良くも悪くもアベノミクス路線に止めを刺す結果になったが。
未来も何も今更世界から取り残された状況を打開できる方法なんか本当にあるのかねえ?上記の記事でIT革命が日本経済に与えたダメージについて書いていたが一つ欠落している情報がある。IT革命が何故起きたのか?という事である。IT革命を起こしたのはクリントン政権下でのインターネットの民間開放がきっかけだ。それ以前は軍事技術だったインターネットを民間に使えるようにしたわけだがクリントン政権の前段階に何があったのか?湾岸戦争である。戦争の後の技術躍進というのは大きい。イラク戦争の後にはSNSの普及があった。そしてウクライナの戦争である。イスラエルも戦争している。この戦争が何をもたらすか?AIとロボット、ドローンといった技術が民間に流れてくる事であろう。物流や警備の分野でロボットやドローンがどんどん入ってきて人間の仕事を奪う日はそう遠く無いはずだ。AIは事務職の仕事を奪うばかりか無能な経営陣の中の取締役クラスの人間の仕事も奪うかもしれない。既に投資ファンドの中には人間のトレーダーをクビにしてAIがやっているところは結構多いらしい。そういう流れは他の分野にも入ってくるだろう。そういった未来を想定した政策なんかそう簡単に議論できるかどうか?今まで通りでは駄目、それを変えるだけでも前進だと思うしかないんじゃないのかねえ?