座イスの上に、暖かそうなクッションが敷いてあったので、
思わず、顔をうずめたくなる。
そのクッションの名は、
ななマジロ。
マジロを抱きしめ、真ん中に顔をうずめて、
「 あったかいんだから~ 」 と歌ったら、
「 うっせ。 」
と、顔をあげ、
また、マジロった。
まるで、授業中に居眠りしたのを先生に起こされ、「 起きてたって、どうせ わかんね~んだよ 」 と逆ギレした、ヤンキーのようだった。
食べる時だけは、1つもとりこぼしのないように、必死になる。
それはまるで絶対に落とせない再試を受けるヤンキーと、社会人枠で入った年輩の生徒のようだった。
「 カンニングしないでよっ 」 れれ 「 おら これだけは絶対に落とすわけにはいかねんだ 」
必死感が伝わってきて、見る者の心を熱くする。・・・・・どこがっ
そんなバッカみたいな あるマジロな話にワンパンチ
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