8年間お世話になった静吟詩堂を出て独立した理由!
一つや二つではありませんが、最大のきっかけ、
一番の後押しをしてくれたのが、≪江雪≫
是だけでは、”何のこっちゃいな”?ですよね
江雪は今降り止んだばかりの銀世界を詩っています
シーン!と言う言葉がピッタリの、『静寂の世界』
~千山に鳥の飛ぶこと絶え~と吟じ始めた時
今までに無かった違和感に気がつきました
録音テープを何度も聞いてると・・分りました
~飛ぶこと~の大ゆりを何時も通りに振ってると
鳥が飛んでしまうのです・・鳥の飛ばない節調とは
誠に単純な発想だが、大ゆりを途中で止めてみた
すると!次の~絶え~がキラキラ輝きだした
鳥が飛ばなくなったのです、いや”そんな気がして
封建的な詩吟の世界では、一から世話になって来た
この流派で自分勝手に流れを変えることはご法度
師匠との間で、ごたごたが絶えなかった時期
自分の流れを作る時が来たのかも・・と
なんとも、勝手な思いから、一匹狼になりました
後悔は一片の欠片もありませんでした
その身勝手のお陰で松流が誕生!
来年で独立して40年を数える事になります
この間、250作品程の作譜が出来ています
この≪江雪≫は「風の吟を聞く」をクリック
(月あかり)の3番目に入っています
是非お聞き下さるようにお願いします
松《風の吟》の世界をお楽しみください
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