ふるさとの味 九十九里オーシャンビール（その１）

今回は千葉県の「九十九里オーシャンビール」のビール紀行の記録です。九十九里オーシャンビールは九十九里浜にほど近い千葉県山武市にある日本酒メーカーの「寒菊銘醸」が醸造するビールです。ビール醸造の歴史は比較的長いほうで、イギリスやドイツタイプのビール造りに意欲的に取り組んでいる酒蔵です。随分昔に醸造所を訪問したのですが、何しろ車でないとアクセスが難しい場所なので車で行ったため、お土産ビールしか買えなかった思い出があります。今回は鉄道＆徒歩で現地に向かい、醸造所併設のレストランではビールを頂くことにしました。最寄り駅はＪＲ総武本線の松尾駅で、成東の次の駅になります。駅の周りの平地には田園が広がり、のどかな「千葉のふるさと」です。ここから醸造所は徒歩４０分くらいでしょうか。あいにくの風雨の中、ずぶ濡れになりながら、ようやく現地に到着しました。

　　　　　

似たような光景の田園地帯をさまよいながら、それらしい「のぼり」を見つけまし
た。歩いてみて分かったのですが、この辺りは養豚場が多いみたいです。という
ことは銘柄豚の産地なのでしょうか？

　　　　　

しっかりと「九十九里オーシャンビール」と書いています。安心しました。醸造所
兼レストランを探します。

　　　　　

駐車場から見たレストランの建物です。人気がないのが心配です。

　　　　　

近づいてみると、建物は工事中のようです。後から判りましたが、レストランは拡
張工事中で近日グランドオープン予定でした。中では現在のレストランが通常通
り営業中です。安心しました。

　　　　　

看板らしきものがなかったのですが、ここでようやく発見。ここが日本酒の蔵であ
ると同時にビール工場でもあることがわかります。個人的に「九十九里オーシャン
ビール」というネーミングは結構好きです。瓶ビールのラベルに使われているブル
ーは海をイメージしていると思われますが、他の地ビールメーカーにはないカラーリ
ングで良い配色だと思います。

　　　　　

敷地内にはこのような歴史ある門構えが。伝統ある日本酒の蔵らしいです。日本酒
メーカーが造るビールはどこもレベルが高いので期待が高まります。

（続く）




寒菊カントリー・ビアハウス
千葉県山武市松尾町武野里11
TEL:0479-86-3050