午後4時30分過ぎから雷鳴が轟く。
「やばいなぁ~・・・」と思いながら音のする方角に視線を凝らす。
次第に近づく雷鳴。稲妻が鮮明に見える。
「だめだこりゃ~」と仕事を切り上げる。
雨が振り出す前にと思ったが間に合わない。
小雨の中、辛うじて家に辿り着く。
次男の友達が家に居た。
「雷が鳴っているから早く家に帰れ。もうすぐ土砂降りになるぞ」と声を掛ける。
午後6時過ぎ一際高い雷鳴の後に家の電気が止まる。
「停電だ・・・」
電話も通じない。テレビも見れない。こんな時程携帯の有難味を実感する。
回復しない電気に痺れを切らして妻が電話する。
復旧は暫く掛かりそうとの事。
そんな中、娘の高校の理事会に出掛ける。
「停電なのにお店は大丈夫なのだろうか」と心配しながら妻に送ってもらう。
お店は大丈夫だった。
お蔭で日本酒を冷で飲みました。
山田錦の大吟醸、一升瓶が空になり。お次は「久保田」ときたもんだ。
「飲むしかないでしょう」と普段味わえないお酒を堪能する。
中締め後に妻に迎えに来てもらうが、停電の影響で踏み切りの遮断機が上がらない所があるとの事。
「ちょっと回り道」と酔っ払いのオジサンは気軽に言うが、運転手は堪ったもんじゃない。
セブンイレブンでお詫びのハイボール500ミリ缶と子供達のお土産にアイスクリーム。
「お金がいくら有っても足りないよ~・・・」と愚痴をこぼしたくなる。
文句が言いたいのは妻の方だと思い「氷結グレープフルーツもおまけで付けちゃう」と言ってしまう。
「参ったね~・・・」と思うが口には出せない。
自然の力は偉大なのだと改めて教えられました。
今朝も6時25分起床、半夏生・・・・・。