第23代目オオアカ屋を演じられた中村萬太郎さん。終幕のあと、写真撮影OKの時間があり、SNSなどで拡散よろしくと話されていました!
でも慌てて撮るとダメですね。ボケボケでうまく撮れていませんでした。
携帯ではなく、カメラだったらまた違ったかもしれませんが。
というわけで、この辺りからは、関係ない写真も混ざってきます。
見出し画像は、豊洲駅を降りたところにある豊洲シビックセンターのオオシマサクラ。ソメイヨシノの父ですね。本文中の写真は、15日撮影。成城のコヒガンザクラです。22日が満開宣言ですので、少し早いタイミングでしたね。
それはさておき、第23代目オオアカ屋(中村萬太郎さん)、冒頭で歌舞伎のツケの説明をされていました。動きに合わせた拍子木のような音ですが、それによって動きを強調する効果があるとのこと。
また観客にも見得の練習をしてもらったりだとかして、初めて歌舞伎を見る私たちのような観客に理解してもらうようにしているのですね。途中、常磐津というのでしょうか。演奏と語りによる筋の説明なども少し入るなど、歌舞伎入門的な要素を盛り込んでいる印象もありました。
ゲームでは23代目オオアカ屋は、進行役というよりはサブプログラムという印象。ゲームなのでアイテム(回復や魔法の効果があるようなもの)を販売したりするのですが、取引の状況によって、値段や内容が変わってきたような記憶があります。
反逆者とされたユウナたちを助け、投獄されますが、その後、釈放。弟にオオアカ屋を譲ります。その辺りの細かいストーリーまではさすがに歌舞伎では描かれませんが。
ゲーム内の案内人としては、メイチェンというキャラクターがいました。話の長い老人との設定で、「語ってもよろしいですかな」と選択が入り、「はい」を選択すると説明を「いいえ」を選択すると「つまらんのー」とぼやくのが印象的でした。
歌舞伎の案内という点では、屋号のある「オオアカ屋」が適任だったのでしょね。今回の話だけでなく、歌舞伎の世界の案内も担当した感のある中村萬太郎さん。劇を存分に楽しませてくれた案内でした。
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