三男からのLINE
「病院に行った。」
「何回も行くことになりそう。」
たまたま、私がスマホを眺めていた時だった。
なので
えーっ なになに?
すぐに 通話ボタンを押す。
その間に
「イボができて。」の文字が見えた。
三男が電話に出ると、直ぐに
母
「どーしたん?」
三男
「だから、イボができた。」
母
「えっ!イボ痔!お尻が痛かったん?」
三男
「違う。」
母
「じゃ どこに?」
三男
「足の裏、歩くと痛くて。」
母
「なんだぁー何回もって〜
液体窒素で焼くやつかぁ!」
三男
「母さん 本当に 早とちりなんだから~」
さっさと、通話を切られた。
いやいや 心配するでしょ。
いきなり、病院に行ったって。
三男は、病院に行くことにハードルが低いんだなぁ。
自分が困れば、すぐに行けるんだ。
でも
三男が不登校になった時、
学校の先生などから
病院に行くように言われたことがあった。
でも、三男は行かない、行く必要ないと。
そうか、あの時は困っていなかったのか。
困っていたのは、本人よりも、
母だったのだ。
三男の不登校の原因は、
困り果ててた母の姿だったのだと確信した。