松ひとり言

谷藤松で御座います。
末永くお付き合いの程よろしくお願い致します。

今朝の《聖教新聞》に田部井淳子さんが(世界初エベレスト女性登頂者)

2016年04月02日 08時29分36秒 | 日記

 たとえ人間の

   すり足のような一歩一歩でも

       進み続ければ頂点に立てる

田部井さんの長い経験からくる確信であり・・・格言なんですね

田部井さんが世界初の女性エベレスト登頂者になられてから46年になるんですね

1939年生まれの田部井さんですから、36歳の時やったんですね(私より4歳お姉さん)

この新聞の中で田部井さんはこの様に・・・・・

 ~これまで70カ国以上の最高峰を制してきたが、その原点は10歳の時の登山だった

  もともと運動が大の苦手でしたが、10歳の時、山に連れて行ってもらい、

  担任の先生から登山の楽しさを教わりました。

  あの時の ”運動が苦手でも、頂上に立てた” という達成感は今でも覚えています

  それから、未知なる山の好奇心に火が付きました。~

そして上のタイトルにふれて行きます

 ~これまで7~8千㍍級の山々にも登頂して来ましたが、

  自然の猛威を感じずにはいられませんでした。

  それと同時に人間の力の偉大さも実感しました

  たとえ、人間のすり足のような一歩一歩でも、

  前に進んでいけば頂上に立てるんだ、と。~

登山は、自然と触れ合う貴重な機会である一方、危険と隣り合わせでもある。

今までに、田部井さんは三度雪崩に遭遇している、エベレストで一回、

天山山脈の最高峰・とムールで二回、この時の事を・・・・

 ~トムールの時は、ロープにつながれながら、600㍍程落下しました

  クレパスに吸い込まれそうになる直前に、雪面にたたきつけられ奇跡的に助かりました

  登山に油断は禁物です、常に緊張する必要はありませんが、

  事故を防ぐ為には、ポイントを抑えることが大切です

  登山の一番の目標は、登頂する事よりも

  ”登山した人と、下山した人の数が同じこと” だと考えています~

田部井さんは福島県の出身、東日本大震災の復興の力になりたいと、

2012年、「東北の高校生の富士登山」プロジェクトをスタートした

その思い付きを、田部井さんは次の様に・・・・・

 ~新幹線の車窓に映った富士山を見て、

  ”被災地の若い人達を日本一の山に連れて行ってあげたい”と、思い付いたんです

  参加者は様々で、不登校を経験し、自分を変えたいと言うメンバーや

  父親を津波で亡くした高校生もいました、

  実際に登山を始めると、若いのに、皆、弱音を吐くんです。

  「後、何分?」 「こんなことやってられねえ」とかね(笑)

  でも、山頂に到達すると、高校生たちは喜びを爆発させ

  下山時は、別人のように、表情を輝かせます、

  これまでに221人が参加し全員が富士山登頂を成功させました。

  目標は千人の高校生を日本一の山に登らせて上げることです

今年77歳の田部井さん、益々お元気でご自分の力を発揮されています

今年73歳の≪松≫負けてられまへんな~

凄いパワーを有難う御座いました

ちょっと調べてみました・・・日本人のエベレスト登頂者を