台湾みやげ

夫が夕べ台湾から帰ってきました。
以前から台南県の八田 與一（はったよいち）記念公園の復元建築の仕事をしていたので、5月8日に行なわれた開演式典に出席してきたのです。

　

八田 與一（1886年2月21日 ? 1942年5月8日）水利技術者。日本統治時代の台湾で、農業水利事業に大きな功績を残した。






そして夫の作品が切手シートの図柄になり、ツマ・レミも自慢させてもらおう。




式典での馬大統領のスピーチが素晴らしかったと、夫は感激していました。
日本からも元首相Mや、八田氏の出身である石川県の関係者が沢山来ていたそうです。

　

　

さて、いつも小さなスーツケースとリュックで出かける夫ですが、
家に帰ってきてその中身をパアーっと広げる瞬間が、留守番してた私の一番の楽しみ！

　

まずは大体お決まりの中国茶とお米。
八田氏のおかげで水田でお米を作れるようになったのだそうだ。

　

　

そして旨そうな食材と調味料。
今日早速料理に使ってみた。

　

　

　

ペンションのオーナー、陳さんの娘さんからのプレゼント。

オペラ ジャンヌ！終わりました

5/3 場当たりと通し
5/4 ゲネプロ
5/5 本番

　

はい、終わっちゃった。
当日は晴天に恵まれ満員の客席。涙と笑いで大いに盛り上がり、ほとんどの方が満足して下さったようで、ほっとしました。お祓いのおかげか地震がこなかったのが何よりほっとした。
主催の市民会館の皆さんも打ち上げに参加してくれて、皆んなで公演の成功を喜び、そして終わった。

　

しかし私はその後も眠りの中でジャンヌ！やってる。
ゲネプロ、本番、また本番。
そして朝起きて夢だとわかり「ああ、もう終わったんだ」とがっかりしてるレミ。
あんなに心血注いだジャンヌは、もうない。
もう誰もいない。
寂しい！！！

　

と思ってるのは皆同じらしく、我が家にはジャンヌ本人やキャストスタッフがちょこちょこ来てくれる。
「レミちゃん、残務があったら手伝わせて～～」

　

舞台から現実に戻るとき、私は甘酸っぱい過去の時間を思い出す。
アメリカで初めて参加したMusic Camp、言葉がわからないのにたくさん友達が出来てアンサンブルを勉強した。
そしてキャンプは終わって突然ひとりになる。
寂しさに泣きながら、それでも次の時間がやってくる。

　

ジャンヌ！に関しての日記は今日でおしまい。
私たちが愛して一生懸命演じ、お客様にも愛されたオペラ ジャンヌ。
もうどこにもカタチはないけど、ここまで作り上げた仲間と、会場で聞いて下さったお客様に改めて御礼申し上げます。
楽しい時間を一緒に過ごしてくれてありがとう！

　

だけど寂しいんだよね‥‥。

　

またオペラとかミュージカル、やりたいなあ。
今回の上演でもやはり「こんなはずじゃなかった」が耳残りナンバーワンだったみたいだし、
子役のまこちゃんも大評判だったし、日本版アニーを書けといわれたら今すぐ書きたいくらいだ！！
ジャンヌ！がオペラ初体験の方も沢山いらっしゃったから、
音楽舞台の楽しさをこれからも伝え続けることが出来たら、と思ってます。

ジャンヌ！リハ＃24お祓いとお天気祭り

オペラ ジャンヌ！5/1はついに稽古最終日でした。
思い起こせば2/5の稽古初日。新しいキャストとの顔合わせ、再演のプレッシャーも感じながらのスタートでした。いよいよこれから煮詰めていこうとした時期の大地震。しかし、やむなく2回中止しただけで、今日まで24回のリハーサルを行いました。記録を見ると初演の時は32回。少ない回数でも濃密な練習が出来たのは、新キャストメンバーの努力のおかげです。そして全員がこの舞台のために可能な限りのエネルギーを注いでくれたから。みんなありがとう！

　

最終日のメニューは軽く歌稽古のあと、通し。
前日にも通しをやったので、みなさん少し余裕が出てきたようです。
だけど‥‥シャルルが王冠をかぶってなかったり、あれれ？の部分がありましたので、油断は禁物です。
さらに、演出の一言。「この舞台はピアノにかかっているのかもね。うひひ。」
うひゃー。
自覚はしてましたが、改めて言われると重みが違う‥‥。
とにかく、2時間弾ききる体力がなければ。
2幕と3幕の間のわずかな時間におにぎり食べても、終わったらおなかぺこぺこ。
大入り満員、安全祈願でお祓いに来て頂いたT禰宜の美声をかき消してしまうかと思うほど、私のおなかグーグーはおさまらなかった。
そしてお祓いのあとはお天気祭り。つまり本番前の飲み会。
13人の出席者がお通しの小皿2つあっと言う間にたいらげ、ピザやお肉をきれいに全ておなかに収めていく。しかもみんな飲む飲む！笑う笑う！こんなに楽しい時間を過ごせるメンバーでここまで来れて本当に良かった‥‥

　

と。
感慨にふけるレミはあっという間に酔っぱらいでした。
たったビール2杯、コークハイ1杯、ジントニック2杯で！
ショックです。
帰りの車のなかでは目も開けていられず、帰宅早々ベッドに倒れ込み3時間熟睡。
さて、
本番当日が心配だ。
まず、
起床時間は会場入りぎりぎりまで。
そしてお昼ご飯は肉を食べなくては。
この2点が実行出来れば大成功間違いなし！