過去の自分に遡ることができるチケットがあったら、もう1度、人生をやり直したい。とか、
あの曲がり角を違う方向に曲がってたら、もっといい人生を歩んでたかも。とか、
そんなの無意味だとわかっていても、考えたり想像したりってことあるよね。・・・・え?ないの?
でも、たとえ過去に戻ったからといって、今よりもいい人生になってるかなんてわからないし、
結局 同じ曲がり角を曲がるかも知れない。
でも、もしも戻れるなら、
4年前の3月11日の朝に戻して欲しい。と思った人がどれほどいるか。
あの日をやり直せるなら、どれだけの命が救えたのか・・・と思う。
無理だとわかっていても そう思った3月11日。
今年もあの日と同じ、小雪が舞う寒い1日だった。
これは2か月前に、仙台港の公園に行った時のもの。
「 おざますます。久しぶりだっちゃね 」 れれ 「 おらなんか 13年ぶりだど 」
この公園に大きな津波が押し寄せ、公園内の時計の針が2時46分を指したまま、
震災から1年以上経っても、手つかずのまま 立ち入り禁止状態だった。
2カ月前に行った時には、元の 港の見える丘公園に戻っていた。
七色は、ピラミッドの階段をとっとこ駆け上がり、雄たけびを上げた。
「 心配ないさ~ 」 ← シンバのリズムで。
と言いながら、心配で足がブルブル震えているが、
ななもおだてりゃピラミッドにも上る。
急な石畳の丘ものぼった。
「 弱虫ボン爺には登れっこないっちゃ 」
れれボンは 「 おら登れね~ど。やんだ。」 と言うと思った。
たとえ登っても、下を見たらオシッコちびって、動けなくなると思っていた。・・・・恐くなくてもオシッコはちびるので。
そしたら・・・・・
下を振り返ることなく、上だけを見て、トコトト上った。
れれ 「 し~んぱ~い ないさ~ 」 大西れれボン ← 大西ライオンのリズムで。
「 年寄りの冷や水だっちゃ 」
れれボンは風に立つライオン カピバラのようだった。
ここから見えた景色には、もう震災の面影は全くなかった。
その一方では、4年も経つのに未だに仮設住宅に住んでいる人がたくさんいる。全く手づかずになっている場所もある。行方不明になった家族をずっと探し続けている人もいる。みんな、時間は同じ4年を過ごしてきたのだけど、時間と共に人と人の間にも温度差ができていってる現実。
そんな中、明後日から77-00地方で国連の防災世界会議が始まる。
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あの曲がり角を違う方向に曲がってたら、もっといい人生を歩んでたかも。とか、
そんなの無意味だとわかっていても、考えたり想像したりってことあるよね。・・・・え?ないの?
でも、たとえ過去に戻ったからといって、今よりもいい人生になってるかなんてわからないし、
結局 同じ曲がり角を曲がるかも知れない。
でも、もしも戻れるなら、
4年前の3月11日の朝に戻して欲しい。と思った人がどれほどいるか。
あの日をやり直せるなら、どれだけの命が救えたのか・・・と思う。
無理だとわかっていても そう思った3月11日。
今年もあの日と同じ、小雪が舞う寒い1日だった。
これは2か月前に、仙台港の公園に行った時のもの。
「 おざますます。久しぶりだっちゃね 」 れれ 「 おらなんか 13年ぶりだど 」
この公園に大きな津波が押し寄せ、公園内の時計の針が2時46分を指したまま、
震災から1年以上経っても、手つかずのまま 立ち入り禁止状態だった。
2カ月前に行った時には、元の 港の見える丘公園に戻っていた。
七色は、ピラミッドの階段をとっとこ駆け上がり、雄たけびを上げた。
「 心配ないさ~ 」 ← シンバのリズムで。
と言いながら、心配で足がブルブル震えているが、
ななもおだてりゃピラミッドにも上る。
急な石畳の丘ものぼった。
「 弱虫ボン爺には登れっこないっちゃ 」
れれボンは 「 おら登れね~ど。やんだ。」 と言うと思った。
たとえ登っても、下を見たらオシッコちびって、動けなくなると思っていた。・・・・恐くなくてもオシッコはちびるので。
そしたら・・・・・
下を振り返ることなく、上だけを見て、トコトト上った。
れれ 「 し~んぱ~い ないさ~ 」 大西れれボン ← 大西ライオンのリズムで。
「 年寄りの冷や水だっちゃ 」
れれボンは風に立つ
ここから見えた景色には、もう震災の面影は全くなかった。
その一方では、4年も経つのに未だに仮設住宅に住んでいる人がたくさんいる。全く手づかずになっている場所もある。行方不明になった家族をずっと探し続けている人もいる。みんな、時間は同じ4年を過ごしてきたのだけど、時間と共に人と人の間にも温度差ができていってる現実。
そんな中、明後日から77-00地方で国連の防災世界会議が始まる。
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