心温まる話ばかりが入った本があって、大変気に入っていたのに、
今何処へ!であります、本屋さんで探しても出てこないのです、
思い出しながらなので、ご存知の方には先に、御免なさいを!
10数年前、京都市立美術館で上の「落穂拾い」を見て、この写真よりもっともっと、淡い色に感動してのが昨日のようです
~まだミレーが貧乏のどん底にいたときのお話です~
ある時、ミレーの部屋を慌ただしく訪れたのが、同じ画家仲間ルソーでした
「ミレー君、君のそこにある絵が売れたんだよ!申し訳ないけど
値段は僕が勝手に決めて、貰ってきたので・・・絵を頂いていくよ」
と言ってミレーは、そこにお金を置いて、代わりに絵を持って行きました、
そこには今までに見たこともない様な大金が置いてあったのです
そのお金が、ミレーの貧乏生活を救っただけでなく、画家としても
大きく羽ばたいていくのです。 ”この話には後日談があるのです”
ミレーの画家としての地位も定着してきたある日の事、
ルソーの家を久し振りに訪れました、そしてそこに!あの時の絵が
テレビの「ビフォーアフター」やないですが ”何んと言う事でしょう”
数年前に、売れた!と言って持っていった、あの絵ではありませんか
これだけの、お話なんですが!
世間一般に色々な友情があります、ちょっとお節介な友情もあるし
俺が君にしてやってる的な友情もありますが、友情とは名ばかり!
このルソーの友情のように、相手に負担をかけないさらっとした友情
出来そうで、出来ない!真の友情、・・・・・
この友の豊かな心が、やさしい思いやりが、ミレーの絵画に、その色
”友情って”ほんとう~にいいもんですねぇ
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