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エロゲは進化の方向を間違えた!?

2012-03-20 07:35:19 | 徒然の日常
 エ・ロゲー (1863~1947)ポルトガルの哲学者


 いやまぁ、嘘なんですけども。

 エロゲ。早い話がエロゲームなわけなんですけれども、エロの変遷っていろいろありますよね。

 私は余り詳しくないので、今日の記事はマニアの方々から異論が噴出するかもしれませんが。


 そもそもゲーム抜きで『エロ』だけを見てみますと、昔は『エロ=やましいこと』と言う、その後ろ暗さに興奮するのが一般的と言われており、割りと『汚いイメージ』『反社会的な事』『嫌がる相手を無理やり陵辱』なんてのがポピュラーだったように思われます。
 抑圧された性欲を、『現実でやっては怒られるような酷い事を見て発散する』みたいな、許されざる非現実性とも言えます。また、当時は漫画の絵もどちらかと言えば『汚らしい』感じで、デッサンの狂った物も散見されて『上手い漫画家が手を出さないジャンル』的なカテゴリだったのではないでしょうか。


 ところが、同人ジャンルの発達のおかげかそういった『エロ』方面にも絵の上手い方が進出されるようになり、さらにストーリー性が重視されるようになっていきました。ただエロシーンさえあれば良いという昔の乱暴なシナリオでは受けなくなり、いかに綺麗に話をそちらへ向かわせるかというシチュエーション作りが、昔と違う綺麗な絵、ファンシーな色使い、可愛いタイトル等と相まって昔と全く違うカテゴリに進化していきました。

 これは需要がそちらへ向かっていったのもありますが、元々需要はそちらにあったのに描き手が追いついていなかったとも言えます。以前AV制作会社に勤められていた女性(× 女優)のお話を載せましたように、『売れるかどうかはパッケージ次第』『お客は常に新しい素材(女優や場面)を求めている』と言うのは昔からの事のようですし、世の男性が徒党を組んで開き直れば当然『エロ=やましいこと』と言う前提がある程度崩れ、『可愛い(絵柄)』『綺麗(イメージ)』『楽しい(シチュエーション)』と言ったポジティブイメージがエロに結び付けられるようになり、気軽に『ギャグ』まで絡められるようになりました。



 そしてその『エロ』を楽しむ『変態』、これも流行が変わってきたんですよね。

 「ぐぇへへへ~、お嬢ちゃん」と言う『襲う側』でなく、「踏んでください(土下座)」と言う『襲って(いじめて)いただく側』、これが妙に台頭してきまして、もはや一ジャンルとして確立してしまいました。

・踏んでいただく(出来ればかかとで)
・無視される(放置されてゾクゾクしちゃう)
・罵られる(犬と呼ばれてビクンビクンする)

 こんな感じの人たちを纏めて『紳士(変態と言う名の紳士)』と呼びまして、さらに(実際にはやらないでしょうが)裸にネクタイと靴下だけという格好が『紳士スタイル』として定着してしまいました。
 また、踏む・放置・罵倒に対して『我々の業界では御褒美です!!』と返すのはもはやテンプレートでして、これも男女間の力関係の変化が反映されているのかなぁとも思います。





 ………………で。(^-^;)


 もう何年か前の作品らしいのですが、こんなゲームがあるようです。時代を先取りしすぎてやっと現実が追いついたとも言われています。

 『R-18』タグが無くても通っちゃうって、これホントにエロゲなのだろうか? と言うかこれをHシーンと呼ぶの?(;^-^)


某エロゲーHシーン 無修正 導入編



 まぁ、絵柄は最近流行の『萌え路線』でもないんですが、レビュー(まだダウンロード販売している)を拝見するとストーリー性もキャラクターも評判が良く、『おすすめです(抜ける意味でなく)』といったニュアンスが多かったですね。割りと『知る人ぞ知る』的なゲームだったらしく、動画(この導入編の他にもいくつか投稿されている)を見て買ったというコメントもあるように、この路線にも需要が高かったようです。



 もいっこ貼っときましょか(^-^;)


某エロゲーHシーン 修正あり 人生相談編









                                  ..........((((((;^-^)逃げるぞー








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