◆ 春の想いは・・・それは自由
空と野原を流れ自由に飛び回る、白い粉がある
山河で遊んでいる、ふわふわ、ふわふわと
真っ白な雲に重なりあって、黄金色に輝いている
暖かく華麗に、ふわふわ、ふわふわと
僕の目に映る粉雪は、瞬きをする君の目にも映っていた
どこまでも自由に、飛んでゆけ、遠くへと、想いが届くまで
◆ 夏の想いは・・・それは希望
木々の葉の切れ目から、細かな粒子の光が差している
七色に見える虹のように、それ以上に色を変えている
僕の目に映る色とりどりの虹は、君の瞳も染めていた
万華鏡のような粒子の光の姿は、六角形か、五角形か
僕の姿を変えていくし、君の姿も変えていた
虹は、どこまで続くのだろう、虹は、いつまで続くのだろう
◆ 秋の想いは・・・それは不安
眩い(まばゆい)光が木々に、影をつけ、影は枯れた川跡に積もる
枯れはてた落ち葉に、彩をほどこしている
遠くにある橋の上から、見られているような
木々のストライプの線は、夢を見せたり現実を見せたり
僕の目に映るものは、君の目に映るものとは、違っていた
輝いている君は、明日への、ある想いを教えてくれた
別れたいのですか、それとも別れるのですか、教えて下さい
◆ 冬の想いは・・・それは微睡(まどろみ)
冬に咲く花を見て、ぼんやり心の中に取り残された
どんな思いだったのか、わからない
君と僕の会話の中に、言葉などなかった
ただ感じるままの君と僕は、雪を見ながら座っていた
見つめ合うことはあっただろうか、わからない
愛していますという、あの言葉は、今はどこにあるのか
君への想いは、通りすがりの微睡の夢だったのか
◆ 四季おりおりの想いとは
人は、いつまでも未熟な人生を送り過ごすものだと思える。しかし、様々な人達との出会いや別れによって感情や想いが創り出される。
365日だけでなく何十年もの長期に渡り、人生の中で様々な大事な出来事や大切な人の中で生きていくものだと思う。
人は多様に共感という同じ想いや違う価値観を持ち、迷いながらも生きていくのだと思う。
そして、人生とは自分の歴史となり過去・現在・未来となる。
導かれる道には新しい命が産まれ、その歴史は時代の流れによって変わったりする。
歴史の書物によっては、変わらなかったりして伝統や伝説にもなる。
時に人は、突然と人生が消えてしまうかもしれないし報われない事もある。
正直な真実の自分自身に気付いた人生ならば、長きに渡る人生を最期まで幸わせな生活をして未熟でも迷いながらでも自分の人生の歴史を残せるものだと思う。
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