信玄公生誕500年記念特別展示「遺産から語る武田信玄‐信玄公の本拠‐」開催中

2021-04-11 14:51:40 | イベント
今年は、信玄公生誕500年記念の年ということで、山梨県下各所で様々な催しが行われています。
信玄ミュージアムでも、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの1年間、
特別展示室を中心に「遺産から語る武田信玄」と題した特別展示を開催します。
4月1日からスタートしていますが、4月のテーマは、「信玄公の本拠」
ということで、特別展示室では2つの資料を展示中です。
一つ目は、山梨県内の個人宅に代々伝わった館と城下町を描いた古絵図。
館を中心に24将に数えられた武将たちの屋敷が点在している様子がわかります。
そして、城下町に屋敷を構えた武将たちの姿が思い浮かぶようにと、武田24将錦絵も展示中です。

錦絵は、4月中旬以降に掛け軸の武田24将図に切り替わる予定です。
現在のテーマ展示は、4月30日(金)までの予定です。
5月1日からは、「信玄公の姿」のテーマで、信玄公の画像が登場します。
予定では、武田信虎公の菩提寺、甲府市の大泉寺所蔵品が展示されます。
これからしばらく普段お目にかかることができない文化財が1・2点ずつですが、
年間を通じて展示されます。
信玄ミュージアムにお越しの際は、ぜひ、お立ち寄りください。
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戦士🐈の休息!?

2021-04-09 16:25:07 | イベント

はっと見上げると、ミュージアムの建物をつなぐガラスの屋根で
無防備に爆睡中のお兄ちゃん。
確かにそこは、お昼寝の場所として間違いない!
暖かくて、気持ちよさそう(*´▽`*)

でも、よ~く寝てるには、どうやらワケがあるようで😉 
猫のお兄ちゃんのお友だち(注:こちらは人です。)が教えてくれたところによると・・・

久しぶり!
でも、なんだかいつもと様子が違うね。傷ついてるし、何だかますます野良感が増して。
もしかして・・・、どこかで戦ってきた!?
(セリフ:お兄ちゃんのお友だち)


心配をよそに、「ここはわが家🏠」と言わんばかりに、早速くつろぎ始め・・・
と思ったら!

あっという間に、金木犀の木に登り・・・

やっぱり猫!さすが猫!
屋根をつたって・・・


ごろんと爆睡💤

戦士🐈も立ち寄る癒しの場🍃
信玄ミュージアムに、皆さまも、どうぞお越しください😊 
お待ちしております♬
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今年も花まつりがやってきました

2021-04-08 17:27:18 | イベント
4月8日は「花まつり」、お釈迦さまのお誕生日です✨

「花まつり」では、多くのお寺で、この日のためのお堂を用意し、
「誕生仏」と呼ばれる、右手で天を指し、左手で大地を指した小さなお釈迦さまを安置。
仏さまが行く道々に花をまくかのように、お堂を花いっぱいに飾ってご供養し、
仏さまに甘茶(あまちゃ)をかけて、子どもの健やかな成長や、お願いごとを。
甘茶をかけるのは、お釈迦さまが誕生された時、
水中の王である八大竜王が、産湯に甘露を注いで祝ったことが由来とか。
アマチャの木から作られた、独特な甘さのあるお茶をかけることで、虫よけ効果も💡

お釈迦さまのお誕生日をお祝いするかのように、
この時期、新緑が芽吹き、花も咲き始め、外を歩くのも楽しい季節がやってきます。

桜🌸は葉桜になり🍃
桜色&新緑カラーの武田通り

武田神社より北東の山々の桜色も、少し薄らいだような。
ちなみに手前は、躑躅が崎館の正門を防御した大手石塁。
その下には、武田氏が甲府を拠点としていた時代の、三日月状の堀が眠ります。

桜の代わりに芽吹き始めた新緑はまぶしく🍃

武田神社であり、武田氏館の元正門、大手門

信玄ミュージアムの旧堀田古城園でも🍃

みんなそろって、一心に、お日さまに手をのばしてるようで(/・ω・)/なんともかわいい💕

花まつりですから♪
もちろん、目を楽しませてくれる、色とりどりの花も咲き始めました。
クルメツツジ

ドウダンツツジ(左)とコアジサイ(右)

ヤマブキ(左)にヒメウツギ(右)

武田神社、信玄ミュージアムにお越しの際は、
旧堀田古城園にも、足をのばしてみてください。
昭和の料亭旅館の、春のお庭も楽しめます😊 
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信玄ミュージアム、おかげさまで開館2周年!

2021-04-05 13:49:33 | 紹介
令和3年4月5日、信玄ミュージアムは、おかげさまで開館3年目、2周年記念を迎えました。

平成31年4月5日、武田氏館跡をご紹介する施設としてオープンした当館。
一年前は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4か月弱の休館期間があったものの、
ありがたいことに、開館後も多くの方にお越しいただきました🙇✨
ご来館くださった方々の中には、武田信玄LOVE、戦国ファンだけでなく、
武田神社の参拝の時に当館を「発見!」された方、百名城を巡るお城ファン、
今人気の「御城印」や「マンホールカード」のコレクターさん、
「ここはどんな施設なの?」と好奇心で、時に恐る恐る(?)お立ち寄りくださった方などなど!
目的はさまざまですが、ご来館くださった全ての皆さまに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!

こちらのかわいい💕カードは、先日、静岡県からお越しの方が、
その場で描いてくださった絵はがき(*´▽`*)

開館3年目も、ご来館の目的さまざまな皆さまに楽しんでいただける、
「来て良かった♬」と思っていただける場を、引き続き作っていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします🙇✨

<お知らせ>
令和3年は、信玄公生誕500年にも当たります。
当館の特別展示室では、4月1日より、記念特別展「遺産から語る武田信玄」をスタートいたしました。
1年かけて、24点を展示予定です。
4~5月は、武田氏館跡御城印、春の限定版も配布します。
当館お立ち寄りの際は、ぜひ、特別展示室にも足をお運びください。
お待ちしております😊 
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一日遅れてしまいましたが、4月3日はあの方のご命日でした。

2021-04-04 15:51:26 | 紹介
その日のことを「今日は何の日?」と、ネット検索すれば、記念日、出来事、有名人の誕生日などが出てくる便利な時代です。
ちなみに4月3日は、「いんげん豆の日」、「清水寺・し(4)み(3)ずの日」など、いろいろあるようです。

そして、4月3日は、信玄公の人生に欠くことできなかったに違いない方、
快川紹喜(かいせん じょうき)文亀2年(1502年)- 天正10年4月3日(1582年)のご命日でもあります。

美濃出身、臨済宗妙心寺派の僧侶、快川国師は、
信玄公に招かれて恵林寺(甲州市)の住職となり、武田家の外交にも携わりました。
信玄公のご遺言に従い、その死の3年後、盛大な葬儀を取り仕切ったのも快川国師です。

快川国師の「国師」は、朝廷から、高僧に贈る尊称で、
天正9年(1581)、正親町天皇より賜っていることから、
その名が京の都まで届いていたことが想像できます。

翌、天正10年、織田軍に追い詰められ、勝頼公は妻子とともに自刃。
その後、領国内が混乱する中、国師は織田軍に対抗した武将を寺にかくまい、織田信忠の引き渡し要求を拒否。
同年4月3日、織田軍は恵林寺を焼き打ちし、寺に身を寄せていた僧俗と共に快川国師も亡くなります。

安禅不必須山水(安禅は必ずしも山水をもちいず)
滅却心頭火自涼(心頭を滅却すれば 火も自ずから涼し)

最期の時、快川国師が唱えたと伝わるのがこの歌☝です。
中国晩唐の詩人の歌を唱えたのは、快川国師ではなく、国師と問答した僧であった(!?)と、今では言われておりますが・・・。

いずれにせよ、恵林寺を権力の及ばない場、宗教的聖域として守らんとした姿は、当時の人々の記憶に刻まれ、
「~火も自ずから涼し」は、快川国師の生きざまを象徴する歌として語り継がれのかも・・・しれません。

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