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ドラ息子に一銭も遺産を渡さない方法!?

2012-03-01 04:48:02 | 徒然の日常
 昔の様には家庭内で親が尊厳を保てない現代。

 子供が傍若無人に育ってしまい(もちろん、育てた責任もあるのだが)、ビタ一文財産を残したくなくても法律上、嫡出子・非嫡出子で配分が変わるとは言え、強行規定によって法定相続分の内、遺留分が保障されます。


 こんな感じです。






 つまり、いくら正式な遺言書にて「アイツに財産は触れさせん!!」と意思表明をしようが、法律によって一定の配分を最低限受け取れる権利を子供は持っているわけです。


 どうしてもこれを避けたい場合、相続放棄相続欠格(これは対象本人のみに適用される為、そのさらに子供、つまり被相続人の孫は権利を失わない)、相続廃除等の手続きを経なければなりませんが、遺留分が認められている子供には相続廃除が適用されません。


 昔は「勘当だーっ!!!」の一言で済んだ物ですが、事情の違う現代向けに、こんな記事が先日ありました。




もはや手に負えないドラ息子。「勘当」することはできるか



 いろいろと面倒臭いらしいんですよね(^-^;)





 日本人はどうも上の世代に頼る傾向が強いと言いますか、親、先祖、家柄、そういった『格』の下に自分が居ると言う意識が欧米に比べてウェイトが高いように思えます。日本に限らずアジア全体的にそうなのかもしれません。

 福沢諭吉「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と人々に説きつつ(これは氏が引用しただけで、実は氏の言ではない説が有力である)、自分の娘を嫁にしたいと言う男を「家柄が気に入らん」と跳ね除けたエピソードも根底にはこれがあることでしょう。


 日本人は「うちは武家の末裔だ」ですとか、「○○一族です」といった事を誇りとしがちですが、欧米では「私はしがない靴屋の生まれですが、社長として大企業に育て上げました」ですとか、「私は木こりの息子だが、議員として町を豊かにしてきた」といった感じで『上はこうだが、俺はこうだ』という方向に誇りを感じ、また他者からも尊ばれると聞きます。(※例文の職業を貶める意味でなく、『一介の市民』という主旨です)



 つまり、ツッパって暴れて親を困らせるぐらいなら、ご自分がビッグになって「遺産なんか、いらんわい!」と言えるようになれればよろしいんじゃないですかね?(^-^;)





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