レミのソラ

ピアニスト/作曲家 知野礼美のブログ。
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たった2日で‥

2010-06-22 02:27:01 | 日記・エッセイ・コラム
3kg太った。
まず昨日の昼食は巨大オムライスを作り、ちょっと多いかなと思ったが完食。
そして夜はあまりお腹空いてなかったが、友達と韓国の豚肉鉄板焼き「サンギョッサル」食べながらビールと焼酎を飲み、その後近所の焼き肉屋でハラミとレバーをつまみながらビールを飲み最後に冷麺。肉のはしごはかなり満足度高い。
今朝はヨーグルトだけ食べてテニスに行ったら程よくお腹が空き、お昼は冷やし鳥蕎麦を作って食べた。しかしお腹は満たされず、納豆でご飯一膳食べた。その後も空腹感が続き、おせんべいなどつまむ。夜は「ちん豚」でとんかつ定食。友達が私にトンカツ一切れをくれたのでありがたく頂き、おかげで大盛りのご飯も完食出来た。
その後レッスンして練習して、11時になりいつものように缶ビールを飲む。
さっき計ったのは今の3本目の前だから、正確に言えば3.35kg増えてることになる。
2日で3.35kg太るってすごいですね。この調子で太ると一ヶ月と2日後にはワタクシ100kgになるはずです。

100kgになったらどうなるんだろう?

動作がのろのろになり、声はアルトになり、パンパンに張った顔からは表情筋も緩やかにしかに見えず、怒ってるのに泣き笑いにしか見えない。レストランに行ったら黙ってても大盛りにしてくれる。持ってる洋服は体の面積半分しか覆うことができないから、脇をすたっと切って布地をはぎ合わせ、全てツートンカラーのへんてこなファッションになる。そして決定的に淋しいのは、誰もワタクシを見てレミとは気づかないんじゃないでしょうか。
だーれーこのおばさん!
なんか暑苦しいんですけど~~!!

「すみません、レミです。急に太っちゃって」

えーー!
ストレスですか~?
それとも幸せ太りですか~?
薬の副作用かなんかですか~?

「いえ、悪気はなかったんです。
ただお肉が好きで、ある晩お肉のはしごをした日から、なぜか2日で3kgずつ太っていったのです。」

えーー!
ダイエットとか考えなかったんですか~?

「ごめんなさい。
テニスやダンスもするし、自分ではダイエットの必要なんて感じていなかったのです。
本当に”どうしちゃったのこの体?”ってかんじであれよあれよと言う間に100kgなんです。」

どうしちゃったのこの体?、って‥‥
なんだっけ?
しばらく考えて思い出した。
去年作ったミュージカル「ごちそうさまは秘密のたから」の第1曲目じゃん!
どうしちゃったの、どうしちゃったの、どうしちゃったのこの体ァ!ってあのメロディ。
これまでのレミ作曲作品第2位のドツボメロだ。ちなみに第1位は「こんなはずじゃなかった私の人生」

そうか。
100kgになった布石はちゃんと足あとに残されているのだ。
納得したので寝ます。

まだ100kgになるには1ヶ月と2日もあるし。


園子温ひきずる

2010-06-20 01:30:24 | 日記・エッセイ・コラム
昨晩「むきだし感想」ブログに書いてからのレミのとった行動は。
園子温監督作品リサーチ及び鑑賞。
順番逆になったけど「紀子の食卓~自殺クラブ2」「自殺クラブ」
グロでスプラッターでした。
それにむきだしほどの説得力はなかった。
なるほど‥‥園氏
こういう作品を経てむきだしに至ったのだな。
って
どうにかなんない?レミの面倒くさいリサーチ根性!
他にしなきゃいけないことあるんですけど‥‥。
全くワタクシときたら
一旦気になるととにかくそいつの過去が知りたいのだ。
これって、クラシッカーの基本なのか。
例えばバルトークの曲が気に入ると、他も聞かないと気が済まない。
弦楽曲四重奏もオペラも何もかも。
聞く聞く聞きまくる。
どれ聞いても同じに聞こえるまで聞く。
そっかこれがバルトークね、と自分で妙な納得の仕方するまで。
(しかしワタクシの詰めの甘いところは、作品全てを網羅しない。
どうせ学者じゃないからいいのよ、深く研究するつもりじゃないの、あたし演奏家だしぃ。
そして演奏家の作品の解釈の違いなんてのもあまり気にしない。違うの当たり前じゃんくらいにしか思わない。)

本だって中学生の頃は三島由紀夫や石川達三にずっと浸り切ってたなあ。
半村良とか阿刀田高もどんな人なのか知りたくてとにかく読む読む。
そして興味が失せればパタリとやめる。

ああどうしよう。
園子温監督の他の作品ももう少し観たい。
そろそろ「もういいや」って気もするけど、まだだ。
「むきだし信者」になっちゃったのかも。
早く熱がさめて欲しい、自分。


「愛のむきだし」!!

2010-06-19 00:20:28 | 日記・エッセイ・コラム
すごいの見てしまいました。




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園子温監督の「愛のむきだし」2008年製作上映時間237分。
友人Z様の日記読んで、時間が出来たら是非見ようと思ってた。
DVD2枚をノンストップでトイレにも行かず鑑賞。
映画でこんなに気持ちが揺さぶられたのも久しぶりのような気がする。
しばらくの間私の欲に蓋がかぶせられ(つまりご飯が食べたくなくなって)妙に頭はすっきりしてる。
なんなんだこれ。
映画ってすごいな。
宗教と変態というテーマで観る者を浄化させてくれるなんて。
「血しぶき」が大丈夫でしたら、皆さんにお勧めします。
あと多少のエロも我慢出来るなら是非観て下さい。

ところで
コイケ役の安藤サクラって奥田瑛二と安藤和津の娘さんなんだ!
怖かった‥‥
この世の中で一番お会いしたくないお顔です。
顔つきあれだけインパクトあったら、この先も楽しみですね。
ああ
お風呂に入って寝るのが恐ろしくなってきた。
渡部篤郎におそいかかるカオリが
コイケの笑顔とインコちゃんが
ヨーコのコリント13章の長ゼリフが
ユウが大事にしていたマリア像が
私の夢の中に登場しないことを祈る!!


家に遊びに行く

2010-06-17 01:26:17 | 日記・エッセイ・コラム
子どもの頃はよく友達の家に遊びに行った。
そこにはもちろん親とか兄弟がいて、
うちにはないおじいちゃんとか仏壇とか糠床とか相撲取りの手形がある。
全く趣味の違う座布団カバー。
めちゃくちゃ整頓された漫画本たち。
壁に掛けられた「魚拓」。
見るもの全てが新鮮だった。
そして子どもながらに
「家庭はそれぞれ違うスタイルで暮らすもんなんだ」と理解したのです。
そんなワタクシが
ここんとこ2宅続けて遊びに行きました。
すかさず「見たこと無いモノ」捜すレミ。
おお!
庭に面した3部屋。
家庭菜園のトマトちょっぴりあと全部ネギ。
お習字の先生であるお母様の書。
まな板に乗っかった焼きたての食パン一斤。
めちゃくちゃ清潔に磨き上げられた廊下。
おお!新鮮だ。
だけどなにより感激なのが
ご家族のウェルカムモード。
おもてなしとかお気遣い。嬉しいです。
これはお客さんにならなきゃ味わえない。
なんかはまってしまいそうです。
ヨネスケが晩ご飯の時間とうに過ぎてるのにお宅訪問し続ける気持ちがわかりました。