歌織♪のつれづれ日記

新潟市在住。愛娘のマナティ(6歳)と2人仲良く暮らしてます。
日々の面白い事や旅行情報、美味しい物をUpしています。

皇帝ペンギン

2005-08-18 | Hobby
映画「皇帝ペンギン」を見てきました。

CMでやっているのを見てからどうしてもどうしても見たくて見たくてようやく見れました。昨年東京で「Deep Blue」を見てそこにちょこっと出てきたのですが。しかも「Deep Blue」は当時新潟ではやってなくて、東京に行った時に六本木ヒルズで見ました。

Deep Blueについてはまた書くとして今回は「皇帝ペンギン」です。

皇帝ペンギンは産卵の為、南極を100Kmも歩き目的地まで向かいます。


体長110cmくらいのペンギンが1歩ずつ歩いている姿がなんともいじらしい・・人間でも100Km歩くなんて容易ではないのに、もっと小さな、もっと歩幅の短いペンギンがよちよちと歩いていく姿・・・ふよふよして歩く姿はなんとも可愛らしいです。

中にははぐれてしまう可哀想なペンギンもいます。


-40℃という想像がつかない世界。
ペンギンには人間のように器用な手などありませんから、足での動作だけで上手にメスからオスへと卵を渡さないといけません。

ほんの数秒もたもたしている間に、せっかく生まれた卵は一瞬の間に凍ってしまいます。苦労して生まれた命が瞬時に失われてしまうのです。卵が凍らないように足に卵をはさみ一生懸命オスが暖めます。


メスが産卵で落ちた体力を補給するため、孵化するヒナのエサをとりにいく間、オスは-40℃のブリザードが吹き荒ぶなか卵を一生懸命守ります。-40℃のビリザード・・・見てるほうがせつない・・・・凍死してもおかしくない状況です。

そんな中オス達は1つに固まって丸まり凍えないようにします。外側のペンギンは凍える前に内側の方へ移動して、内側のペンギンは外側へ・・・えさを食べる事も無く、絶食は3ヶ月近くも及ぶそうです。

こんなに苦労したヒナが全部生き残れるわけではありません。自然で生きていくのは困難な事です。子孫を残そうとするペンギンの様子がとてもすばらしく、人間よりも命の大切さを分かっているような気がします。

新潟ではユナイテッドとワーナーでしかやっていません。お勧めです。