私はあの頃
どんな侮蔑も屈辱も覚悟して生きると決めた。
己を知ると、人のことなどなにも批判できないし、
したくなかった。基本、いいところも悪いところもあるのが人間。
それから四半世紀経って、
私は好かれる人には好かれるけれど‥少ないかな
私の生きる世界では、何気取ってんの
言葉少ないとやられる。
けど、自分の両親がそうであったように
負けるが勝ち
損して得取れ
相手の気持ちを考えなさい
それを貫いて生きている二人の時代はもう終わったけれど
ここまで来たらあの人たちの、勝ちで
私は葬儀があるとすれば、「尊敬」の一言。というだろう。
けど、私は時代には合わず、宗教に走ることも出来ず
俗世間で苦しんでる。けど
苦しいのが人生、ってのは、言いつくされた言葉だけどそう思う。
誰かを好きになることさえ
制御して、不倫の恋のチャンスがあってもそうできなかったのも
自分。
なんだろう・・・
3日の入学式のあとの朝、珍しくタイムカードの前に並んだ彼。
間違えた私に、ただ必死で無言の私に冷たそうな彼。
好きとかもうない気はする。