夜散歩

台風が私の地方から過ぎていって

夕日が差し込んで、風が気持ちいい夜を迎えた。

三連休さいご、昔ほどの切なさがない。

働いていないからね。

というか、働いているときは三連休など

関係のない商売だった。


午前中どこへも出掛けられない、うっぷんがたまってか

ご飯を食べた後も、散歩。

お月さんが、澄んだ空気の中で綺麗だった。


10分も歩くと、書店にたどり着く。

今日も仕事だった、知り合いの顔が明るい店内に見えた。

私は、きびすを返して、歩き始める。


連れも、もう責めない。


私の、普通じゃなさに、慣れさせてしまった。


ひとり、月を眺めながら、もと来た道を

かえる。


それでも、いい夜でした。

落ち着く真夜中

楽しい三連休の真夜中。

ちょうど半分が終わったわけだ。

わずらわしい2・3個の現実はおいて・・

ドライブに行かないか。


サルが見張る山道を二人で歩く、
降りて、変わったソフトクリームを食べる。
地産のじゃがいもとたまねぎを、明日のカレーライスのために買う。

笑う。


過去未来に話が及んだりするのも、三連休。

かすがい太郎がいるから、成長を確認する。


必要な日用品を買い、
この店日曜なのに、ヤバイね。なんて要らぬお世話する。

笑う。

ここの、蕎麦や、おいしいんだって、いつか行きたいね。
でも、もうちょっと待ったら、新そばだしね。


あまりにも穏やかで、幸せだ。のん気だ。



雨・真夜中。