今日のあさ空。午前7時20分。
久しぶりにいつもの桜島右肩から登場していただきました。
何度見ても美しい。
今日のゆう空。午後17時。
フリーでライターと編集者の仕事をしていたので、いろんな取材をして
いましたが、振り返ると、旅ライターをしていたときが一番たのしかった
と思い出します。
鹿児島は国内でも県域が広いのですが、山や川が多く、平野部が少なくて、
私が住む鹿児島市内も住宅地が山の上にあって、パスなどでの交通も
山や谷が邪魔して横断の近道が通れないので遠回りのルートになるといった、
車でないと生活が不便なものの、日々、お届けしているように山の上からの
景観という「ご褒美」があるのが特徴です。
これを県内に目を向ければ、変化に富んだ2,643キロメートルにおよぶ
海岸線があり、とても貴重な景観があるのです。
そこで、「九州サンセットライン」というテーマのムック本が全国発売
されるときに、私が鹿児島県のサンセットラインの取材を担当して、
県内の海岸線から見える夕日を追って撮影したことがあります。
本当にすばらしかった。
日本三大砂丘のひとつが鹿児島県にあるのはご存じかと思いますが、
県の西海岸には吹上浜があって、そこに沈む夕日のダイナミックなこと。
いよいよ海に沈む瞬間、ぽたりと筆を落とすみたいに海に光が落ちる。
魅了されました。
それぞれの海岸線から見える夕日。もう一度、撮影の旅をしてみたいなと
願っています。そういえば、あの本には自分の若き日の写真も掲載されて
いたような(笑) こういった本も田舎に持って行ってしまっていたので、
もう処分されて残っていないのかな。思い出話をするときには資料が残って
いるとよかったなと、ちょっぴり残念。
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