りぞあかぶろぐ2
ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。




 昨日は、WBC世界一おめでとございます。今回のチームはすごかったですね。村上様もホームランを打って良かったですね。

 それはさておき、今回の公演の千秋楽は来月12日。なので、ちょっと連続して、観劇記を書こうかと。

 今回の歌舞伎で丁寧に描いているなと思ったのが、尾上松也さんが演じるシーモア・クアド。シーモアは、クアド族と呼ばれる種族の族長にてエボンの老師。

 主人公たちのパーティと対立し、歌舞伎では一貫して敵役で、ゲームでも何度も戦うことになります。

 その性格形成の過程を歌舞伎では丁寧に(ゲーム以上に)描いていた印象です。

 ファイナルファンタジーは、RPGゲームと呼ばれるジャンルで、ゲームを進める中で、特定の人との会話など、きっかけとのイベントから、エピソードなどを見ることが出来たりします。その設定の中で、ゲームでもシーモアの性格形成のエピソードは描かれていました。

 しかし、今回の歌舞伎では、両親とのエピソードなどを会話劇で丁寧に描いています。生の演者が演じることで、ゲーム以上の情感などを描き、キャラクターの人格をよく描けたのかなと。妻は、ゲームではシーモアは大嫌いだったけど歌舞伎だとちょっと同情すると話していました。

 鬼滅の刃もそうですけど、悪役を丁寧に描くと話に厚みが出ますね。

 本文中の写真は、豊洲駅を降りてすぐの場所にあった白虎像。江東区では、江東区役所の四方に四神を配置しているようです。恐るべし。

 守り神といえば、今回、歌舞伎では、ベベルの守護龍エフレイエは描かれていませんでした!

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