時の流れの早さに驚いております(゜o゜;
早、卯の花月、4月後半。・・そうなると頭をかすめるのはGW、でしょうか!?
信玄ミュージアム内の旧堀田古城園の庭では、その準備とばかりに、
初夏を思わせる陽射しも、雨も、すべてを糧にして✨若葉は芽吹き、つぼみも膨らみ始めました。
ちょっとご紹介させていただきますと・・・
こちらはアセビ。「馬酔木」と書いてアセビです。
馬が葉を食べると、その毒で酔っ払ったようにふらふらするから、だそうです。
ちなみに、アセビの花言葉は「献身」。
そうなると、こちら、ひし形のお茶室そばのヒメウツギの花言葉も気になります。
幹の中が空洞になっているヒメウツギの花言葉はなんでしょう。
ヒントは「空洞」( ̄ー ̄)ニヤリ
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答えは「秘密」、「秘めた恋」❤
昭和初期に開業した料亭旅館、旧堀田古城園。そして庭を彩る植木。
天候や土との相性、寿命などで、植木にも建物同様、それなりの変遷があったと思いますが、
およそ90年の間に、入れかわり立ちかわりしつつも、和風に、他の木々と和せる植木がちゃんと選ばれてます。
小さなかわいいツツジは早速咲き始めました。
信玄公のお暮らしになった館も「躑躅が崎館」です。
ツツジの花言葉は「節度」「慎み」で、
赤いツツジは「恋の喜び」、白は「初恋」だそうです。
せっかくなので、旧堀田古城園の庭に咲く花々の花言葉を一部ご紹介・・・
(ご注意)下の写真は去年のもの。コムラサキ以下の花の開花は、もう少しお待ちください🙇
コムラサキ「気品」「知性」「聡明」
コアジサイ「忍耐強い愛」
オトコヨウゾメ「委ねられた想い」
シュウメイギク「薄れゆく愛」「淡い思い」
キンモクセイ「謙虚」「気高い人」など
ザクロの花「成熟した美しさ」、実は「結合」「愚かしさ」、木は「互いを思う」
花言葉は17世紀頃、オスマン帝国のイスタンブールで生まれ、その後、ヨーロッパ全土、そしてアメリカへ。
日本に花言葉が紹介されたのは19世紀末の明治初期。
当初は、欧米の花言葉をそのまま用いていたようですが、
次第に日本の風習や歴史に合わせ独自の花言葉を当てはめていったとか。
一つの花に複数の花言葉があったり、ザクロの実のように「結合」と「愚かしさ」といった、
少々かけ離れたイメージが混在しているのも、どうやらそのため。
花を目にして、どんな印象、イメージを持つかは、私たち一人ひとり違うもの。
そんなイメージを重ね合わせながら、庭をのんびり歩くのも、時には楽しいかもしれません。
シランの花言葉は「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」
咲き始めたシランの奥に、垂れ幕のようなものが見えますか?
次回は、5月ならではのお飾りをご紹介したいと思います。
武田神社にご参拝の折には、信玄ミュージアムにもぜひお越しください。
武田神社の「勝負に勝つ」というご利益の裏付けとなった、
信玄公のこと、武田氏や家臣団が暮らした土地の歴史などをご紹介しております。
皆さまのご来館を、スタッフ一同、お待ちしております🙇