小雨の日。
レビュー像が右手前。花のみちから見る楽屋口付近は、こんなふうに見えていました。
ここは、一般ファンが集まった場所。ここから、楽屋口が見えます。この時計懐かしい。カメコも多かったです。
阪急電車(今津線)の高架下。
コロナ前は、暗くなっても私設ファンクラブ(会)の会員達が、公演中の組なら指定された場所で出待ち(ガード)をしました。
暑い日も寒い日も雨でも雪でも。
一度ガードに入ったら、トイレにいくことは出来ません。
揃いの会服着用。
地元に住む宝塚市のファンでない住人だった人に以前きいたら、あの辺りはなんだか怖くて通りたくなかったといってました。
まあ同じもの纏って軍隊みたいに整列して、突然走り出したりするし、屈伸するしで、驚くらしいです。(屈伸、スクワットとも呼ばれていましたが、生徒さんが現れると座り、姿が見えなくなると立つ動きのことです)
極めつけが、トップ会は掛け声を練習していて、ご本人様が楽屋口から出てこられると、「○○さーんお疲れさまでした!大好きです。」みたいなことを声を揃えて発するので、そりゃたまたま通った人たちは、驚くしかありませんわねw
お稽古期間の組が、出待ちで重なるとカオス。(お稽古期間中の場合、揃いの会服はつけません)
東京公演中以外の組の出待ちが重なることだってありますしね。
それに、ここは通るな、いくな!という決まりも存在します。知らないトップあたりの会員はやりたい放題でしたが。下級生会は、粗相があって大変!
生徒さんが怒られることにもなるのでみんな緊張していました。
東京は、劇場前でのガードでしたので、特に目立って、カメコなどに好き放題動画や画像撮られてました。会員はそんなことしたら、強制退会。
ムラ(宝塚大劇場)でも東京宝塚劇場でもとにかくお行儀よく、大人しくする。
生徒さんによって待ち時間は様々。
遅い生徒さんのところは、出待ちの最終時間が過ぎると解散となりました。終電になんとか間に合う感じでした。
でも、それよりも会えなかったことのほうがショックでした。
そして、時間内に生徒さんが出てきた場合は、贔屓生徒さんとのわずかな数分の逢瀬。
その一瞬のために、必死で何もかも我慢していました。
全ツ(全国ツアー)でも、場合によっては、団体でバスで会場入りする生徒さん達を指定された場所で整列して待つ…。
出待ちも同じく。
出来ない会場もありましたが。
たぶん、2020年初頭までできていた当たり前の宝塚ファンの文化は、このまま消えていくのではないかと思います。
もし、コロナが終息してそれが復活したとしても、以前のルールを知る者は少なくなり、新規ばかりではなにかと問題が発生すると思います。
また一からルールを決めるのかもですが。
生徒さんも、入り出待ちのために、毎日タカラジェンヌらしく香水プンプンさせてハイブランドで身を固めなくてもいいですし。
ノーメイクにお稽古着などで、気楽にお稽古場に入りたいでしょうし。
ファンと会うわずかな時間のために、それなりの労力をつかっていたはず。
正直な話、入り出待ちというお仕事が一つ減って楽ちんだって声も…。
ただ熱烈に応援してモチベーションをあげてくれるファンはやる気を起こさせてくれるし、その人達がいないとチケット捌けないという現実もありますけれど。
まあ、チケットに関しては、お金持ちの支援者さんを掴めば問題解決ですかね。
そういう方を、つかむためには営業が必要で、「お呼ばれ」が増えたら、コロナ禍だけに、結果、公演中止にもなりかねないですが。
と、色々思うところはあります。
もう、夜の出待ちなんて一生しないので、たまたま観劇した時に記念の画像をおさめてきました。
前置き長かったーw
小林一三翁像。
ここから、花のみちの上の道
オスアン(オスカルとアンドレ)像。薔薇に囲まれています。
オスアン(オスカルとアンドレ)像。薔薇に囲まれています。
レビュー像が右手前。花のみちから見る楽屋口付近は、こんなふうに見えていました。
ここは、一般ファンが集まった場所。ここから、楽屋口が見えます。この時計懐かしい。カメコも多かったです。
阪急電車(今津線)の高架下。
このあたりの景色は、会活動をした人には思い出いっぱい。
ここからは、生徒さんの立ち位置によって場所が違うので、これ以上は載せませんが。
東京宝塚劇場のガードの様子は、検索すればいくらでも出てきますので、ご興味ある方はやってみてください。
今期アニメについて、語りたかったのですが、何故かまったく違う内容になりました。
夜の画像をブログに残しておきたかっただけです。
この先入り出待ち文化が復活しても、そこに参加することはありません。