アメリカがシリアの軍事施設を空爆しました。
先日のシリアによる、サリンと思われる毒ガス兵器による、市民への攻撃への報復と思われます。
シリアの毒ガス兵器の保有はオバマ大統領時代から把握されていて、オバマ前大統領も「化学兵器を使えば攻撃する」と述べていたとのことで、オバマ氏の「言うだけ番長」に反して、トランプ現大統領の有言実行は際立つ政治姿勢ですね。
シリアに軍港を持つロシアは、シリア政府を伍する意外ありませんけれども、先日のロシア・サンクトペテルブルグでの地下鉄爆破事件等で、アメリカトランプ大統領は、ロシアプーチン大統領に、ホットラインで連絡を取っていたりして、トランプ氏大統領就任以来、ロシアとは善き関係のもと、世界の牽引をしていくものと思われていた矢先の中東での紛争劇。
なかなか、一筋縄ではいかんとも、世界はまだ戦国時代さながらの価値観で動いていて、「雨が降って、桜が散るのう」と、のんびりと平和な日々を送っていられる日本とは、「海を隔ててしまえば、こうも違うものか」と感慨にふけってしまいます。
さて問題は、トランプ大統領がシリア対策で、「有言実行」を示したわけですけれども、これは対シリアだけではなく、東アジアにも同様ととらえることができるわけです。
つまり、「北朝鮮に対しても」ということですね。
オバマ前大統領は、言うことはきれいなんだけれども、やるやる詐欺的なことが多かったわけで、ちっともそこらへんが信用ならなかったのですが、トランプ氏の美点は、成功したビジネスマンらしく、「有言実行が宗」であるならば、わかりやすくていいですね。
韓国に最近THAADという、新型の対ミサイル防衛網が配備されて以降、THAADを巡る米中韓の対立など、朝鮮半島を舞台に問題が次々と噴出しています。
THAADは、対ミサイル防衛システムですが、攻撃もできるわけですので、これを韓国に配備された北朝鮮は、ミサイル攻撃システムが無力化されかねないし、そして首都北京が射程距離内に入る中国も、韓国のTHAAD配備は反発していて、このTHAAD配備以降、韓国では現役大統領が罷免されたり、日本では森友問題などで、両国とも政治機能が事実上麻痺しているのは、これは韓国のTHAAD配備に対する、中朝の工作と考えた方が良いかも知れません。
そして韓国では、国内情勢が混乱を極める中、5月9日に大統領選挙が行われますが、最大野党「共に民主党」の予備選挙の結果、4月3日に前代表の文在寅氏が選ばれ、超親北政権が発足する可能性もあります。
通常ですと、「韓国大統領選挙までは北は動かない」と思われるのですが、今回のアメリカシリア軍事施設攻撃で、変数が変わって来ると思われますね。
というのも、トランプ氏は北朝鮮に対しても、軍事施設先制攻撃を示唆しているので。
日本人は平和的思考が強いのか、「こちらが敵意を持たねば、相手もしない」と思いがちで、左翼的思考の方や宗教的な方は特にそう思っていらっしゃる方が多いです。
しかし実際は、敵国の軍事施設がなければ、敵意を抱いていても、再建されるまでは攻撃はできないので、その間は平和を享受できるわけですので、北朝鮮の軍事施設はない方が、日本にとっても望ましいことで、そこらへんの判断は難しいが、大事なのは戦略と戦術を間違わぬことです。
これは平和も健康も同じことです。
さて北朝鮮目線で言えば、これまでロシアと協調を図ろうとしたアメリカ大統領はいなかったし、中国が首脳会談の如何によって、もしも北朝鮮有事の際に動けないという状況に追い込まれたなら、北は完全に孤立します。
孤立するだけではなく、北朝鮮は、韓国(アメリカ)・ロシア・中華人民共和国と、ぐるりと国境を接しているわけで、それで普通なら、将棋で言えば詰んでしまうのだけれど、ところがどっこい、相手は狂人金正恩です。
先制攻撃で、現状打破を狙う可能性が高い。それもかなり高い確率で。
まぁあの国では、負けを認める=死を意味するだろうし、これまでの無慈悲すぎる為政ならば、その反動は凄まじいだろうから、しゃにむに行動してくることを予想しておく必要があると思う。
しかし、米露協調路線ができうるならば、どうかんがえても中国は動けなくなるので、北朝鮮は先制攻撃はできても、戦い続けることはできなくなるので、頭を冷やして冷静に行動し、世界の中で、共存の道を探っていく判断をして頂きたいと願います。
北が南進するならば、その隣にある日本を動けなくするのが、軍事的常套手段。というのも、日本は朝鮮動乱においては、兵站供給の重要地域だから。
日本が兵站に協力しなければ、米韓は袋のネズミです。
ですから、日本を動けなくするために、ミサイル攻撃してくる可能性があるわけで、これまでのミサイル発射を、そういう観点から見ておかないと、「21世紀の日本は平和ボケ」と後代の方から言われても仕方ないことです。
かと言って、「ミサイル攻撃されたくないから、日本は何もしません。」ではいけません。なぜなら、その後もっとしんどい目に合うから。
というのも、韓半島がすべて北朝鮮系の国家になった場合、常時日本に侵攻できる状況が韓半島にできるわけで、こうなると日本を守り切ることは難しくなる。
事実上、神代の時代からこれまで、日本の国防は、「朝鮮半島からの侵攻をいかに防ぐか!」に、そのほとんどは費やされてきたわけで、日本の国家開闢の動機も、恐らくは、その辺りの危機感にあったと見るべきです。
ともあれ、この戦国の世を生き抜き、平和な未来社会を構築していく意味でも、日本においては、「自分の国は自分で護る」ということが、今後はどんどん大事になって来るし、世界的規模で言えば、「地球的正義の構築」という概念が必ず必要になって来ます。
いやもうとっくに必要とされているし、その意味合いも、必要性も重要度も、どんどん日に日に高まっています。
世界が平和なのは良いことです。
日本は、東アジアが平和でなければ、平和ではいられない地域にあるので、本当に世界が平和であって欲しいです。
そういった「戦国の世」の世界の中で、その「地球的正義とは何か」について言及し、発表し続けているのは幸福の科学グループ大川隆法総裁。
ここだけの話、アメリカのトランプ大統領も、ロシアプーチン大統領も、大川隆法総裁を認識していて、それぞれがアプローチしてきている。彼らも、大国を預かる者として、大きな神の正義を求めているんですよ。
まぁ、大川隆法総裁の前世である「お釈迦様」は、当時のインド2大大国の国師でいらっしゃったわけですので、さもありなむではあります。
その大川隆法総裁が、4月23日(日)には、高知の県民体育館で講演なさいますので、多くの高知の方々にお聞きして頂きたいと願う次第です。
本日は、経典「正義の法」の一部抜粋をおすそ分けです。
(ばく)
70発以上!?米軍がシリアにミサイル攻撃!~北朝鮮はどう動く!?【ザ・ファクトFASTBREAK】
2017年第3回講演会
演題 人生を深く生きる
本会場 高知県立県民体育館
衛星会場 全国の支部・精舎
開催日 4月23日(日)13時~
高知支部精舎〒781-8105 高知県高知市高須東町2-11
TEL:088-882-7775
高知西部支部精舎〒781-1202 高知県高岡郡越知町2519-7
TEL:0889-26-1077
高知朝倉支部〒780-8062 高知県高知市朝倉乙988-11
TEL:088-850-7774
高知東部支部〒781-5232 高知県香南市野市西野
TEL:0887-56-5771
高知四万十支部〒787-0012 高知県四万十市右山五月町2-22
TEL: 0880-34-7737
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「真に正しいものとは何か」をつかめ
日本のマスコミは自由に報道しているように見えるかもしれませんが、日本のマスコミにも、程度の差はあります。
彼らのなかでも、神の祝福を受けているところと、そうでないところが、はっきりと分かれてきつつあるのです。
しかし、それは当然でしょう。
なぜなら、私たちが、善悪を明らかにしようとしつつあるからです。
もし、神や仏、あるいは、霊、あの世というものを否定する方向に言論を抑制するのであれば、これは、中国や北朝鮮の現在の政治体制に屈しているのと同じです。
私たちは、宗教的真理を求めて活動していますが、同時に、「政治的な自由」「政治的な権利」、また、「この地上におけるユートピアの建設」に向けても、日々、努力しております。
そのなかで、決して忘れてはならないことは、「『神仏の目から見て正しいかどうか』ということでもって、政策を判断し、国の方向性も判断していかなければならない」ということです。
応えはすでに、私の数多くの本のなかに書いてあります。
全世界の人々に申し上げます。
幸福の科学は、正義と、それに反するものについて意見を述べます。
その内容は、一部の国の政治体制や経済体制、また、信仰に対する態度と矛盾するものがあるかもしれません。
しかしmみなさんは大人になってください。
大人になって、「真に正しいものは何であるか」ということを、しっかりと考えてください。
私の指さす方向に、地球の未来は、必ず開けていきます。
われらが地球的正義を確立するまで、この戦いをやめることは断じてありません。
経典「正義の法」P330~333
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