グラン・トリノ

感動なんて言葉で一括りはできない、素晴らしい映画だと思いました。
そして映画人としてのクリント・イーストウッドを尊敬します！
いや～　年寄り万歳。こんなじいさんはどこにでもいるし、何も珍しい事件が起きるわけでもない。
アメリカの中西部の小さな街、しかもご近所の話です。
全然お金かかってない映画。
だけどこの主人公はイーストウッドそのものでした。
ダーティーハリーや硫黄島のオマージュあり、
だけど最後は丸腰で乗り込んだ彼。
最後のドンパチ期待した自分が恥ずかしくなった。
年寄りの考えを軽く扱うんじゃない！とイーストウッドがスクリーンの中で教えてくれた。
こんな人生の終わり方でも全く賛同するよ！と観客全員思ったことでしょう。
アメリカいた時
友達の彼がグラントリノに乗ってました。
決してかっこいいとも思えず、
本人も「修理に金かかりすぎ」とぼやいてましたが
Fordは確かにあの頃かっこいい車作ってましたよね。
この映画の日本語タイトルが原題のままであってよかった。
下手すると「悔いなき我人生」「最後の青春」「生と死」
な～～んてなってたかも。ぎゃー
イーストウッドの主演作はこれが最後らしいけど、
まだまだ彼は作り手としても活躍すると思いました！

長寿薬膳鍋

ってものを一ヶ月半前銀座で食べたのが‥‥
忘れられない味。今でもはっきり思い出せる、豚肉の旨味と薬効のハーモニー。
うまくて長生き出来るなんて。一週間に一回は食べたいもんだ！
だが、、、最近
ご飯食べる時間もない‥‥
車の中でパンやおにぎりかじったり、
手っ取り早く回転寿し（目の前に来たのを食べて５分でさよなら）
家でも５分で食べて５分で片付け。
悲しい食生活です。
そして
車を洗う時間もない。
可哀想に私のミニクーパーは薄汚れたパンダのよう。
あ
ちゃんと洗濯はしてます！
正しくは洗濯機がしてくれます。
しかし干したり取り込んだりたたんだり、全く時間がもったいないもんです。
‥‥‥
私、奥さんが欲しい。
誰か私の嫁になってくれぇ。

ジャクリーン・デュ・プレ

YouTubeで彼女の演奏に釘付け。2時間以上浸り切った。
こんなに素敵な彼女が病気で28歳で演奏を辞めて42歳で亡くなるとは
神様は残酷だ。

デュ・プレは映画で描かれてるイメージと全く違う。
屈託のない大らかな話し方。ダニエル・バレンボイムとの無邪気な戯れ。
そして演奏は集中されて密度が濃く、1音も作品の意図から離れようとしない。
にっこり笑ったりオケの後ろ見てても、彼女は自分の音楽全うする。
すごいとしかいいようがない。
彼女の残したビデオで、改めてチェロの美しさを感じた。
明日もレッスンがんばります。
＊＊＊
話は変わり、今日もまた映画にいった。
「イエスマン」
単純に笑い‥‥楽しかった。
トリオライブ終わってから「ヤッターマン」「ワルキューレ」「メリケンサック」「バンク・ジョブ」
と立て続けに観たけど
イエスマンは映画の王道、軽く楽しくストレスフリー。
楽しめました。