秋空と杉の頭

休みなのに（だから？）ベッドから一度抜け出した後、

また、布団にもぐりこんでしまった。

幸い？ひどい疲れで良く寝ていると思うので、

眠りに落ちることがない。

青い空がまだ（台風がくるとか来ないとか）窓から見えていて、

高い杉の木のてっぺんが、三角にのぞいている。


去年もこの景色を、眺めていたのかなと思う。


眠りに入らないぶん、しきりがつかず、うつうつ、だらだらとして、

気持ちが上がらない。

去年はもっと、とてつもない不安に絡めとられていたけれど。


でも、その日暮なことには、なんらかわりないけど、

だれだって、明日の保障なんてないのかもしれない。と思ったら少し
楽になる。

明日、死ぬかもしれない。誰かが病気で倒れるかもしれない。

そしたら、色んなこと悩んでいる暇もない。

悩んでも仕方ない。

その日を生きるのみ。だから、こうして、夕方に少し復活した。


2時に一人帰ってきた。

その頃にはもう、からし色のＴシャツに着替えて、

ノートを書いたりしていたので、だらしない姿を見せずにすんだ。


台風は温帯低気圧に変わった。


京都の紅葉がクリスマスごろになるだろうとＴＶで言ってる。

2050年の今頃の気温が35℃、お彼岸で40℃を切るようになったね、と
言うようになるらしい。

後26年後。あたしはみおくられていたいな。

また、勝手なこと。