮のミサイル発射を見ていると違うタイプのミサイルを次々発射している。まるでミサイルの見本市のような状態だが実戦で本当に役に立つのか?と。現にロシアはウクライナの戦争で多くの違うタイプのミサイルを次々に投入しているが決定的な成果は得られていない。むしろウクライナ側の「同じタイプ」の大量の武器の方が成果を挙げている感じがする。「シャベリン」にせよ「ハイマース」にしてもミサイルと同列に扱うには問題があるのかもしれないが実際に戦争になってみれば少数の特殊な武器より強力な同じタイプの武器の方が重要なんじゃなかろうか?その辺を北朝鮮はどう考えているのかねえ?



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 10年経っても未だにそれしか成功体験が無いという現実。

岸田首相「民主党政権によって誇り、自信、活力失った」

 具体的に何を失ったのか?はっきりいって民主党政権の時の方が税金は安いしGDPの成長率も高かった。自民党政権になってからアベノミクスという言葉を使い始めて日本の経済は急速に失速しとうとう一人当たりGDPで韓国にすら負けてしまうという屈辱的な結果を出したにもかかわらず自分達の散々な結果は棚に上げて未だに民主党政権を批判しなければならない程、自民党は10年間ロクに仕事をしてこなかったという不都合な事実。そもそも日本よりも人口も面積も小さい韓国に一人当たりGDPで負けるという情けない政治をやった世間は後にも先にも自民党しか存在しない。しかも平均賃金でも韓国に負けるという情けない結果は自民党という政党が統一教会のために悪意を持ってわざとやっているとしか思えない。国辱である。これを批判しない右翼がどういう素性の人間の集まりなのか、それは安倍晋三の死によって明らかになったわけで安倍が死んだらみんな大人しくなった。右翼は結局のところ統一教会の工作員であり、安倍晋三の死で金を出してくれる組織が無くなったから大人しくなったのだ。岸田政権も安倍晋三の後を受け継いで日本を貶める政治を継承するらしい。これを右翼は誰一人文句を言わないのだから愛国とは金儲けのための方便でしかないのだろう。もっとも今や愛国者などいないか。みんな金が無くて死に絶えたか(苦笑)。



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 ロシアがこれから先に直面する問題はこれだろう。

「ロシア産キャビア」 虚像と闘うポーランドの生産業者

 こういうのは山ほどあると思う。ロシアが一番だと思わせてきたものとか、あるいはロシアのせいで不当に評価が下がったものとかがこのチャンスに復権する可能性は高いわけでキャビアなんて今や世界中で生産されていて日本製のキャビアも存在していたりするわけで今回の戦争がきっかけでロシア産である事のブランド価値が消滅するかもしれない。またロシアに虐げられてきた国の伝統文化を売り込むというやり方も今後出て来るだろう。例えば今回の戦争で話題になったモルドバには紀元前から生産されていたワインの文化があった。ところがソ連時代に一時途絶えそうになるという出来事があったわけで、これなんかも復権する可能性は十分あるわけで韓国じゃないがソ連支配を耐え抜いたワインとして今後売れるかもしれない。日本だって箱根細工がマトリョーシカの原型だったという話があったりするわけで、この手の「ロシア製だと思われていた文化」は実は別の国から来ていた、みたいなのが次々出てきたらロシア文化も崩壊しかねない。というかポーランドもこの際だからもう一回ウォッカを自国の文化として再証明を目指したらどうなるんだろうか?こういう事が続くとロシア文化は崩壊し文化としてのソフトパワーを失うかもしれない。それは戦争で負ける事より深刻だと思うがロシアはその価値に気が付かないのではなかろうか?



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 とてもそうは思えないが。

池上彰「実は大変な状況にあるのはロシアより米国のほう」 エマニュエル・トッドとのウクライナ戦争対談を振り返る〈AERA〉

 分断以上に問題になっている事がエマニエル坊や、じゃなかったエマニエル・トッドには判らないのだろうか?この人、「歴史人口学者」だったはずなのだが肝心の「歴史人口学」の知識が全くと言っていいほど生かされてない辺りが驚きだ。ロシアの出生率は1.5人に対してアメリカは1.64人。無論アメリカとロシアの戦争では無くウクライナとロシアの戦争で、ウクライナの出生率は1.22人だからロシアの方が出生率は高いのだが、単純に人口だけで考えるとロシアの出生率は低下方向にある上に今回の戦争でロシアから逃げ出したロシア人が多い。人口と経済の関係で考えた場合、どう考えても経済的な伸びしろは少なくなるし食料に関してはスーパーの棚の商品が今すぐ無くなるという事は無いだろうが食料自給率も今回の戦争で落ちていくだろう。なんせ働き手がいなくなる上に農業機械なんかは輸入できなくなるわけで、少ない人口に近代化されていない農業は一昔前に日本が辿った道を通っているだけだ。アメリカの方が危機だと言っているがむしろアメリカがやった事はこの戦争を利用して「アメリカの危機を回避しよう」としたのであって、バイデンはこの戦争を良くも悪くもうまく利用して自分のイメージアップに成功しているはずだ。本当ならインフレの影響でバイデン政権の支持率はもっと下がってもおかしくなかったし、現に去年の議会選挙では上下両院での敗北を予想されていながら上院で勝利している。それとこの戦争が本当に後4年続くと思っているのだろうか?ボクシングでいえば既に3ラウンドを終えている。ロシアは最初のラウンドこそ派手に攻撃を重ねたがその一方で随分ボディーブローを撃たれていて、それは今年の夏ぐらいから急激に効いてくるはずだ。その時に核兵器を使うかどうか?そこがこの戦争において最大の問題になると思う。そこでロシアが使えばどうなるか?その前にアメリカが新たな核開発に動いて牽制すると思うが。



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