佇む猫 (2) Dr.ロミと助手のアオの物語

気位の高いロシアンブルー(Dr.ロミ)と、野良出身で粗野な茶白(助手のアオ)の日常。主に擬人化日記。

ロミとの談話 真実と事実の違い

2020年05月27日 | 主に画像(ロミ)
 

ロミ
 

のり丸
 
 
 
キャラクターは

「鬼滅の刃」より
 
 
 
 


前回の「ロミとの対話」からどのぐらいの歳月が…気が遠くなりそうじゃ。

猫の時間は人間の時間よりも早く進むから、ウチはすぐにのり丸の年齢を追い抜くじゃろう。

本当に「すぐに」じゃ。

しかし、ウチは将来「猫又」になる予定なので、そのことは全く気にしとらんけどの。

 
 
最近思う。
メディアはそろそろ「事実だけ」を報道しなければならないのではないかと。
 
メディアは人々の「不安」に乗っかり、メディアの「儲け」を優先させる情報を流してきた。
また、メディアが流したそのような情報に誘導されていく人々もいた。
 
そんな時代はもう終わりかけているのではないかとウチは感じておるのじゃ。
 
真実は人の数だけあるが、事実は一つしかない。
自分が事実だと思い込んでいるものも、他人から見ると事実ではないこともある。
その人だけの真実を「事実」だと思い込んでいることも多いのじゃ。
 
すべての人々の真実がわかる存在がいるのだとしたら、それこそ「神の視点」の領域じゃ。
 
「真実」は個々の歩んできた道から生まれ、「思い」や「信念」などのバイヤスがかかっておるからの。

https://ameblo.jp/boumu/image-12351729339-14129374700

 
マスメディアのターゲットはこの図の中にあるB層らしい。
 
これによると、B層の人間は思考停止しており、与えられた情報をすぐ鵜呑みにし…つまり「自分の頭で考えない」人間らしいの。
(※ B層とは、郵政民営化の広報企画にあたって小泉政権の主な支持基盤として想定されたもの)
 
 
また、偏った情報が「繰り返し繰り返し」発信されている時は、表に見えないところで「秘密裏に進められている計画があるのでは?」考える人たちも出てくる。
それはしごく当然のことじゃ。
 
その人たちもまた「その考え」を発信する。
 
つまり情報は無数に飛び交っている。
 
…だからこそ主観や意図的な操作を含まない情報、事実のみを正確に伝える情報が大切なのじゃ。
 
 
 
 
「人様の人生に踏み込むことは、一切しません」(by叶恭子)
ウチは恭子様に激しくリスペクトじゃの。


鬼舞辻無惨(鬼滅の刃)のコスプレをした恭子様



こちらはアニメの方の鬼舞辻無惨(鬼滅の刃)

(…おっと、コスプレ特集に脱線するとこだったわぃ)

猫にとっても、一方向だけの見方、狭い価値観で人を裁くような「正義」がまかり通る世界は住みにくいものじゃ。
 
その「正義」が自分の人生にズカズカと踏み込んできたら、それはそれは大変なストレスだと想像するのじゃが…。
 
 
 

地球によく似ているピンクの惑星。
ケプラー1649c
 
 

地球のいとこ?ケプラー186f
 
 
ロミ「地球に似ていて水がある可能性のある惑星が見つかる度にワクワクするが、この惑星の存在は事実ではないという声もあるの」
 
のり丸「なに言ってるんだ!『事実』だよ。存在しているに決まっている。きっと生命体もいる。いや必ずいる。ピンクの惑星の海はどんな色だろう?オレンジかな♪」


Image: NASA/Ames Research Center/Daniel Rutter via Gizmodo US

ロミ「…(ため息)
 
ところで、いつかのり丸が話しておった…そのぅ…A型(AA型)とAB型が新型コロナウイルス(COVID-19)に弱いという情報はどこから拾ったんじゃ?」
 
のり丸「それは様々なところからだ。
もちろんBとOが罹患しないという話などではないのだが」
 
ロミ「様々なところとは?…まあ、追求はやめておこう。
 
SARSコロナウイルス(SARS-CoV)の時は、特定のHLA(白血球の血液型)を持つ人たちが重症化したらしいの。
HLAの型は数万通りあり、しかも国(地域)によって偏りがある。
SARSで重症化をおこしたHLA-B46の型を持つ日本人は少なかったそうじゃ。
 
そして今回のCOVID-19に感染した人のHLAデータは公表されていないが、当然ながらその分野の研究をしている人はおるということじゃの。
ここまでは合っておるか?」
 
のり丸「ああ、確かそうだったような、ん、そうだったかな?…(って、猫がなんでこんな話をしているのか)」
 
ロミ「赤血球の血液型の方は武漢大学のデータか?ドイツかフランスの研究論文か?
アメリカの黒人の約80%以上はA型だということも統計データに入っとるんかの?
 
結論からいうと、A型は『抗A抗体』を持っていない為『ACE2』受容体がウイルスを肺に取り込みやすい、という話でいいのかの?
 
…それにしてもじゃ。
そもそもが細菌やウイルスを克服してきた個体が生存競争で生き残ってきた訳じゃろ。
 
今回の血液型の話は、これまで生き残ってきたAやABに対してあまりにも不利じゃなかろうか?」
 
のり丸「…なんか、ロミ…すこし怒っていないか?
いいか、これはあくまで数多くある仮説の一つであり、事実かどうかもまだ証明されていない話なんだよ。
 
…あ、そういえば猫の血液型って、AかABしかないらしいね。
ロミの血液型は?」
 
ロミ「…Aじゃ💢…それに間違っとるぞ。
猫はほとんどがA型(約95%)で、ごくごく稀にB型があり、ABは希少じゃ、

中でもロシアンブルーは、全部がA型らしいの」
 
 

新しい家。前の家から移動した物に囲まれているので違和感なし。
ウチの身体の小ささがわかる一枚。
 
 

ここ数ヶ月、いろんなことがあり、ウチはウンザリ。
季節的に不要になっている(ウチ愛用の)オイルヒーターの上で仏頂面。
 


ウチが寝ている隙にやってくる爪切り。
 
 
画像はちゃんと載ったかの?
やっとのり丸が新しい方法に慣れてきたので、見切り発車でスタートしてみたのじゃ。
(何回か、「ああ、もう、画面が消えたー」と愚痴っておったが…笑)
 
 
 
じゃあ、またの。

(※結構な間違いがあったので、かなり修正致しました。)