白いTシャツ

時期が良くて、決断力がある。

結局、黒と白、紺。洋服ね。


しっかりした素材の黒のデザインTシャツを６０パーオフで買った。

いいものは、やっぱりよくて、ちゃんと重ね着したインナーが

絶妙なバランスで見えて、後姿のタックもきれい。


それで、同じものの白を買った。って、一枚１６８０円。


もとは、４２００円だから、まあ、Tシャツにしちゃあ、いい。



節約一筋の私、危機感に目を向けざるを得ない私。

無駄遣いか、よく考えて決めてる。これは使えるT。


でも、少し、おしゃれ心を加速させてる人がいる。


あからさまに、好意がとまらない。


ちゃんといいおばちゃんになるという私の目標は毎日崩れる。

１００％、おばちゃんだ。ただのパートさんだ。


彼らが話している、洋画のタイトルはちんぷんかんぷんだ。



この歳になると、調子のいい日なんてそんなになくない？

綺麗なままでいられる日なんて。


白く塗ったって、午後にははげて、べったり。


私の片思いは小学校レベルだ。



変態だけど、ま、いいさ。悪いことはしない、できない。



私がセクシーな体で（結局刹那を求めるならそれは武器）、フェロモンむんむんなら

進んでしまったかもね、今までのいろんな場面。



そういうものは、人生を狂わすのかもね。それでいいのかもね。