今日、8月6日は長男の51回目の誕生日だ。
あんなに小さくて可愛かった息子が51歳とは…。
改めて、自分の年齢を思った。
金食い虫の長男は、生まれた時から、金食い虫。(^▽^)/😊
なんと、夕方の6時過ぎにお腹から出て、、時間外手当を取られてしまった。
息子の生まれた病院は、産科専門の病院だ。
病弱な母は、実家に近い病院なら、毎日でも娘のところに通えるから…と、
神田の病院を選んだ。
母は嬉しそうに毎日、タクシーで病院に通ってきた。
うな重やら天丼やら、病室に出前を取り、睦まじい母娘のひと時を過ごした。
それから6年。 母はあっけなく、天に召されたから、神田での病院の時間は、嬉しかったに違いない。
そこの病院では、妊婦さんの体を休める…と言う理由で、新生児は、別室で預かってくれるシステムだ。
だから、昼間は、新米ママは、講習を受けたり、授乳をしに行くほかは、暇を持て余す。
毎日、病室の窓から、夏の空を眺めていた。
病院の傍には駿台予備校があり、休み時間ともなると、賑やかな声が聞こえてくる。
息子も、そのうち、お世話になるかな…なんて思いながら、黙々湧いてくる雲を追っていた。
息子の幼少期。 本当にかわいかった!
電車に乗っても、何処へ行っても、注目の的。 皆に可愛がられた。
主人の家も私の家でも、双方、初めての孫だからか、めちゃめちゃ可愛がられた。
皆の猫かわいがりが、息子の性格に影響した所為か、大人になってからの彼は、順風満杯とはいかなかった。
なんでも他人の所為にする、悪い癖が出てきたのだ。
頭だって、決して悪いとは思えない。
容姿だって、悪くない。
が、何をしても長続きはせず…。
親の育て方が悪かったのか…、反省しきりの私だ。
8月の真っ青な空と入道雲。
これを見るたびに、可愛かった息子の姿が浮かんでくる。
「おいら、神田の生まれよ!」