東京五輪近し 4年生でも背負うものがある
東京オリンピックがだんだん近づいてきました。
テレビでは聖火ランナーの持つトーチが発表されています。
桜のデザインだそうで、トーチの上から見ると分るそうです。
私もとっても楽しみにしていますし、ケチを付けるつもりもないのですが、
トーチは聖火ランナーが手に持って走って行くので、
観客は下から見上げることになり、どうやって上から見れるのでしょうか?
デザインは下から見上げて理解できるものにできなかったのかな~と。
オリンピックの年にある先生が4年生のお子さんに聞いたそうです。
オリンピックでメダルを取れなくても4位や5位、8位入賞など素晴らしいのに
選手たちが、「ご期待に添えなくて申し訳ありません」と
謝るのはどうなんだろう。
もっと胸をはっても良いのではないのか?と問いかけたところ、
多くのお子さんが、この選手の気持ちが分ると答えたそうです。
「私もピアノの発表会で優勝できなかったときはママに謝ります。」
「サッカーの試合で勝てなかった時は、応援に来ていた
お母さんにお父さんに、負けてごめんなさい。」と言います。
様々な内容でお子さんたちは、親から周囲から
期待された結果が出せないとき、まわりから見て素晴らしい成績でも
申し訳なく思い、「すみませんでした」と謝るそうです。
「だからその選手が謝る気持ちが分る」と
大勢のお子さんが言ったそうです。
その先生は、予想外の4年生の反応に、
4年生でも「こんなに背負っているものがあるのか」と驚いたそうです。
子どもの才能を伸ばしてあげたいと思うのが親心です。
ただそれが子どもの思いから親の思いに入れかわってしまっていないか
よくよく考える必要がありそうです。
子ども成長に寄り添いながら
さんぽみちクラブの人生ゲーム・ボードゲームです。