Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2012年12月号 今月号からの引用

2013年04月28日 | 今月号からの引用
「1人の男が、私の背中と肋骨を銃の尖った部分で殴りました。大声で叫んだら、私の上に乗りかってきました。周りで人々が叫ぶのが聞こえました…」と
――ワミ・アリ、レイプされたあと取材に応じたソマリア人女性 / 「ソマリア女性、拳銃で脅され強姦される」より

「記者に情報を漏らすわけにはいかない。あんたらは本当に記者なのかい」
――威圧的な態度でKANEREに答える警官 / 「警備官よ、搾取と虐待をやめてくれ!」より

「難民が働く権利を主張するには、まず労働許可が必要だ。しかしケニア政府は難民にキャンプや都市で働く許可を出してくれない」
――ポール、インセンティブ労働者 / 「難民の雇用手続きと支払方法」より

「我々は、ルワンダを混乱に貶めたひどい政冶から生き伸びてきたのだ。問題は、だれが権力を握っているかではなく、祖国に帰還するにしてもここに留まるにしても、我々が安全でいられるかどうかということなのだ。残念ながら我々は自分の運命を決めることができない。ルワンダ人に突きつけられた『難民の地位終了条項』は決定されてしまうだろう」
――ルワンダ難民、ムツィンジ・エリアス / 「ルワンダ難民の配給カード失効」より

「彼らは我々全員を殴りつけた。フェイサルは、彼らが2発の銃を撃つ前に、すでに頭から血を流していた」
――涙ながらに語る被害者の兄 / 「不穏な事件の続発に難民が抗議」より

「彼は娘をよこせと言って銃を持ってやってくるんです。治安部隊は私たちを守るためにいるのでしょうか」
――被害者の母 / 「警備官よ、搾取と虐待をやめてくれ!」より

「住居割り当てや水の分配でいつも問題を抱えているし、ブロックごとに給水地点が置かれていない」
――キャンプ1の難民リーダーの言葉 / 「カクマ難民による選挙」より

「私は抗議の場所にはいなかった。別のところに行くため道を横切ったら、警官に殴られた。私は殴った警官を知っている。恐ろしい」 
――ファツマ、キャンプの病院でKANEREに語った女 / 「不穏な事件の続発に難民が抗議」より


「懇願したのですが、だめでした。子どもたちは抵抗できませんでした」
――ハッビ・モハ、KANEREの取材に応じたレイプ被害者 / 「ソマリア女性、拳銃で脅され強姦される」より

「リーダーは単なる操り人形で、目隠しをされたまま仕事に熱中して何も口を出すなということか。お題目の変革がコミュニティーに恩恵をもたらすか、それとも拒絶申し立てをされるか、見てみようじゃないか」
――ナイアル、難民リーダーのひとり / 「カクマ難民による選挙」より

「私は友人に頼んでいます。お願いだから、何もかもうまくいかないルワンダの政治家の陳謝など受け入れないでほしいと。ルワンダが難民の地位終了を行うまともな理由などありえません。動物は森が守ってくれます。しかし生きるために国を逃れてきたルワンダ人は、狩人に引き渡されるようなものです」
――NGOスタッフ、ジーン・バラゴエ / 「ルワンダ難民の配給カード失効」より

「妹にはもう2年も会っていません。私たちには彼女の生死を知る権利もないというのでしょうか」
――被害者の親族がKANEREに語った言葉 / 「警備官よ、搾取と虐待をやめてくれ!」より

「ゾーン・リーダーの選挙は12月に始まったが、まだキャンプ・リーダーが選ばれていない。遅れが出て混乱している」
――選挙委員会のメンバーがKANEREに語った言葉 / 「カクマ難民による選挙」より



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