松ひとり言

谷藤松で御座います。
末永くお付き合いの程よろしくお願い致します。

私の記憶の中に・・・・・ミレーとルソーの友情

2013年12月26日 14時20分30秒 | 日記

心温まる話ばかりが入った本があって、大変気に入っていたのに、

今何処へ!であります、本屋さんで探しても出てこないのです、

思い出しながらなので、ご存知の方には先に、御免なさいを!

     

10数年前、京都市立美術館で上の「落穂拾い」を見て、この写真よりもっともっと、淡い色に感動してのが昨日のようです

     ~まだミレーが貧乏のどん底にいたときのお話です~

ある時、ミレーの部屋を慌ただしく訪れたのが、同じ画家仲間ルソーでした

「ミレー君、君のそこにある絵が売れたんだよ!申し訳ないけど

値段は僕が勝手に決めて、貰ってきたので・・・絵を頂いていくよ」

と言ってミレーは、そこにお金を置いて、代わりに絵を持って行きました、

そこには今までに見たこともない様な大金が置いてあったのです

そのお金が、ミレーの貧乏生活を救っただけでなく、画家としても

大きく羽ばたいていくのです。 ”この話には後日談があるのです”

ミレーの画家としての地位も定着してきたある日の事、

ルソーの家を久し振りに訪れました、そしてそこに!あの時の絵が

テレビの「ビフォーアフター」やないですが ”何んと言う事でしょう”

数年前に、売れた!と言って持っていった、あの絵ではありませんか

これだけの、お話なんですが!

世間一般に色々な友情があります、ちょっとお節介な友情もあるし

俺が君にしてやってる的な友情もありますが、友情とは名ばかり!

このルソーの友情のように、相手に負担をかけないさらっとした友情

出来そうで、出来ない!真の友情、・・・・・

この友の豊かな心が、やさしい思いやりが、ミレーの絵画に、その色

”友情って”ほんとう~にいいもんですねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿