ついに梅雨明けした。
太陽の日差しもそうだが、空気が乾いている。空を見れば白い大きな入道雲が山の稜線沿いに幾つも並んでいる。あれこそが夏の雲なのだ。去年とは違う夏を感じる。昨日よりも一段と暑さをストレートに感じるのはその為だ。プールは人で溢れていた。「夏はやっぱり海だ」と車の窓を全開で走行する。
妻と娘の定期演奏会に出掛けて、昼食で立ち寄ったとんかつ屋さん。メニューをめくると手が自然と生ビールのところで止まってしまう。妻に運転を変わってしまえば良いのだと思ったが、昨夜も飲み会だったので遠慮する事に。
でも、ジョッキで冷えた生ビールを想像するとよだれが出てきてしまう。これからは昼に冷たいビールは外せない。「昼間から飲んでるの!」と怒られそうだが、これも夏の特権なのだ。
明日は「海の日」
「高速道路無料区間を利用してちょっと遠出してみようか」なんて妻に話しかける。
「良いけど、問題は家計費だ・・・」と現実を突きつける妻。
「世の中、お金次第と言うことか」とボヤキの一つも出てくる。
せっかくの夏も楽しむ前に終わってしまいそうだ。
「お金を掛けないで楽しむ方法を見つければ良いんだ」と開き直るが、暑さは無料で手に入るけれど、涼はちょっとお金が掛かりそうだなんて当たり前の事しか閃かない。
「夏はやっぱり西瓜だよな~」と道路にあった直売所の看板を見て一言。
とにかく、考えることが飲むことと食べる事。
夏本番はスタートした。「楽しまないとねぇ~」
今朝も7時30分起床、セミがご機嫌で鳴いている・・・。