佇む猫 (2) Dr.ロミと助手のアオの物語

気位の高いロシアンブルー(Dr.ロミ)と、野良出身で粗野な茶白(助手のアオ)の日常。主に擬人化日記。

これまでの画像24 悪夢死

2019年07月15日 | 主に画像(ロミ)

おはよう!起きるのじゃ!

オープン・ユア・アイズ!!!

…いつまでも起きない人間じゃの。

 

【いつも、のり丸が起きるのをひたすら待つウチ…】

…ところで、のり丸がハマっている『いびきラボ※』がすごいことに…。

(※主にいびきの録音と分析アプリ)

どうやら最近「悪夢」を見ているらしく、まぁ寝言のすごい事…。(うるさかったの)

 

【フミフミ…】
 
以前、留学生が相次いで朝になると死んでいた、ということがあった。
原因は不明だったが、寝ている間の心臓麻痺の可能性があり、もしかすると「悪夢死」かもしれないと推測する人もいた。(※新聞記事による)
慣れない国に来て強度のストレスが原因で「悪夢」を見て、その夢があまりにも怖すぎて心臓麻痺を起こしたというもの。
 
そんなことがあるのか?と思っていたのり丸じゃが、自分も悪夢を見た後で「なるほど、ありうる」と妙に納得しているようじゃ。
夢の内容がよっぽど怖かったんかの?
 
 
【ゴロン】
 
のり丸の仕事は(週のうち半分は)肉体労働。
のり丸はデスクワーク自体が苦手で、故意に避けている傾向あり。
のり丸の場合、身体を鍛えるのも兼ねて一石二鳥のつもりでやっているが…。
 
のり丸よりずっと年上で、長年肉体労働を続けている先輩達がいるが、もともとの体力が違うらしい。
のり丸は仕事の後はぐったり…食欲もわかないようじゃ。
ちなみに先輩は仕事の後でテコンドー、休みの日もテコンドー、この差は大きいの。
 
エンジンの構造からして先輩とは違うようじゃな…。
 
 
 
【扉も自分で開けて飛び乗っている。「お・き・ろ」というメッセージも兼ねている】
 
現在、のり丸は膝に負荷をかけるトレーニングは厳禁。
…となると、筋力を維持する全身運動は「水泳(膝に負担がかかる平泳ぎはNG)」しかないのじゃ。
 
のり丸の場合、スポーツの中で一番楽しくなかったのが「水泳」だったらしい。
そもそも、着替えたり、シャワー浴びたり、乾かしたり、水着洗ったり……めんどくさがり屋には不向きなスポーツ。
 
でも、背に腹はかえられない、という訳でしぶしぶ水泳(クロール)を始めたのり丸じゃが…それからは連日寝言が激しいのじゃ。
 
 
【去年の今頃と同じく、ウチを呼ぶダーリンの声がする】
 
 
体力のない人間が疲れるとよく眠れない(熟睡できない)…寝る体力がないからじゃ。
寝るのにも体力が必要なのじゃ。
 
マイペースな野良猫ダーリンはこんな危険?な場所でも熟睡じゃ。
ダーリンのように、いつでもぐっすり眠れるメンタルになることが体力維持の秘訣なのかの?
 
 
 

【今日もまた、のり丸の頭を毛づくろいしてやっている】

 

人間が「悪夢を見る」とか「言葉が出てこない」という状態は、明らかに疲れすぎじゃ。

 

何事も焦らず、目の前の階段を一歩一歩進むのじゃ。

 

悪夢の原因…のり丸の場合は「ミステリーの読みすぎ」もあると思うの。

(本を読みながら眠りにつく「ノベルトリップ」というやつじゃ)

 

偶然見はじめたテレビドラマの「あなたの番です」までも現在「推理」中。
このドラマ、設定をはじめ「不自然なところ」が満載(雑)でのり丸の好みではないのだが、ミステリーの「謎解き」だと思って見ているようじゃ。
 
一説では「あなたの番です」はまだ未完成らしく、視聴者の反応によってストーリーを変えている可能性があるらしい。
 
のり丸の最も嫌いなミステリーの結末は、犯人双子説、二重人格説(或いはサイコパス説)じゃ。
問題外なのは「実は夢でした」の結末、ホラーとミステリーをごっちゃにしたもの(或いはSFとごっちゃにしたもの)、それらはミステリーとはいえないからの。
後、のり丸の想像通りの犯人だった時も「…なんか、つまらん」になるらしい…。
 
…まぁ、好きにしてくれ。
秋元康よ、くれぐれもヘンテコリンな結末だけにはせんといてくれよ…。
本格的ミステリーでないと、確実にのり丸の機嫌が悪くなるからウチが困るんじゃ…。

 

 

《のり丸が帰って来た時、出迎えの様子※ほぼピンボケ》

 今日も遅すぎる…待ちくたびれたの。

 

つい、ゴロン

 

毛づくろい…

 

さて、行くかの。

 

いつも出迎えの時は、ウチが先頭で歩く。

「ウチについてきなさい」

そんな感じに見えるらしいの。

 

じゃあ、またの。