迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

おでこちゃんの牧場物語

2015-05-06 15:40:54 | でこニキ(牧場物語)(でこ&Jerryberry)





本日から新しいお話し、
『おでこちゃんの牧場物語』の

はじまり、はじまり~~~。



ある日、森の中のちょっと開けたところに、
小桃ちゃんと豆桜ちゃんが、
何やら畑仕事の道具を用意してたたずんでおりました。










豆桜(ピンクヘア) 『小桃ちゃん、この辺がいいかしら?』

小桃 (ベージュヘア)『そうね、川も近いし、土もやわらかそうね。』







ピンクヘアの豆桜ちゃん。










ベージュヘアの小桃ちゃん。










二人は、何を思ったか、
突然牧場をやってみようという事になりました。

動物はその内、牧場が軌道に乗ったら飼う事にして、
先ずは、野菜を作ってみる事にしました。










でも、農作なんてやったこともない二人、
農具を前に、なにをどうしていいやら、
皆目見当もつきません。










・・・・・。










ある~ひ♪♪♪
くまさんに♪♪♪ であぁぁぁった♪♪♪


?!!


どこからともなく聞こえてくる歌声に気付いた二人。










小桃 『まあ、歌声はあの女の子たちの声だわ。』

豆桜 『ホントだ!』










木の子・葉の子 『・・・あら?!』

木の子ちゃんと葉の子ちゃんも、
小桃ちゃんと豆桜ちゃんに気付きました。










しっかり者の木の子ちゃんは、
何となく困ってる様子の小桃ちゃんと豆桜ちゃんに、
一体どうしたのかと尋ねました。

小桃ちゃんと豆桜ちゃんは、
畑を作りたいのだけれども、
先ずは、
一体何をどうしたらいいのかさっぱり分からないと言いました。

木の子ちゃんは、自分たちも牧場をやっているので、
それなら、一緒に牧場をやっている、
葉の子ちゃんのお兄ちゃんの星夜くんに聞くといいと言ってあげました。










星夜 『やあ、お帰り。
木イチゴは沢山摘めたのかい?』

そこに、男の子の声がしました。










その男の子は、噂の星夜くんでした。










木の子ちゃんは、星夜くんに今までのいきさつを話しました。

星夜くんは、畑の作り方なら僕にまかせて・・・と、
小桃ちゃんと豆桜ちゃんに言いました。

小桃ちゃんと豆桜ちゃんは、
ホッとして、心に灯りが灯りました。










木の子 『葉の子ちゃん、ちょっとお家に行ってくるわ。』

葉の子 『あら、どうして?』

木の子 『ちょっと持ってくるものがあるの。』


木の子ちゃんは、そう言うと、
持っていた、摘んだばかりの木イチゴのカゴを、
葉の子ちゃんに渡しました。










・・・・・・・・・・そして。








木の子 『お待たせ~~~♪♪♪』

皆 『?!』










木の子ちゃんが、ちょっとお家に戻っている間に、
葉の子ちゃんは、切り株に寄りかかって居眠りをしていました。










木の子 『葉の子ちゃん、葉の子ちゃん起きて。』

葉の子 『・・・う、う~~~ん。』










木の子 『お家に戻って、昨日焼いておいたケーキを持ってきたの。
摘みたての木イチゴもあるし、
ここで、皆でお茶にしましょう♪♪♪』

皆 『わ~~~♪♪♪』










おいしそう~~~♪♪♪♪♪♪










木の子 『小桃ちゃん、豆桜ちゃん、
畑に野菜が実ると、野ウサギに食べられちゃう事もあるから、
この三毛猫を飼うといいわ。
家で飼ってる三毛猫の子猫なの。』

小桃・豆桜 『わぁ、可愛い~~~♪♪♪』










木の子 『猫が、野ウサギを追い払ってくれるから。』










野ウサギ 『えーーーーーっ!!!』










こんなやりとりを、
手押し車の陰から、こっそりのぞいている、
小さな子たちがいました。



















それは、コロボックルでした。
コロボックルは、お家の仕事を手伝ってくれる妖精です。

星夜 (・・・?!)

『又、いそがしくなりそうだね。』
星夜君の耳には、
コロボックルのそんな小さな声が聞こえたような気がしました。





(出演者:はだかんぼうのおでこちゃん 001 小桃ちゃん

ガールズバンドのおでこちゃん 豆桜ちゃん
&JERRYBERRY Dollたち

RealPukiたち)









コメント (6)
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