大島弓子さん バナナブレッドのプディングより
(台詞少しアレンジしてあります。)
(ネタバレあります)
衣良 『わあ わあ!』
衣良 『さえ子ちゃん!さえ子ちゃんなのね!』
さえ子 『そうよ、御茶屋さえ子よ。』
転入してきたクラスで、
衣良は小学生の頃よく一緒に遊んだ
御茶屋さえ子と再会しました。
衣良 『小学生の頃、よく草を三つ編みにして遊んだわね。
リボンを結んで。』
さえ子 『そうね、遊んだわね。
衣良ちゃん、大きくなったわねぇ。』
衣良 『ううん、私ちっとも変ってないわ。
今でも時々やるわ、草の三つ編み。』
さえ子 『え?うそっ!』
衣良 『やるのよ、リボンつけて。』
さえ子 『・・・・・・・。』
衣良 『それに、あの話。
夜10時を過ぎると、美しい男とも女ともつかない人が、
カマスを持って、子供を食べちゃう話。
あれを聞いてから、夜10時過ぎには部屋を出られないの。』
衣良 『10時過ぎにトイレに行く時は、
いつもお姉さんについてきてもらの。
そのお姉さんが、明日結婚してしまうの。
それを考えると、もうこわくて、こわくて・・・。』
さえ子 『・・・・・・・・・・。』
衣良 『そんな私を、
両親が精神鑑定してもらおうって話してるのを聞いてしまったの。
シクシク・・・。』
さえ子 『・・・あのさ、突然の話だけど、
それはきっと、ボーイフレンドでもできればなおるわ!
私男友達が多いの、誰かいい人を紹介するわ。』
衣良 『・・・え?!』
衣良 『ボーイフレンドなんて、いらないわ。
私、それどころじゃないの。
明日、姉が結婚してしまったら・・・。』
さえ子 『だから紹介するの。
あなた、このままじゃ、
こわいこわいで恋もできないじゃん!』
衣良 『・・・恋?
・・・私にも、理想の男性像があったわ。』
さえ子 『よかった!
言ってよ、一人位当てはまる人がいるはずだわ。』
衣良 『・・・あのね、
世間に後ろめたさを感じている、
男色家の男性。』
さえ子 『え?!』
大島弓子さんのバナナブレッドのプディング届きました。
最初は、衣良ちゃんの天然ぶりに笑いながら読んでいたのですが、
読んでる内に、だんだん複雑な気持ちに・・・。
繊細過ぎると、毎日大変だろうな・・・と。
大島弓子さんの絵は、年代によって変化はありますが、
ふわふわらっと、乙女チックで、
綿毛が飛ぶお花畑を、淡い色のワンピースを着た、
カールのある髪をしたスラりとした少女が歩いているとか、
そういったような感じなので、
ジェニーなんかピッタリじゃないかなと思って、
今日は、昔のジェニーを衣良ちゃんにしてみました♪♪♪
昨日、おさびし山に登場した衣良ちゃんの、
D.I.M Sweet Chloeは、オ
ビツの25センチ(27じゃなくて、25でした)だったので、
ヘッドだけ、ジェニーに換えました。
まだ、おソロの制服作ってないので、
色違いのジャンスカを、
御茶屋さえ子ちゃん役のジェニーに着せました。
(こちらは、オビツ27㎝ボディ)
今のところ、制服は二色あって、
好きな方を着てきていいって事にしよう(笑)。
(出演者:昔のジェニー 瑠璃扮する 三浦衣良
&
昔のジェニー 糸都扮する 御茶屋さえ子)