今回の総裁選は徐々に「ジャンク市」の様相を呈してきた。
みんな安物ばかり。その代わり返品不可。前回の自民党総裁選が「ガラクタ市」で昔は「骨董市」だった総裁選がとうとう「ジャンク市」になってしまった。しかし今回の総裁選は面白い。当初人気ナンバーワンだった小泉進次郎が集中砲火を浴びて3位に後退したら1位になった高市早苗が今度は郵便物の件で集中砲火を浴びている。要は1位の潰し合いという政策論争そっちのけの総裁選になっているのだ。9人も候補が出たら1位を潰し合う形になるのかもしれない。とはいえこういう足の引っ張り合いは今でさえ自民党議員の小物感がが強いのに更に小物感が強くなると思う。何故ならみんな他の候補の批判合戦で他の候補が如何に酷いか?と訴え合う選挙になるからだ。生産性の無い選挙だなあ。