

朝、8時半出発。
「万里の長城」目指していざ~
高速道路をバンバン入っていきます。
はじめは、おっ、朝早いからいいねえ~と思っていたが、
山に入ってくると、あれあれ、観光バス、どこからわいてきたん?
というほど、観光バスの群れ。
これ、みんな、万里の長城に行くの?
ガイドさん「この道は、ずっと行くとモンゴル自治区に続きます。」
(ほお~そうなんだ。)どうりで、トラックも走ってるのね。
「あれ?もしかして万里の長城?」
「はい、あれもそうですが、今日は八達嶺に行きます。」
万里の長城で一番名高いほうへ行くこととなっていたのに、
初めて気づくロンきゅ~ん。
あわてて、日程表をみる。ふむふむ。
でも、あの長城は何?
後でガイドブックを見てわかったけど、
「居庸関長城(きょようかんちょうじょう)と言って、
北の関所・八達嶺とともに南の関所として
明代に創建されたもの」とあった。
こっちのほうが色付きできれいだったよ。
人も少なかったしね。
八達嶺は、近づくにつれて、人に埋め尽くされているのがわかった。
これ、歩けるの???

ついたのが、10時ごろ。
「1時間くらい観光してね。」
友人と、この人ごみどう歩く?と相談の結果。
「よし、いけるところまで行こう。目指すは、北4楼よ。」
登山の大好きな友人は、都会で鍛えた人ごみ除けウォークで
すたすた登っていく。
長城は、階段部分もあるが、ほとんどは、レンガ床。
これ、雨降ったら滑るよね~と思いながら、ひたすら、友人の後を追う。
暑いのだが、長城のあるところは山なのでなんか爽やか。
「ちょっと、えびの高原みたくない?」
「だねえ。」
といきを切らせながら歩くというか上る。
見晴らしの良いところで記念写真をとろうねといっていたら、
人ごみでなかなかシャッターチャンスなし。
でも、
「年賀状はここだから、とってねえ。」
という、友人をパチパチ撮ってあげて、自分も撮ってもらう。


北4楼のところまでなんとか上ってきたけど、
人の多さで前に進める状態でなくなったのと、
集合時間に間に合わなくなったので、
しょうがなくリターンした。
でも、下るのがこれまた一苦労だった。
一応、上りと下りように道が分けてあるところがあるのだが、
もう、ここの観光客(主に地元の方がた)は、全くの無視。
我が歩くように歩く。
下り優先のはずのほうを平気で登ってきて、
なんでここ下りてくんのよという顔で人を見る。
つい、こちらもきつい顔になる。
おっと、楽しい旅行に来ているのだからスマイル、スマイル。
ここで、八達嶺の豆知識
「標高1015mの八達嶺にある全長7.8㎞の長城。
「居庸外鎮」の扁額がかかる城関が復元され、観光用の入り口になってる。
入り口から南北に分かれ、南は傾斜が急な男坂、
北は傾斜が比較的穏やかな女坂と呼ばれている。」
そんなわけで、女坂を登ったのだが、人を押しのける練習だったみたい。
南坂のほうに行けばよかったかなと写真を撮りながら考えた。

万里の長城は。万民の長蛇という感じだった。
でも、死ぬまでに行きたい場所だったので、これでまた一つ冥土の土産ができた。
年取ってからじゃ、この坂はようあがらん。疲れたあ~。
一つ心残りは、踏破したかった。

この前、ズームインだかで辛坊さんがやってました。
その時もすごい人だったー
その上、ただの道じゃなく、急な階段ありーのと大変な道らしいと
ロンきゅ~んさん、すごい!!
いいなー私も死ぬまでに1回は..
見に行ったつもりなんだけど・・・
結局、中国の人々の唯我独尊性を目の当たりにしたみたいでした。
あれだけ、人口多けりゃ、こうなるよな。
と納得もできるから、すごいよ。
飛行機の上からでも長城は見えるよ。