こういちが康一でコウイチ

パロロワ書き手の康一君の、なんか、そんな感じの。

「アーラシュだなんて、そんなハズないじゃん」

2016年07月28日 | 日記
が、たまらなくツボ。

という話です。
FGOの6章の、まだそこから数話進んだところなので予想だけど、全然序盤のところの。
なぜ、それをツイッターで言わないかというと、ネタバレに気を遣える人間なんですよ僕は。偉いなあ!
まあTL上で一番遅いんじゃないの疑惑があるけども、さておき。

「アーラシュだなんて、そんなハズないじゃん」

のくだりがね、ヤバいんですよ……
隠れた村で保護されている小さな子どもが、警備から帰ってきたアーラシュさんにそう言うんですけどね。
今回の舞台では有名英霊であるアーラシュさんだからこそ、「本物のアーラシュなワケないじゃん!」って言われちゃって「なんだとー!」ってシーンなんですけどね。
和気あいあいとしたシーンなんですけどね。

でも、実際、アーラシュさんは思ってるはずなんですよ。

この土地では子どもでさえ知っている英霊であるからこそ。
誰もが知る「戦争を終わらせた」伝承の英霊であるからこそ。

本当に伝説に残るアーラシュであるなら、戦争なんて終わっているはずだ。
だというのに戦争が続いているのだから、いまここにいるのはアーラシュではない。
アーラシュであるはずがない――と。

たとえ、少年にそんな意図がなくても。
たとえ、主人公やマシュが気付いていなくても。

あのアーラシュさんなら、心のどこかでそう思ってるはずなんですよ!
だから、最初に会ったときに自分を、ただでさえすごい英霊なのにプラス地元召喚されていながら、冗談っぽく三流英霊を自称したんですよ!
カルデアに召喚されたアーラシュさんは「東方の大英雄」を自称するのに、今回のシナリオではなぜか「見ての通りアーチャーの三流英霊」なんですよ!

でも、そんなことをどこかで考えていながら。
「アーラシュなハズないじゃん」に、多少ながらそういう想いもあるんだろうなと、考えてしまっていながら。

それでも、アーラシュさんは「ばっか、正真正銘のアーラシュだぞ俺はー!」って少年に言って、少年を笑顔にできちゃうんですよ。

泣いちゃう泣いちゃう。
久しぶりの長文ブログは、泣いちゃう泣いちゃうというお話。
とっておきの流星がいつ出るのか、出たとき僕の涙腺は無事なのか。
六章の見どころです。

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