8月30日(金曜日)甲府歴史講座の第3回を開催しました。
「市川團十郎と甲府と絵画」をテーマに
山梨県立博物館 学芸員 松田美沙子さんが講演しました。
山梨県立博物館 学芸員 松田美沙子さんが講演しました。
甲府城下では小正月になると盛大に道祖神祭りが行われました。
江戸時代後期は、1枚あたり縦約2m横10mにもなる
大きな「幕絵」が数百枚にもわたって表通りを飾り、大変華やかでした。
現存が確認できるのはわずか3枚で、山梨県立博物館が所蔵しています。
(初代歌川広重、二代目歌川広重、月岡著年の作品)
「甲斐廼手振」(かいのてぶり)「甲州年中行事」などに残された記述から
甲府城下の各町でどのような画題で「幕絵」が描かれていたのかわかります。
写真は、松田さんが地図の中で、場所を説明している様子です。
著名な浮世絵師たちが描いた幕絵の存在、
幕絵の大きさや、数百枚もわたって飾ってある様子を想像すると
甲府がどれほど華やかで豊かで文化的だったのですね。誇らしいです。
皆様、ご参加ありがとうございました。
次回は、9月27日(金曜日)です。
次回は、9月27日(金曜日)です。